筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

「ご機嫌な天使」顔、修正

2010年01月31日 | 日本画・絵


先日の日本画教室で顔のデッサンを先生に見ていただき、修正してみました。
この段階で輪郭まで修正しようというのだから恐ろしい……。
まっ、まだ修正可能な段階ですよね、オホホ。
ちなみに鉛筆で描いております。
練りケシでもう少し薄くしてから着色していきたいと考えています。


こちらが先生にダメだしもらったデッサン、修正後。
「やっぱ、目ですね、目」だそうです。
これを岩絵具で表現するって難しいそう~(涙)

えすとえむ「ショーが跳ねたら逢いましょう」

2010年01月30日 | 本・漫画・音楽



母親の死をきっかけに舞台に立てなくなったダンサーのテオ。気分転換にとすすめられた映画出演で若手人気スターのダレンと出逢う。冗談でしたはずのキスでゴシップ誌は大騒ぎに。華やかなハリウッドスターの恋と人生の物語から、京都祇園を舞台にした和の世界まで、あらゆるシチュエーションを芸術的なタッチで描く待望の初コミックス!


これはすごい!!
美しい!!
漫画というよりアート!!

淡々とした白と黒の世界。
独特の描線。
とにかく絵がお上手。
絡み合いはそんなに多くないけれど、おもわず見とれてしまう男の裸体でございます。
線一本でこの肉感は何だ!!
特に手がいいです!!筋張った手の甲!!萌えます!!

雰囲気に酔える大人テイストの漫画です。
7作の短編が載っているのですが、どれも好きです。
でもやっぱり一番は表題作とその前編とも言える「カーテンコール」ですね。
主人公テオの正面顔が好きだわ~。
ベッドの上で相手(ダレン)の耳を足で挟んだり、鼻をつまんだり
(なんて器用な指先!ちなみにわたしは足の指を開くことができません)
意外とおちゃめだったりするのもツボです。
外国物しか描かないのかな、と思ったら最後は和物でした。
浴衣の男たちもイケてます、ふは~~。
リーマン物も描いてほしいな~。

ところで、「ショーが跳ねたら……」の冒頭、10Pくらいほとんど背景なしです。
それでもぜんぜん不自然じゃなく、見えない背景がなんとなく見えてしまうのは、やはり上手さのせいなのでしょう。
この方はすごいですよ~!!
出会えてよかった~!!
BL漫画界には、こんな方もいらっしゃったんですね~(ためいき)
奥が深いわぁ~~!!

顔のデッサン

2010年01月26日 | 日本画・絵


麻紙の上で失敗するわけにいかないので、まじめに娘の顔を描いてみました。

どうなんでしょ?

漫画っぽさは少しは抜けたかな……。

もっと目を細めた方が自然に笑っている感じが出る?

全体的にビミョーにおかしい気がします(涙)

どこがって言われると……。

明日先生に聞いてみよう(汗)

余湖裕輝「柳生非情剣SAMON」

2010年01月25日 | 本・漫画・音楽


時は天下泰平、徳川の治世。三代将軍・家光は劣等感や謀殺への畏れから心を閉ざし、剣技に耽った。孤独な将軍が打太刀役として召し抱えるのが、将軍家剣術指南役・柳生宗矩が次男・柳生左門。類稀なる美と剣術の才を兼ね備えた彼に家光は仕合の相手を命ずるが、峻厳なる剣の道に生くる左門は、そこで----...!?
剣を通して育まれる主従を越えた愛と一族の相克を描く隆慶一郎の傑作小説を、田畑由秋&余湖裕輝コンビが鮮やかにコミック化!!


原作は隆慶一郎の「柳生非情剣」、20年ほど前の小説です。直木賞の候補になったとか。
それが漫画化されてのは去年のこと。
おもわず買ってしまいました、帯見て。
『尻一つで十三万石だとぉっ!!』な、なんだ!?これは~!!

あっ、すみません、わたしのブログにいつも来てくださる方々はすでにご存知だと思いますが、
初めての方、何の気無しに迷い込んでしまった方はご注意を!
コミックの感想については限りなく下方向に話題が暴走する可能性がございますので、
腐ったもの、BL、やおい、ゲイなどなど興味のない方、お嫌いな方はここで引き返してくださいませ。


主人公は、かの有名な柳生宗矩の次男であり27歳という若さで亡くなった柳生友矩(左門)です。
柳生十兵衛の異母弟にあたる実在の人物です。
左門は時の将軍家光の剣の指南役であったそうですが、
大変美少年だったために、家光の寵愛を受けることになってしまうんですね。
そしてなんと13万石の大名に!!
そんな息子に対し宗矩が叫んだ台詞が「尻一つで十三万石だとぉっ!!」です。
己の力でやっと一万石の大名まで昇りつめた宗矩ですから、
息子に対して叫びたくなるのもおおいに理解できるわけでして……(笑)

