クロアチア首都で「140年ぶり」の大地震、コロナ感染拡大にも警戒
クロアチアの首都ザグレブ北部で22日、大地震が発生した。建物が倒壊し、少なくとも10代の若者1人が重体となっている。
プレンコビッチ首相はマグニチュード5.3の地震について、ザグレブで140年ぶりの大きさだと語った。
市内の一部では複数の火災や停電が発生。市民は通りに集まった。
首相は、余震の可能性があり市民は家の外にとどまるべきだと述べた。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、互いに社会的距離を保つよう呼びかけた。
クロアチアで現時点で確認された新型ウイルスの感染件数は206人で、1人が死亡した。
保健当局によると、倒壊した建物のがれきから15歳の若者が救助され、重体だという。また別の未成年者が屋根の落下によって頭部を負傷し、病院で手当てを受けた。
ザグレブの消防当局によると、複数の場所で救助活動が行われており、がれき撤去を手伝うため軍が派遣されたという。
地震にコロナ最悪の事態です。・・・・・・日本は大丈夫