マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

らっきょうなんて大嫌いだ〜

2016年06月19日 | 半径1mの話
熊本に帰って間も無く、父から年間行事についてのお話がございました。

梅干しとらっきょうを漬ける事も、父にとっては、重要なイベントゴトなんだと、その時認識した次第です。

父の話では、6月になったら、皮をむいた綺麗ならっきょうが店頭に並ぶから、それを3袋とらっきょう酢を買ってくるだけで簡単にらっきょうがつけられるから、という事でしたが

いろんなお店を覗いても、泥つきらっきょうしか置いてありません。

毎年この時期には、綺麗ならっきょうが置いてあるのにどうした訳だろうか!?

きっと、地震の影響だよ。

どう言う関係があると言うのだ!?

だって、農家の人もかなり被災したらしいから、らっきょうの皮むきどころじゃないんだよ。

そうか。
ならば、仕方ないな。今年は漬けられんな。

心なしか寂しそうです。


らっきょうを漬けられずに無念じゃ〜と言うのが最期の言葉になったら、それこそ無念ですので、高齢者の願いはなるべく叶えて上げねばなりますまい。



泥つきのらっきょうの皮をむけばいいだけでしょ?
少しだけ漬けようか?


そうか!?
じゃ、父ちゃんが皮をむくからな。

そんな見え透いたこと(笑)


てな訳で、昨日、泥つきのらっきょうを1袋だけ買って来て(父には、最後の一袋だったよ〜と言っておきました。)

包丁の根元を使って皮をむき始めたわけですが、泥除けのためにゴム手袋をせねばねらず、これが暑いの何の、しかも包丁のキレ味が悪いため、思うように捗りません。

嗚呼!
父が漬けるのを諦めた時点で、知らんぷりしておけば良かった〜

仏ゴコロを起こしたばっかりに、文句タラタラで作業をする羽目に。

元々、私は要領が悪いので、何をやっても時間ばかりかかってしまうのですが、1キロ足らずのらっきょうの皮をむくのに、2時間近くかかってしまいました。

それでも、綺麗な状態になったらっきょうを見た父が、

たったこれだけでも、梅干しやらっきょうを漬けると安心するな と、とても嬉しそうだったので、2時間の手間暇も何のそのでございました。


・・・と、日記には書いておきます。





⬇︎



⬇︎



⬇︎


Nちゃんへのエール

2016年06月19日 | 半径1mの話
昨夜は、久々に大きな余震があり、ようやく眠りに就いたところで、窓を叩く豪雨と雷鳴の轟きで、とても眠れたものではありませんでした。

横浜から帰省中だったNちゃんは、今頃横浜行きの新幹線に乗るべくして、実家を後にしたことと思います。

実家のお母さんは、諸般の事情により昨日弟さんのお宅へと向かわれたため、Nちゃんは故郷で過ごす最後の夜を、こんな大荒れの天候の中、ひとりで過ごしたわけです。

実家で過ごす時間は楽しいに決まっています。楽しい時間はあっという間に過ぎ、実家を去る時の辛さと言ったら・・・これは経験した人でないとわからない感情だと思います。

ただでさえ、遠くに嫁いだ者はそういう思いをしているわけですが、この度の地震の震源地にご実家があり、被災した親友の家があり
変わり果てた故郷の光景に当然のことながら、かなりショックを受けて・・・。


最愛のお母さんはNちゃんが育った故郷を離れて弟さんのお宅へ移られるわけですから、
明るく振舞っているNちゃんではありますが、その胸の内を思うと、どうしてもyellを送らずにはおれません。



Nちゃ〜ん、離婚すれば故郷での楽しい暮らしが待ってるよ〜!

(個人の勝手な意見です。)





Nちゃんだけへ追伸
新幹線の中で泣きたくなったら、このアイスを食べた時の事を思い出してね。