「玻璃の器」
管理人さんは渡辺キリさんとおっしゃいます。
URLはこちら、http://rinrin.saiin.net/~kiri/hari/top.html
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リンクフリーのようですので、ブログで紹介させていただいちゃいます。
渡辺さんはイラストもお描きになるようで、かわいい男の子がお迎えしてくれますよ~。
さすがにそのイラストは許可無しでは持ち帰れないので
わたしが描いた似顔絵で我慢してくださいな。
大好きな平安王朝物です。
主人公、馨君は大納言家の嫡子でそれはもう美しい男の子。
今帝の嫡子、東宮惟彰とその異母弟水良に愛されてしまうという、波乱に満ちた悲恋物語なのです。
三人の幼い頃の出会いから始まる物語は、
平安貴族や宮中の様子、それに絡まる複雑な人間関係を織り交ぜて、それは魅力的に描かれています。
王朝絵巻そのものの、きらびやかで、上品な描写が美しいです。
とにかく人物が生き生きしてる!
お話もテンポよくて引き込まれます!
成長するにつれ、人に言えぬ恋に苦悩し宮中の醜い権力争いに巻き込まれ、
運命に翻弄される馨君に思わず涙。
寝る時間も惜しんで読みました!
小説において、わたしが一番重要視するのは
登場人物とかストーリーとかはもちろんですけど、やはり「リアリティー」です!
これがきちんと描かれているかどうかで、その小説が生きるか死ぬかが決まる、
ってくらいに重要なことだと思うんですよ。
リアリティーは何も現代小説だけじゃありません。
むしろ、歴史ものやファンタジーこそ、これが必要なんじゃないかな。
そういう意味でもこの「玻璃の器」は傑作だと思います。
「花色」で満足できなかった方、ぜひ「玻璃の器」読んでみてくださいませ!
お勧めです!
長野さん、最近ガッカリ続きなのでいい加減図書館で様子を見ます。
本当珍しいですね!cochiさんがBL小説を紹介するの。でも、でも、ダメなんだ(笑)「花色」は表紙だけ記憶にあります。佐々木久美子さんの挿絵が好きなので目にとまったのです。
平安物で評判が高いBL小説といえば、和泉桂さんの「貴公子の求婚」はあちこちで絶賛されていました。えーと、私は未読ですが。
ご存知かもですがファンタジー同様歴史物も苦手なのですよね(涙)一般小説もまともに読み切った記憶がないです。
なんででしょう?リアリティは元がわからないので(不勉強でお恥ずかしい)特に気にしないです。登場人物達の置かれている状況、心境に共感しにくいからかしら。自分にも歴史萌えが欲しい今日この頃です・・・。
そういえば昔「新撰組」にハマろう!と自ら進んで足を踏み入れたのですが、あっという間に弾き返されました(笑)
でもお勧めのサイトさんは覗いてみますね!
新しい世界が開けるかも♪
「レモンタルト」……あまりにあまりなタイトルにかえってわたしは楽しみにしちゃってますよ。
義兄弟ものですか~、元気でやんちゃな弟くんとクールな義兄希望!
「花色」でがっかりしたので、ついついもっとおもしろいweb小説を紹介しちゃいました。
たぶんyoriさんダメだろうなと思いながら(笑)
自慢じゃありませんが、時代物、ファンタジー物、許容範囲広いです。←心は狭いけど
リアリティといっても時代考証に忠実という意味ではなく、作者の頭の中で、しっかりとした世界観が創られているかという意味です。
わたしも歴史はまっるで詳しくないので(笑)
「貴公子の求婚」?読んだことありません。さっそく探してみます!わくわく
明治さんの新刊、当然ながら、本屋にはありませんでした(涙)
かわりに「秘密」を買って帰りました。
そういえは「トーマの心臓」を森博嗣が小説におこしたんですね~。これはどうなんでしょう?
森さんの本はほとんど読んでいますが、期待していいのかな?とりあえず、まずは図書館かな?
ところであの表紙はトーマなんでしょうかね?