去り行く年を振り返って

思い起こせば４ヶ月まえ、日本画の作業工程を残したくて始めたblogでした。
それが今は……。

当blogにおいでくださいました方、コメントくださった方、
どうもありがとうございました。
おかげさまで素敵な出会いにも恵まれ
いろいろと楽しむことができました。

やはり「高村薫」様との出会いがガン、いえいえ、幸運でした。
わたしの人生を変えたと言っても過言ではないかも。
今さらBLにハマるなんて……。

当初の趣旨と違う方向に傾きつつあるダメblogですが、
あえて修正もせず、
来年もマイペースで突っ走って行きたいと思います。

お正月はどこにも行かずに寝正月！をしたいです。←主婦にはムリ（涙）

それでは皆様良いお年を。
来年もよろしくお願い致します　

阿仁谷ユイジ「恋愛裁判の行方」

阿仁谷ユイジ「恋愛裁判の行方」

えっと～、すみません～、ダメでした～！←誰に謝っている？
まず絵からして拒否反応が……
濃い　　濃すぎる　
耽美が好きってわけではないけど、わたしにとっては「キモイ」のカテゴリーに入ってしまうようで……。
涙でぐしゃぐしゃの顔も、あのよだれ唇も……。
キスシーンがナメクジの絡み合いに見えてしまうのはわたしだけ？　
あの顔で迫られたら、きっとグーで殴っていると思う。（笑）

わたしが男の子に求めるのは、純粋さと誠実さと不器用さ＋美しさ！
いや、ユイジさんの漫画の男の子たちもそれそのものなんでしょうけど、
絵の印象がすごすぎて……。
作品どうこうの前に脳がフリーズ。
かわいらしくて、ほのぼのしてて、微笑ましいシーンもいっぱいあるんだけど、
そのトーンで終わってほしかったです　

で、でも、こんなに多くの人（？）に指示されているんだからと、
勇気を振り絞って読み返してみると……。
なんだか、おもしろく感じてしまう自分にアゼン　
な、慣れってコワイ。
ああ、こうやって読者は「阿仁谷ユイジ」に醸されていくんですね。
（なめくじキスシーンにはまだ抵抗が……）

それにしてもユイジさんってこんなにライトな漫画をお描きになる方だったんですね～。
すっごい毒々しいシリアスな漫画を描く人だと思っていました。

年賀状完成～！

昨日、夜中まで、年賀状作りに奮闘してました。
なんといっても家族の分まで作らなきゃいけないので。（汗）
バイト代欲しいよ。
って大したことしてないんですけど。
フリー画像検索して、ダウンロードして、
フォトショップで画像サイズ調節して……それだけなんですけどね。
画像探すのが大変なんです！　
お気に入りのイラストサイトさまが閉鎖していたり……。

とりあえずこんなふうになりました。



これは自分用。描いていた朝顔を使いました。



こっちは旦那用。すっごくフツーです。フツーであることが大事みたいです。



これは娘用です。
こたつに潜って寝ている牛は娘そのもの！
いや、牛のほうがマシかも。
娘は頭さえ出さない！
こたつ布団の隙間から、目だけを覗かせてテレビを見ています。←恒例、冬の風景。

これから宛名書き、がんばりますわ～！
大掃除？えっと台所と、窓ふきが残ってますけど……。
どうにかなるか～　

山田ユギ「太陽の下で笑え」

山田ユギ　「太陽の下で笑え」
初めて「山田ユギ」を読みました。
プロボクサーになる夢をあきらめて以来、いいかげんな生活を送る壮平と
彼を見守り続ける近沢、ゲイの直樹、三人のなんとも清々しい日々の記録です。
男の子同士の友情（一部愛情）っていいなあ。
高校時代から続く腐れ縁とも言える友情。
お互いがお互いを理解し思いやり（壮平以外）、支え合い、友だちのために時に泣き、時に怒り。
三人がそれぞれ魅力的で。

