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マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

地震対策の講じ方

2011年04月12日 | 半径1mの話
ここのところ千葉県が震源地の余震が頻発しており
余震と呼ぶにはあまりに大きな揺れに
身も心も落ち着かない気分でおります。
とは言え、避難生活を強いられている方のご苦労を思えば
何のこれしき、でございますが。

昨日の夕方の余震は、これが余震?
と思うほど結構大きくて長く続きました。

夕飯の支度をしていたのですぐにガスを止めて
使用中の電化製品のスイッチをオフにして
テレビの前に置いたテーブルの上に座布団を二枚敷いて
(やっとこさ買ったテレビが転倒しても無事なように。)
貴重品の入ったバッグを斜め掛けにして
外に出るべきか否か3秒ほど待ちます。

以上の行動が地震警報が出た時の私のルーティンワークでございまして
パブロフの犬さながら身体が習得してしまったようです。
ちなみに私における貴重品とは、胃痙攣止めの薬のことでございまする。

3秒待っても隣人が屋外に飛び出す気配が感じられなかったので
いつでも避難できるよう玄関のドアを開けに行こうとしましたら
後ろの方で不気味な音がなりだしました。
見るまでもなくそれは食器棚が揺れている音でした。

ひと月前の地震の際には、自宅にいなかったため
こんなに揺れている食器棚を見るのは初めてのことでした。
地震の際には、大きな家具から離れるのが鉄則ではありますが
食器が散乱したら後片付けが面倒です。
めんどくさがり屋の私は後片付けから逃れたい一心で
必死に食器棚を押さえておりました。

押さえながら、このひと月
食器棚の地震対策を怠っていたわが身を反省した次第にございます。

どうせたいした料理を作るじゃなし。
茶碗蒸しの器など最後に使ったのはいつのことじゃろ。
松茸の土瓶蒸し用の器なんぞ一度たりとも日の目をみたことがないではないか。
パエリヤは器が命なんて言って買った大皿が泣いとるわい。

というわけで、野菜炒めを盛り付けるお皿だけ残して
出番のない食器はとっとと処分して
有事の際の後片付けが少しでも楽になるよう備える所存にございます。

みなさまにおかれましても、更なる地震対策をご講じ下さいませ。