※今回はたいした内容ではありまへん、ただ個人的ま経験でアルミパーツの修正で気を付けたいポイントを書いてます。
台風風強すぎ。
朝見てみたらグロムが倒れてた。
夜中に台風ですごい風だったけども、カバーかけてたせいだろうけども。
各部点検してみたところブレーキペダルがぐにゃり。
あー、直さなきゃ・・・・
で、元に戻すことに。
ペダルを外して平坦な所に置くとどのくらい歪んでいるかが良く分かる。
けっこう曲がってる・・・・・・
金属は全般的にそうだけど、アルミは特に一度曲がったものを戻そうとすると金属疲労でクラックが入りやすいと思う。
たぶんこれもそのまま戻そうとするとポッキリいきそうな気がする ※あくまで気がするとうことで絶対におれるかというと分かりません。
いままで何度かアルミのパーツを戻そうとして折ってきたので今回は気をつけて修正しようと思う。
用意するのはバーナー、ハンマー、耐熱レンガ。
耐熱レンガは上に物を置いてバーナーであぶっても割れたり爆発したりしないのでよく弄る人は一つ持っていると便利。
金属は熱すると柔らかくなるので曲げてもクラックが入りにくくなる。レアメタルとかチタンみたいなのはやったことないから分からない。
さっそくバーナーであぶる。
鉄は熱くなると赤くなって溶ける前のころ合いも分かりやすいけど、アルミは赤くならないのでいきなりとろける、融点も鉄より低いのであぶりすぎには注意が必要。
それと、あぶる時には両面をやること、片面だけだと表裏で温度が変わってしまい、クラックの元になる。まぁアルミは熱伝導率が高いし、この程度の厚みなら大丈夫かもしれないけど、失敗したらやだし。
大体これぐらいかなー?と思ったら軽くハンマーで叩いてみる。あくまで軽くたたく事、柔らかくなっていれば軽くたたいても曲がりがもとに戻っていく。
で、軽くコンコンと叩くと見事に元通り。
よくあるステンレスの鍋とか磨くスポンジで磨くと元通り。
装着して終了。
微妙に歪んでるけどこの程度は気にしない。
気になるならプレスを使ったり、鉄板でサンドイッチして叩くなりとやればいいかと思う。
あんまたいしたことないネタで申し訳ないけどこれにて終了。
お返事遅れました。
温度についてですが、アルミは素材的にすごく分かりにくくなってます。
書いている様に鉄は赤くなるのですが、アルミは解ける前に光ます(光るというかピカピカになる感じ)そこから一瞬で溶けてしまいますのでその前に熱を切らねばなりません。
私の場合は、ある程度あぶったら火を離して軽くハンマーで叩き、それで変形しなければまたあぶる、でコンコンして変形して曲がり始めると一気にやります。
あまり力は入れません。
熱が弱すぎて力で曲げるとアルミは疲労で破断してしまいます。ここも鉄とは特性が変わる部分です。
バーナーの火力や炙る距離、対象の大きさや肉厚でも条件は変わるので一概にこれだけとは言えないです。
以上参考程度でとらえてください。