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感染症学会

2020-03-01 09:57:08 | 環境汚染

新型コロナ「50歳未満は自然治癒の可能性」感染症学会が見解

 新型コロナウイルスの感染が世界各地で拡大するなか、政府が全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から春休みまで一律に休校するよう要請したことが波紋を広げている。こうしたなか、日本感染症学会と日本環境感染学会は、「50歳未満では、肺炎を発症しても自然治癒する例が多いため、抗ウイルス薬を投与せずとも経過観察で良い」として、症状が無かったり、軽い場合は、1週間で症状が良くなるため自宅安静で十分だという考えを示した。
先行きが見えない不安
 
今は感染拡大を防ぐ瀬戸際の時期だ

 厚労省によると、27日現在の国内の感染者数は210人、クルーズ船では705人となっている。さまざまなイベントが中止になったり、感染者がいない地域も含めて、全国一斉で休校することについて、戸惑いや不安の声が高まっている。
 
 先行きが見えず、具体的な情報が乏しいなか、日本感染症学会と日本環境感染学会は、「一般市民に共有してほしい」として、具体的な情報や行動マニュアルを発表した。

治療が必要ない場合も
 
東京都内の総合病院入り口にも消毒薬が置かれるようになった

 新型コロナウイルスは、これまでの研究や症例報告から感染しても、症状がないままで経過するケースが多いことは知られている。両学会によると「重症例だけが注目されるが、実際には無症状や風邪と同じような軽い症状の人が多数存在する」として、こういった場合は、治療の必要はなく、家族にうつさないよう注意して、自宅で安静にしていれば、1週間程度で症状が良くなるとしている。

受診の目安
 
自分が病院に行く必要があるのか?判断の目安は?

 一方、症状が出る人の場合は、平均1日から12.5日の潜伏期間を経て、発熱や息苦しさ、強いだるさ(倦怠感)を感じることが1週間前後続く。
 
 インフルエンザの場合は、通常は3〜4日までが症状のピークだが、新型コロナの場合は、症状が長引く傾向があるため、4日〜1週間経過しても悪化する場合は、保健所や「帰国者・接触者相談センター」に連絡して、専門の医療機関を受診してほしい。
 
 すでに知られていることだが、高齢者や糖尿病、心不全、腎臓障害、透析患者、抗がん剤、免疫抑制製剤などを服用している持病がある人の場合は、なるべく外出を控えて、人混みを避ける必要がある。症状が4日以上続かなくても、高熱や呼吸困難があれば、すぐに保健所や相談センターに連絡して、医療機関の受診が必要だ。

PCR法は万能ではない 特効薬もない
 

 一般市民の間でも「PCR法」という検査技術が認知されるようになったが、新型コロナは、インフルエンザに比べてウイルス量が100分の1〜1000分の1と極めて少ないため判定が難しく「決して万能ではない」という。そのため、現時点では胸部CT検査などで肺炎の影が認められ、重症化するおそれがあると判断された場合だけ遺伝子検査を実施することになる。
 
 治療にあたっては、現時点では特効薬が無いため、国内ですでに承認されている薬剤を、保険適用されない「適応外使用」することを、患者に理解してもらわなければならない。
 
 抗ウイルス薬の使用をめぐっても、学会は「おおむね50歳未満では肺炎を発症しても自然経過のなかで治癒する例が多く、必ずしも投与する必要はない」という見解を示している。一方で、50歳以上や持病がある患者では、呼吸器不全を起こすリスクがあり、致死率も高いため、酸素呼吸器が必要になった時点で抗ウイルス薬の検討が必要だ。

換気でウイルス量を減らす
 
花粉症にはツライが、窓を開けて室内の空気を入れ替えるのも効果がある 

 すでに手洗いの励行や手指の消毒、時間差通勤やテレワークの推進はよく知られるようになった。両学会では「ウイルスが長時間にわたって部屋の中で浮遊し続ける空気感染の可能性は極めて低い」としているが、閉鎖された環境の場合、会話などでウイルスを含んだ唾が一時的に空気中に浮遊し、それを吸い込むことで「エアロゾル感染の可能性はある」と指摘し、窓を開け放したり、換気扇を利用することでウイルスを一定程度減らすことができるとしている。


