オヤジギャグ

　時は深夜1時に差し掛かった。

　客T「さあ、帰って寝よかな」
　私 「帰ったらバタンキューか？」
　客T「そうや、直ぐに寝るわ。ここの酒、睡眠薬みたいやし」
　私 「いや、精神安定剤や。俺の優しいトークも加わるから安らぐやろ」
　客T「どこが優しいトークやねん！客を客と思えへんキツイ言葉」
　私 「客を客と思えへんという事は、立場はキャクと違(ﾁｺﾞ)て、ギャクになるんかなあ」
　客T「キャク(客)とギャク(逆)のダジャレを言うてると場合と違うで」
　私 「俺はギャクではなくギャグを言うてキャクに喜んでもらお思てんねんけどな」
　客T「そんなつまらんオヤジギャグでは誰も喜べへんわ」
　私 「ほんだら俺のオヤジギャグは、お客さんをシラケさせてるんかいな」
　客T「そうや」
　私 「自分で自分の事を苦しめてしまうわ。オヤジギャグで、おや、自虐」
　客T「またギャグを言うてるわ。何でも言うたらエエっちゅうもんやないで」
　私 「病気や、許せよ」

 

　謎かけ：オヤジギャグとかけて、国を統轄すると解く。どちらも(滑る・統べる)でしょう