それにしても近沢くん、いい男に成長しましたなぁ。
思いを告げることもせず１０年。（ちなみに２５歳です）
なんてストイックなやつ。
（後１０年それを続けたら、りっぱに加納義兄と肩を並べられるよ！）
まあ、相手が女たらしの荘平じゃあね、言えないか。
もうもう、今すぐ襲っちゃいたいだろうに、キスした後、
しれっと、「はずみ」だの「許せ」だの。
ポーカーフェイスにもほどがある。
そこが魅力なんだけどねぇ～。

う～ん、近沢くん好みです。愛いヤツです。

山田さんの絵って目が印象的なんです。
意志の強そうな、澄んだとっても綺麗な目をしてます。
目力ってやつですか？それがびしびし伝わってきます。うん、すごい。
絵もお話もよかったですね。
他のお話も読んでみよう！

余談ですが、今さらながら、ブログの「基本的な使い方」などというものを読みました、
文字の色やサイズの変え方を知りました。
うれしい～。っていうか、初めにちゃんと読めよ！

クリスマスの翌日

昨日は世の中、クリスマスだったんですよね～。

わたしにとってクリスマスは、
・ケーキを買いに行く日←大宮まで仕事の合間に。
・チキンを買う日←仕事帰りに
・料理をいっぱい作る日。←疲れているのに。
・山のように積まれた汚れたお皿を、うんざりしながら洗う日。←ああ、ほんとうんざり。

純粋にクリスマスを楽しめるのは、子供の頃か、恋人時代か、新婚時代くらいまででしょう。
とっくに、どれにも該当してません。

疲れました。疲れたのに今日は朝一でお仕事。
寒かったですね～。

町中には人が溢れ、道路は車で渋滞。
お願いだからヤクルトおねーさん、せめて法定速度くらいは出して走ってよ！
そこの道歩いているおばさん、手を左右に振って歩くのはやめて～！あたりそうで怖いよ～。

年末にむけてイライラが積もっていくのが手に取るようにわかります。
ああ、年賀状まだ書いてないし。っていうかまだ印刷もしてない。
こういうのお互いやめましょうよ、と言いたいけど、
こんな機会でもないと近況伝えられないし、知ることできないし……。

明日は大掃除やるぞ！
年賀状書くぞ！

今日はお正月用に、図書館で本を借りてきました。
高村薫の「黄金を抱いて翔べ」と三浦しをんの「月魚」と森博嗣の「スカイ・イクリプス」　

そうそう、昨日大宮行ったついでにハンズに寄ってこれ買ってきました。
（旦那のボーナスのお裾分けがあったもので）
大宮にはハンズがあります。ロフトもあるんですよ。←自慢してどうする。



自分で自分にプレゼント。
（もう夫婦でプレゼント交換するほど初々しくないんですよ）
スタビロのパステル色鉛筆。欲しかったんです、ふふふ。
う～ん、眺めているだけで幸せな気分。

ちなみに仕事納めは来週月曜日　

朝顔 ・カスラピスって何？

そろそろ完成に近づいているんですけど、
同時に苦労の後が見え始めているというか……、苦労してます。

特に朝顔の花。
あっさり仕上げたいのに、単調になりすぎても味気ないし、
かといってゴテゴテするのも、見苦しいし……。

今回は「カスラピス」っという岩絵の具を使いました。



「カスラピス」？
なんですか、それ？
ラピス（ラピスラズリ）の親戚？←瑠璃のことです。チョー高価です。
上野の「喜屋」さんの狭い店内の通路に特売品として無造作に置かれているのを発見し、
思わず買ってしまいました。

だって７ｇ￥５０ですよ！←中途半端なグラムと値段。
普通ラピスだったら５ｇで１0００円くらいはしているはず。
これは買いでしょう？正体はわからなくても！

今日はこの「カスラピス」が話題になりました。
カスラピスの正体を論議していると
Nさん（息子のホモ疑惑に一瞬悩んだ御婦人）いわく。
「ラピスのかすってことじゃないの？」
おお、ラピスのかすですか！
なるほど！作っているときに出た商品にならないような粉ですか？
「粒子が一定じゃないのかもしれませんね」と先生。
でも塗りやすかったです。

