『哀しみのシンフォニー』 シルヴィー・ヴァルタン
”Caro Mozart” Sylvie Vartan 【YOUTUBEより】
原曲はモーツァルトの交響曲第40番第1楽章ト短調K550で、俗に『愛は永遠に』とも呼ばれています。
1971年にこれをアレンジしたワルド・デ・ロス・リオス楽団のインストゥルメンタルがスペインでヒットし、
パオロ・ドッセーナがイタリア語の歌詞をつけ、1971年にシルヴィー・ヴァルタンが唄って日本でもヒットしました。
タイトルの”Caro Mozart”を訳すると「親愛なるモーツアルト」で、その歌詞は
この音楽は空気を漂い 大きな魔法をはらんでいる
魅惑の世界に引き込まれそう あなたの幻想が治める世界では
音たちが優しく迎えてくれる 愛しい人 あなたの音楽は永遠です
と、始まって愛を訴えるがごとくモーツアルトを称賛しています。
日本でも1972年の3月頃にヒットしたいわゆるポップ・クラシカルです。
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