まずいリンゴが蘇った話

先日、安さに釣られて箱買いしてきたリンゴが
軟らかくて長男のクチには合わなかったため
残り19個のリンゴの行く末を案じておりましたところへ
タイミング良く次男がやってまいりました。

柔らかめのリンゴあげようか？と言うと
生意気にも要らないと申します。

選好みをするとはおまえは何さまか。
そのような御子に育てたつもりはござらぬぞ。

長男は、果物全般を食べないので
たまに高級メロンが我が家にやってきても
私のライバルにはならないため
軟らかいリンゴを食べなくても文句は言えませんが
私の分までメロンを食べやがる次男には
責任をとってもらわねばと
江戸の敵を長崎で討つ的発想で
ここは何としてでも次男に持ち帰ってもらわねば！

メロンは軟らかい方が美味しいでしょ。
メロンを食べてるつもりになれば良いだけじゃん。
あんた、ごはんでもお肉でも軟らかい方が好きじゃん。
それにね、食べ物を粗末にしたらいけないんだよ。

などと粘ってみましたが、敵は屈せず・・・。

と言う訳で
嫌われものの軟らかリンゴたちはジュースに生まれ変わり
冷凍庫に居場所を変えたのでございました。

グッドアイデアを思いついた私を褒めて進ぜようと思いまする

めでたし。めでたし。



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