ということで、「カスラピス」は「ラピスのかす」で決定。
カタカナに直すと一人前の色名に見えるから不思議ですね～。

今年の漢字は……。

世間では、「今年の漢字」なるものが発表されましたね。
「変」でしたっけ？

わたしにとって今年は、やはりこの一文字「腐」に尽きるでしょう！

みごとに腐った一年でした。
やはり高村薫さまとの出会いが衝撃的でしたね。
「合田義兄弟」に萌え、BLコミックにハマり。

今は昨年発行の「ダ・ヴィンチ」BL特集を図書館で借りて勉強中です。
BL用語の解説なんかものっていて、初心者には最適ですね。
「貴腐人」ってそれはまさにわたしのこと？
うん、「腐女子」は辛いと常々思ってたんですよね。とっくに女子じゃないから。

腐の匂いがする文学なんていうのも紹介されてます。
「車輪の下」ってそんな話しでしたっけ？
あまりにも昔に読んだので覚えてませんわ。全寮制男子高校が舞台だったとは。
「有栖川有栖」もそうなんですか？ちょっと読んでみよう。
「バッテリー」は、うん、ね。
「草の花」、ぜひ読ませていただきます。
「神様がくれた指」「青空の卵」ふ～ん。
いろいろあるんですね～。
今読書中なのは「こころ」。ふふふ、なるほどね～。

BLコミックでは
木下けいこ←絵が気になります。好みかも。
山田ユギ←友人推薦。オークションで落としました。楽しみです。
日高ショーコ、ヨネダコウ、鈴木ツタ、石原理あたりはどうなんでしょうかね。

とにかく「腐」！
「腐」はわたしの「生きる支え」！です。（安易な支えだな～）

ラグビー

快晴の熊谷ラグビー場。
昨日、全国大学選手権大会、関東学院VS早稲田の試合を見に行ってきました。

　はじめて見るラグビー場。広い！空が青い。

　おお、選手を持ち上げている！

　スクラム。このあと崩れちゃいましたけど。

　ボールどこ？

とにかくラグビーを生で見るのは初めてなのでカンドーです。
生スクラム。その瞬間の男たちの声がいいですねぇ。
生タックル。ぶつかり合う音がするってどれだけすごいんですか～？
ラグビー初心者なので、ルールもろくにわかってないけど、
周りの人たちが勝手に自己チュウ解説をしてくれるので、おもしろかったです。

でもボールがどこにいったのか、今誰が持っているのか、わからないことしばしば。

応援していた関東学院は負けてしまいました。
もう勢いに差がありすぎましたね。
１ゴールも決められずに終わるのか、とあきらめかけていたとき、
最後の意地でトライが決まって、その瞬間試合終了。
よかった、よかった。

で、なぜラグビーなど興味もなかったわたしがわざわざ試合を見にいったのかというと、
大好きなWebコミックの影響なのです。
もちろんBL！
有名なサイトさんですから、知っている人も多いのでは。
「senseito」というサイトです。←「せんせいと」と読みます。
京大卒の天然ダメ歴史教師（受け）と１６歳天才ラグビー少年（攻め）との恋愛漫画です。
この画力とストーリーを作れる人がなぜプロではないのか不思議なくらい。
とにかく絵のうまさはへたなプロ以上。（ほめてないよ、それ！）
エッチシーンは、他の人が描かないだろうアングルをいとも簡単に描いちゃうし。
秀逸なのは交合しているときのおしりからのアップ。
コマ全体に男ふたりのおしりを真っ正面から描いているんですよ。
すごいとしか言えない……。尊敬してます（笑）
asaさん（管理人さんの名前）はたぶんエッチシーンに
色気とかいやらしさを求めているんじゃなく、単純に肉体を描きたいんじゃないんでしょうか。
（男の肉体をこよなく愛しているんだと思います）
とにかく単純に楽しめます。（絵の好き嫌いはあるとおもいますが）
興味のある方は訪問してみてください。