「政府の力だけでこの戦いには勝利できない」

2020-03-01 09:32:41 | 環境汚染

満持しての安倍首相会見、疑問や不安に響かぬ精神論

安倍晋三首相は2月29日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、初めての国民に向けた会見を開いたが、小中高校などの一斉休校要請に至った唐突な判断の具体的根拠は示さなかった。政治決断への理解や協力を求めただけ。予備費2700億円を活用した経済対策には触れたがとりまとめはこれからだ。多くの国民が目にする土曜夕方に会見を設定した割には、まさかの時間制限付きで、国民の不安と向き合う覚悟は、この日も見えなかった。
  ◇    ◇    ◇
「まだ質問があります」。官邸で始まった会見が30分を超え、事務方が終了を通告した際、指名を求める声が上がった。声の主はフリージャーナリスト江川紹子さん。27日に唐突に表明した休校要請をはじめ、「政治決断」の背景を説明するため、首相は異例の休日会見に臨んだが、予定時間超過を理由に約35分で終了した。
質問は5問で、通常の首相会見の流れと同じ。透明板に文字が映るプロンプターが用意され、書面に時折目を落とした。積極的な説明が求められる中で、守りの姿勢が目立った。
今後1〜2週間が感染拡大か収束かの瀬戸際という、24日の専門家会議の見解を「土台」としたが、その後も全国で感染拡大は続く。首相は「学校で集団感染のような事態は起こしてはならない」と強調し、子どもたちが影響を受けることは「断腸の思い」と述べたが、「判断に時間をかけているいとまはなかった」と強調した。説明の不十分さは認めたものの、教育現場を混乱させたことへの陳謝はなく、「ご理解を」「ご協力を」と繰り返した。
働く保護者が影響を受けることから、新たな助成金制度の創設に触れ「正規、非正規を問わずしっかりケアする」と述べたが、具体的な仕組みには触れなかった。予備費を使った緊急経済対策とりまとめも「10日のうちに」で、見切り発車の実態を露呈した。後手後手批判を受けているが「必要な対策をちゅうちょなく講じてきた」と豪語した。
一斉休校は首相の独断。与党関係者は「ハレーションは予想しただろうに、国民を納得させられる材料が少ない」と話す。発信が足りないと指摘されても応じなかった会見に、追い込まれた首相。「決断した以上、私の責任で万全の対応を取る」と述べたが、国民の不安に響く内容にはほど遠かった。
感染防止策を「戦い」と表現するなど、精神論も目立った。「政府の力だけでこの戦いには勝利できない」と国民全体に協力を求めたが、「必ず乗り越えることができると確信している」と、希望的観測でしか語れなかった首相。「夜日程」が批判される中、前日も作家百田尚樹氏らと会食。この日は会見後、自宅に直行した。


カリフォルニア州で緊急事態宣言

2020-03-01 09:28:00 | 環境汚染

新型コロナウイルス、米国に本格上陸

カリフォルニア州で緊急事態宣言
 新型コロナウイルスがついに米本土に上陸した。
 ドナルド・トランプ大統領にことごとく対立する「民主党王国・カリフォルニア」の4つの郡(カウンティ行政区)は独自に緊急事態宣言を出した。
 ギャビン・ニューサム同州知事は、感染がさらに拡大すれば州全土に緊急事態宣言を発令する構えを見せている。
 2月27日現在、カリフォルニア州で感染が確認されたケースは33件。すでに8400人がモニター(健康観察)対象となっているが、モニタリング機材の不足が指摘されている。
 緊急事態宣言を出したオレンジ郡内にはディズニーランドや「二刀流」の大谷翔平選手が所属するエンジェルズの根拠地アナハイムがある。
 同郡で出た新型ウイルス感染者は目下のところ武漢を旅行したことのある居住者1人。
 だが、世界中からの観光客があるディズニーランドがある。中国や韓国からの潜在的感染者がやって来る。
 郡当局としては「ドル箱」のディズニーランドを閉鎖する前に「わが方は目を光らせているんだぞ」という強いメッセージを発信する意図がある。
 一方、サンフランシスコには、市のシンボルで観光スポットのチャイナタウンがある。中国人移民が住み着き、中国との人的交流がこれほど密接なところは米国にはない。
 目下のところ感染は確認されていないが、いつ感染者が出ても不思議ではない。
 一年中、観光客で賑わうチャイナタウンだが、新型ウイルスのお陰で観光客は激減しており、今は閑散としている。


沖縄で“陰性”が97%の理由

2020-03-01 09:15:44 | 環境汚染

「暖かいから感染しにくい?」医師は懐疑的 新型コロナ、沖縄で“陰性”が97%の理由

 沖縄県内での新型コロナウイルスの感染は20日を最後に、29日まで確認されていない。県は連日、ウイルス(PCR)検査をしているが、これまで検査した101人のうち約97%の98人は陰性で、陽性は3人のみ。なぜ陰性が圧倒的に多いのか。

 

 ◆データ少なすぎる

 「沖縄は暖かいからウイルスの活動が低下し、陽性が出にくいのではないか」。ちまたでよく聞かれる声だ。確かに都道府県別の患者数は寒い北海道、冷え込む東京都や神奈川県が多く、九州・沖縄は少ない傾向にある。

 この見方に対し、県の糸数公保健衛生統括監は「寒い所は気密性が高く感染しやすいという意見もあるが、実際は分からない」と慎重だ。

 例えば、東北地方では28日まで感染確認がなかった。29日に仙台市で感染が確認されたが、集団感染の起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の下船客だった。

 県立中部病院感染症内科の横山周平医師も「新型コロナに強い沖縄」説に懐疑的だ。「まだ数が少な過ぎて、新型コロナウイルスが温度に強いとも弱いとも言えない」と話す。

 ◆検査は万能でない

 県内で陰性が多いことについて横山医師は、国がPCR検査の基準を下げて、検査を受けられる人数を増やしたことを挙げる。対象を広げて検査する分母が多くなれば、それだけ陰性が出る確率が高くなる。さらに陽性の人がきちんと陽性と出る確率「感度」も100%でないという。

 現在、国はある地域での小規模な集団感染「クラスター」を探そうと検査数を増やしている。対して沖縄県は「感染を起こしているかを調べるために、たくさん検査をしている」と横山医師。「ただ感染していても陰性と出る場合もある。PCR検査の限界というより、そもそも検査とはそういうもの」と説明した。

 日本感染症学会も21日発表の声明で「新型コロナウイルスはインフルエンザのウイルスに比べ、100分の1から千分の1の少なさとされている」と指摘する。結果の判定は難しく、「検査は万能でないと理解して」と呼び掛けている。早く終息してください・・・・