青年向けの漫画ってほとんど読んだことがないので(「聖おにいさん」とか「かぶく者」くらい)
なんか新鮮な驚きというか、笑いというか(し、失礼)がありました。
やたらデカイ文字が飛び交っているんです!!
週刊誌の中刷り広告のように。

そして所々に
「かつて日本では男同士が愛し合うことは倫理に反することではなかった」みたいな注釈が入るんですね~。
一般人の方にはちゃんと説明しないと理解してもらえないってことなんでしょうね~。
昔は男同士の恋愛は普通に認められていたのに、
いつの間に後ろ指さされる存在になってしまったのでしょうね~。

上様と左門との愛も描かれているのですが、基本BLじゃないので、
からみあいもほとんどなく、ちょっと腐女子には物足りないぞ~という感じです。
BL漫画のようなキラキラもドキドキもありません。
剣の命をかけた男たちの物語ですから当然といえば当然でして。

そういえば、この漫画、原作者と、漫画家の他に脚本家がいらっしゃるのです。
青年誌では当たり前なんですか?
少女漫画だと、だいたい漫画家が脚本も兼ねて描いていますよね。

コミックカバーの題字「SAMON」は書道家の方が書いていらっしゃって、
yahooのブログでその制作風景を見ることができます。
なかなか興味深いかったです。
こんな風にして一冊のコミックが出来上がっていくんだな~と思うと同時に
お金かけていらっしゃるのね~と……(笑)

原作の方、図書館で予約しちゃいました。
楽しみです。


サカナクション「アルクアラウンド」

2010年01月22日 | 本・漫画・音楽
サカナクション/アルクアラウンド


Mステのランキング紹介でベスト10に入っていてびっくり!!

いつの間にメジャーになっていたんだ?

まあ、知る人は知る人気バンドですものね。

CMにも使われているんですって?

あんまりテレビ見ないから知らなかったです。(何のCMだろ?)

「サカナクション」は以前から「ファン」というほどじゃなかったんですけど、

気になっていたバンドです。

ちょっとサウンドが独特なんですよ。

アクがあるっていうか、不思議な音楽。

今回の「アルクアラウンド」は一般人にも聞き易い曲になってます。

うん、これは好きかも。

あっ、水樹奈々も入ってましたね。

もう30歳なんですか?見えない~~!!

余談ですが「へたりあ」のロシアさんも入ってました。笑えました。


「ご機嫌な天使」下塗り(汗)

2010年01月21日 | 日本画・絵


いや~、も~すごいことになっております。

ぐちゃぐちゃですね~、色も塗り方も~(笑)

近くで見たら叫びたくなりますよ、なんだこの汚さは!って。

9番なんて荒い絵具使いましたのでむらむらです。

まあ、まだ畑の肥やし段階ですから、細かいことは言わないで~、ははは~。(内心焦っている)

この後、細かい粒子の絵具で整えていこうかと思ってます。

花や葉っぱもおこしていかないとね~。

背景にばっか力入れてたから、人物すっかり影が薄くなってしまったし……。

こちらもどうにかしなければ(汗)。

まだまだ先は遠そうです。

西炯子「娚の一生」

2010年01月18日 | 本・漫画・音楽


西炯子「娚の一生」

「マンガ大賞2010」のノミネート10作品が発表されましたね。
西炯子の「娚の一生」がその中に入っていて「おお~」という感じです。

西さんとの出会いは「ひらひらひゅ~ん」。
そのさわやかな絵柄とのほほんとしたストーリーにすっかり魅了されました。
BLじゃありませんよ、でもほのかに香るんですね~、そこがまた良いんですね~。

この「娚の一生」もBLじゃありません。
50過ぎの大学教授と30半ばのOLとの不器用な恋愛漫画です。
結論から言えば「好き」ですよ。
でもね、素直に100%好きではないんです。
それはたぶんワタシが教授の年齢のほうに近いからだと思うんですが。

2、30歳のお嬢さんがこの作品を読むと
「教授ステキ~」とか「少年の精神を失っていない大人」みたいに
単純に教授に憧れることができるんでしょうけど、
わたし的には、
「地位も名誉もある大人が何ガキっぽいこと言ってるんじゃ!
あんたは幼稚園児か!!
50過ぎたオヤジが寝言言ってんじゃないよ!!!
ちょっとは成長しろよ!!!!」
と叫びたくなるんですね~。

