クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

京都旅行3日目:愛宕念仏寺

2021年11月26日 20時19分23秒 | 旅行

愛宕街道をさらに奥に進むとY字路の交差点に愛宕神社の一の鳥居が立っています。
鳥居の少し先に愛宕(おたぎ)念仏寺があります。
元は奈良時代に東山の地に建てられましたが、紆余曲折を経て大正時代にこの地に移築されました。



山門の仁王像。


鐘つき堂には3方向に鐘が下がっていました。

鎌倉期建立の本堂。内部には本尊の千手観音像が安置されています。


本堂からの眺め。


地蔵堂。内部には火除地蔵菩薩像が安置されています。

本堂の奥にあるお堂。





境内には参拝者が彫った沢山の羅漢がありました。その数、1200体。
ユーモラスな表情も多くあり、「癒しの寺」として親しまれているそうです。


ふれ愛観音堂。


仏像彫刻家の先代住職により制作されたふれ愛観音像。

京都旅行3日目:化野念仏寺

2021年11月26日 20時14分13秒 | 旅行
滝口寺を後にして、化野(あだしの)念仏寺に向かいました。
化野の地は古来風葬の地で、寺伝によれば空海が五智山如来寺を建て野ざらしの遺骸を
埋葬したのが始まりという。後、法然の念仏道場となり現在は浄土宗の寺院である。
小ぶりの本堂には湛慶(運慶の長男)作と伝わる金色の阿弥陀如来坐像があります。


念仏寺に続く参道は風情ある町並みが続きます。


寺の入り口は紅葉が始まっていました。


入り口を入って左手側に回ると螺旋形の階段を持つ石造りの仏舎利塔があります。




境内の中央には8千体の石仏、石塔が並ぶ西院の河原があります。


本堂の裏手には竹林の小径があり、小径の先には六面体地蔵と墓地があります。化野念仏寺は多くの石仏と石塔に埋め尽くされた独特の雰囲気を持つ寺院でした。