港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

マスターのCHOCHINです。

2015-12-27 08:45:16 | 独り言

港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』は、自分の記憶や思考を手元の資料などによって
"自分のための整理保管庫という道具"として当ブログを開設してまいりました。
記事も勝手気ままでわがままなブログですが、訪問者の方も多くいらっしゃるようで
トータル訪問者IPがとうとう100.000を超えたようです。
現在、体調も思わしくなく、いつストップするかもしれない状態なのですが、引き続いて気ままに綴りたいと思います。

今後も寛容にご閲覧いただけますようお願いいたします。


巷でブログの訪問者の数でお小遣いが稼げるシステムがあるようですが、
このブログはそれとは無縁なので個人的な利益はまったくありません。
念のために申し添えておきます。



1971年 『雨を見たかい』 C.C.R.(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)

2015-12-26 12:56:59 | 続・60年代ポップス変遷史

”Have You Ever Seen The Rain” Creedence Clearwater Revival



カントリー・ロックの四人組であるC.C.R.の日本で最もヒットした曲で、彼等のアルバム『Pendulum』に収録され
ていました。作詞・作曲はメンバーのリーダー格であるジョン・フォガティーによるものです。
日本では1971年1月から6月にかけてヒットしています。

Someone told me long ago
There's a calm before the storm
I know, and it's been coming for sometime
When it's over so they say
It'll bring a sunny day
I know, shining down like water

↓はC.C.R.の『雨を見たかい』 YOUTUBEより



1971年 『夜のメロデイ』 サルヴァトーレ・アダモ

2015-12-25 13:37:33 | 続・60年代ポップス変遷史

”La Nuit” Salvatore Adamo



1964年に収録されたアダモ自身が作詞作曲したアダモの初期的作品で、彼のセカンド・アルバムの中の一曲。
アダモの1971年来日の際に日本語盤もリリースされてヒットしました。

Si je t'oublie pendant le jour
Je passe mes nuits à te maudire
Et quand la lune se retire
J'ai l'âme vide et le cœur lourd

↓はサルヴァトーレ・アダモの『夜のメロデイ』 YOUTUBEより



1971年 『マミー・ブルー』 ポップ・トップス

2015-12-24 11:20:41 | 続・60年代ポップス変遷史

”Mamy Blue” Pop tops



『パリの空の下』のユベール・ジローが作詞・作曲したこの曲は当時各国で複数の競作盤がリリースされました。
中でも、フランスのアラン・ミヨーのプロデュースによりスペインのポップ・トップスのレコードが有名で、これは
同グループのリーダーであるフィル・トリスが英詩を付けたものでした。
家出から戻ってみたら母親は亡くなっていて家は荒れ果てていたという内容のこの曲は、フランス語の歌詞で
作られた曲ですが、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などで、多くの歌手に歌われていて、ジョニー・ドレルリや
ヴィッキー、ダリダ、ニコレッタなどもレコーディングして競作合戦になりました。

Oh mamy, oh mamy mamy blue
Oh mamy blue oh mamy mamy (繰り返し)
I may be your forgotten son
who wandered off at twenty one
it's sad to find myself at home
If I could only hold your hand
and say I'm sorry yes I am
I'm sure you really understand
oh, ma, where are you now?

↓はポップ・トップスの『マミー・ブルー』 YOUTUBEより


歌詞の内容はシャングリラスの『家へは帰れない』と同系統ですね。




1970年の映画音楽

2015-12-23 12:29:35 | 続・60年代ポップス変遷史

1970年の映画音楽



映画音楽につきましては、このブログの映画音楽史で大部分を取り上げていますので
1970年の洋楽を語る上でどうしても外せない名曲を少しだけ取り上げておきます。


『雨の訪問者のワルツ』 ”La Valse Du Mariage” フランシス・レイ楽団 YOUTUBEより



『哀愁のアダージヨ』 ”Adagio Cardinal ” レイモン・ルフェーヴル楽団  YOUTUBEより



『ひまわり』 ”I Girasoli” ヘンリー・マンシーニ楽団 YOUTUBEより



他にも1968年にヒットした映画音楽としては
雨にぬれても、サークル・ゲーム などがありました。

1970年に流行したポップスはこれにて終了です。
紹介することができなかった曲もありますがお許しのほどをお願いします。
1970年の締め括りとして、私の個人的な年間ベストテンを掲げておきます。


①信じられない ミーナ・マッツィーニ
②二人の天使 サン・プルウ楽団とダニエル・リカーリ
③悲しみの兵士 シルヴィー・ヴァルタン
④哀愁のアダージヨ レイモン・ルフェーヴル楽団
⑤エーゲ海の真珠 ポール・モーリア楽団
⑥雪が降る サルヴァトーレ・アダモ
⑦ひまわり ヘンリー・マンシーニ楽団
⑧雨の訪問者のワルツ フランシス・レイ楽団
⑨あなたのとりこ シルヴィー・ヴァルタン
⑩カトリーヌ ダニエル・ヴィダル


以前もこのブログで申し上げましたように60年後半から私の英米離れが顕著になりました。
こうして並べてみますと、英語圏の音楽に対する興味が失せてしまっていますね。