台風4号が北海道に来る? 影響は
7月ゼロの台風が8月1日に2個も発生
既報の通り観測史上初の台風の発生がゼロだった7月を過ぎ、8月に入ってすぐの昨日1日は、台風3号(シンラコウ)、台風4号(ハグピート)と2つの台風が発生しました。 このうち、台風3号は大陸方面へと向かう見込みです。一方、台風4号は、まだ予報円がかなり大きいものの、太平洋高気圧の縁辺を北上して大陸東岸を通り、朝鮮半島付近を通過して北海道へと接近する可能性があると予想されています。 台風4号は7日(金)の3時には温帯低気圧に変わる見込みで、今の所は台風として北海道に上陸することはなさそうです。
温帯低気圧化しても進路次第で強風や大雨の恐れ
温帯低気圧となっても湿った空気は残るため、北海道に大雨をもたらす可能性があります。 また、温帯低気圧になったからといってすぐに風が弱まるというわけではありません。台風の場合は中心付近の風が最も強くなりますが、温帯低気圧は中心付近から離れた地点で最も風の強まることがあるため油断はできないのです。 接近まではまだ時間がありますが、念のため最新の気象情報をチェックするようにしたほうがよさそうです。