http://karen.saiin.net/~senseito/senseito.html

asaさん、ご自宅を公開していまして、
ぼろぼろの京町家の購入から、リフォームしてぴっかぴかの町家に変身する様子なども
見ることができます。
そのすばらしい町家にトラックが突っ込んだ映像は、
気の毒を通り越して……（いえ、けっして笑ってなど）
と、とにかくこちらも一見の価値有り。
古物商の資格を持っていらっしゃるらしく、物に対するこだわりが違います。
京都に詳しい人なら、asaさんのお宅がどこにあるか見当がつくかも。
そちらのURLはここです。

http://homepage3.nifty.com/myojyu/

というわけで、ラグビー好きなasaさんにかぶれて、本物のラグビーを見に行ってきたcochiでした。

外貨預金が～～！

Web小説なんかに夢中になっているところへ、某銀行からの毎月恒例取引明細が到着。

残高明細みてびっくり！

あっ？へっ？これなに？

なんだか減ってない……？

そうなんです。預けていたNZドルの預金が……減っている……。

ひと月で数十万……。←円換算額です。

これって円高ってことですかぁ？

米ドル預金のほうは、もう数年前からあきらめていて放置していたけど。

アメリカ金利高いしまあいいかって感じで。

ところが昨日のニュースに愕然。

なんですか？「ゼロ金利」って！？

銀行という金庫に置いておくだけで目減りしていくなんて……（涙）

しかも、NZドルよ、おまえもか～！？

日本だって不況なのになんで円だけ高いんですか！

ああ、なんか、なんか……。

辛い年の瀬ですね～（涙）

わたしのヘソクリはどうなるんでしょう～？

銀木犀

白い小さな花です。
金木犀とはちょっと違いますね。花のかたちとか、付きかたとか。
ふんわりと良い香りがします。
金木犀みたいに甘ったるくなく……。
こちらの匂いのほうが好きですね、しっとりしていて。
で、はっぱは柊のようにとがってます。
ヒイラギ科なのだから当然ですけど。
銀木犀ってこの時期に咲くんですね～。

わたしは２、３日前くらいから、おもしろいWeb小説に遭遇しちゃって（もちろんBL）
寝る間も惜しんで読んでます。
ファンタジーです。
魔導士とか召喚士とかでてきてFFっぽいです。
そういうのはちょっと苦手なんだけど、
主人公（受け）が、これがまあ、健気でピュアで強くて美少年で、なかなか好みだったので。
自分を犠牲にしてでも愛する者を（攻め）守ろうとするんですよ、この子は。
（受けに守られるってどうなのよ！しっかりしろ！攻め！）
まっ、そんなわけでブログの更新が滞ってます（汗）

Web小説の良いところは、お金がかからないってこともあるけど、
好みじゃなかったら、やめることができること。
これが買った本だと（BL小説は高い！）どんなにつまらなくても読むしかない。
（だから、めったに買わないんだけど）
それになかなか本格的な面白い小説が多いです。
よく調べてあるなあ、と感心することしばしば。
時には、ティッシュの箱抱えて、涙しながら読むことも。
うん、いいですよ、Web小説は。お勧め。

プロとアマの差はなにか、と考えると……、
もちもん、お金もらっているか、いないかっていうのもあるけど、
わたし的には、
プロは締め切りがないと書かない人（笑）
アマは締め切りがなくても書ける人、なんじゃないかと……。
そういう意味では、Web小説や漫画書いていらっしゃる方ってプロより尊敬しちゃいます。

今読んでいるのは、だいぶ長編らしく（まだ連載中だし）まだまだ先が長そうです。
でも先が知りたいので頑張ります。
しばらく寝不足ですね。