★ Nueve De Julio (7月9日) はアルゼンチン共和国の独立記念日です。
この日ばかりはどうしてもアルゼンチン・タンゴが聞きたくなります。
今日は、クァルテート・ロス・ポルテニートスの『ヌーヴェ・デ・フリオ』を聞くことにします。
『7月9日』 クァルテート・ロス・ポルテニートス
”Nueve De Julio” Cuarteto Los Portenitos 【YOUTUBEより】
(残念ながら動画が削除されたようです)
この楽団は1950年代末にレオ(ヴァイオリン)とサントス(バンドネオン)のリベスケル兄弟が中心となって結成された四重奏団で、
これにギター二本を加えたノスタルジーなコンフントです。
ピアノやコントラバスを擁したオルケスタ(ティピカ)が室内演奏に限られるのに対して、こちらは持ち運びの不自由さもなく、
また場所を選ばずどこでも即興演奏が可能なため下町の街角などでのダンス演奏向きのスタイルでした。
ティピカ楽器を前面に押し出しながらの古風的な演奏、特にレオの下町色の濃いヴァイオリンは絶品です。
*****
このクァルテート・ロス・ポルテニートスは私の好みの楽団でした。
1960年代末半ばのラジオ番組でLP盤から数曲が特集として放送され、これをオープンリールのテープに録音したものを何度も
繰り返して聞いたものでした。
しかし、殆どの動画が見当たらなくなってしまいました。
かろうじて『フェリシア』がありましたので貼っておきます
『フェリシア』 クァルテート・ロス・ポルテニートス
”Felicia” Cuarteto Los Portenitos 【YOUTUBEより】