1962年11月にはこんな曲が流行していました。
①太陽はひとりぼっち コレット・テンピア楽団
②ヴァケイション コニー・フランシス
③禁じられた遊び ナルシソ・イエペス
④愛さずにはいられない レイ・チャールス
⑤レモンのキッス ナンシー・シナトラ
⑥スピーディ・ゴンザレス パット・ブーン
⑦レッツ・ゴー物語 グレイヴ・ダグラス
⑧史上最大の作戦 ミッチ・ミラー楽団
⑨三軍曹マーチ ビリー・メイ楽団
⑩アルディラ エミリオ・ペリコリ
⑩ティーン・エイジ・アイドル リッキー・ネルソン
⑫ロコモーション リトル・エヴァ
⑬悲しき慕情 ニール・セダカ
⑭あの娘が君なら エルヴィス・プレスリー
⑭枯葉の子守唄 ドディ・スティーヴンス
映画音楽の『太陽はひとりぼっち』が独走です。コニーの『ヴァケイション』も大ヒットしたのですが
残念ながらトップの座を奪うことはできませんでした。
今月の新曲として、映画からは『レッツ・ゴー物語』と『史上最大の作戦』が登場です。
『史上最大の作戦』はサントラ盤や作曲者のポール・アンカ自身の歌唱など多種出回りましたが
ミッチ・ミラー楽団が定盤となりました。
他にもリトル・エヴァの『ロコモーション』、プレスリーの『あの娘が君なら』もランクインです。
ドディ・スティーヴンスの『枯葉の子守唄』も顔を出しましたが、YOUTUBEにアップされていませんので
リンクできません。
↓はリトル・エヴァの『ロコモーション』 YOUTUBEより
ベストテン入りはしませんでしたが、ボビー・ダーリンの『さびた手錠』、映画『イタリア式離婚狂想曲』の
主題歌『だまって愛して』、ブライアン・ハイランドの『涙のくちづけ』、ケニー・ボールと彼のジャズメンの
『ウィーンの夜は更けて』などもこの頃のヒット曲でした。
『さびた手錠』はラジオ関西の電話リクエストで毎週のようにかかっていましたが神戸限定だったのかも
しれません。『涙のくちづけ』は殆どヒットしておりませんが後年にレターメンで大ヒットになりました。
『ウィーンの夜は更けて』はモーツアルトの「トルコ行進曲」をジャズにアレンジしたものです。本来ならば
『トルコの夜は更けて』と命題したいところですが当時トルコといえば特殊浴場の風俗店の略称でしたので
そういうタイトルにできなかったという逸話もあります。
↓はボビー・ダーリンの『さびた手錠』 YOUTUBEより