普段リアル50男を相手に憤慨してますからね~。
「これは漫画」と簡単に割り切れないものがあるんです。

つぐみ相手に
「冷静に考えなさい!結婚なんてやめたほうがいいわよ!
恋愛感情があるうちは教授の少年っぽさもわがままもむちゃくちゃぶりも「かわいい~」ですむけど、
後2、3年したら、そんなもん全部欠点にしか見えなくなるんだからね」
とついイライラ……。

だから、100%楽しめない(笑)
「ああ~、おばさんっていやだわ~~」とひしひしと感じてしまうのです。
でも若いお嬢さん方にはお勧めの楽しい漫画ですよ。
個性的な脇役もいっぱい出てきますし。
賞取るにはちょっと弱いかな~とも思いますが、ノミネートされたことだけでもすごいと思います。
うれしいです。







「ご機嫌な天使」

2010年01月14日 | 日本画・絵


昨日は今年初めての日本画教室

えっと、大して進んでいません。
二時間じゃ2、3色塗り重ねてお終いになってしまいます。
恐るべし、50号!!

今までならお皿に絵具が残っていたのに、
片隅塗っただけですっからかん。
恐るべし、50号!!
まあ、片隅が10号くらいの面積ありますからね~。

先日、上野まで行って絵具買い足してきました。
「喜屋」さんは高いから同じ通りにある「正心堂」さんで、
30g500円くらいの怪しい絵具10色くらい購入。

「今の段階では仕上げのことは考えず、いろいろな色を塗り重ねていってください。
花もよけなくていいです。(←最初から黄色を目指したら、深みのある色が出ないとのこと)
最後におこせばいいし、そのほうがラクですよ。
背景の色が着物にかかってもいいです。
仕上げの色を塗ったときに良い影色になると思いますよ。
この風船、恐ろしいなあ~。
すでに風船に見えないですよ。
着物の赤との質感の違いを表現してくださいね。
着物は人の腕が入っていることを意識して風船は硬質な感じで……。」

以上、先生からのアドバイスでした。

顔は骨書きを消すためにもう少し厚塗りする予定です。
着物ももっと塗り重ねて最後に模様をおこすって感じでしょうか。
風船ね……、頑張るしかない!
けど、こんな大きな物体、しかも絵の中央部分に鎮座してくれちゃっていて……どうするんだ~。
今さら後悔(涙)

バック制作~♪

2010年01月06日 | 日常


朝昼晩とご飯を作り続けたお正月がやっと終わり←主婦には地獄

ダンナも会社、娘はカラオケ、静かだ~、ということで

年末に買っておいたキルティングの生地を広げ、

押し入れの奥からミシンを取り出し、

バックの制作に取りかかりました。

50号のパネルを持ち運ぶためのバックです。

仮縫いしてミシンでダーダーダー、で出来上がり!!

1時間もあれば完成、という簡単なバックですけどね。

「ぬりかべ」のようですね(笑)

パネルを入れて「う~ん、寸法もぴったりだわ~」と自画自賛していたら、

イヤ~なことに気がついた。

パネルに額つけたら……、入らなくない?

えっと、県展とかに出品する時は額に入れるんですね。←すっかり忘れてた。

えっと~、えっと~……。

1㎝幅くらいの額ならどうにかなるかな~(汗)

裁断は計画的に……ですよ、ホント(涙)

ちなみにこのバックに完成した絵を入れて電車で会場まで搬入するつもりでおります。

明けましておめでとうございます

2010年01月01日 | 日常


ここ埼玉は、新年に相応しくめっちゃ晴天でございます。

娘もダンナもいない静かな新年(娘はじじばばのとこ、ダンナは宿直)

テキトーにお雑煮つくっておせち並べておとそいだたいてのんびりと過ごすぞ~、と思っていたら

昨日紅白が終わる頃、一人暮らしをしている息子が帰ってきた(汗)

急いで年越しそばゆでて、お料理並べて……。

静かな新年が一転賑やかな新年に(息子はおしゃべり)

暇持て余して作ったお煮しめも栗きんとんも「おいしいっ」と言って食べてくれました~。

よかった、よかった。

みかん食べて甘栗むいて、のんびりテレビ鑑賞してます。

BGMは息子のゲラゲラ笑い。

へたれなお正月にヘタレなちびたりあでご挨拶。
(似てなくてもちびたりあです!)

ちびたりあって何って方は気にしないでスルーしてくださいね。

大したモンじゃありませんから。

今年の目標

 ・へたれ大学生

 ・へたれ腐女子

 ・へたれ主婦&母、おまけ程度に妻

あんまり頑張りすぎないように頑張って行きたいと思います~!!

ではみなさま、今年もよろしくお願い致します~!!