今日は半休を取って、友人と深谷まで、琵琶がたりを聴きに行ってきました。
演目は 語り「ひばり笛」
琵琶がたり「耳無し芳一」
また、能の時みたいにわけわからなくて寝ちゃうんじゃないかと心配しましたが、
予想以上に面白いものでした。
「ひばり笛」は、手代が落したお金を、家族を救うためにネコババし、
罪を浪人になすりつける強かな女の話しで、ワクワク、ドキドキ。
「耳無し芳一」はあの有名な昔話です。
琵琶の音がなんとも渋い雰囲気を醸し出します。
語りが終わった後に琵琶についての説明や、質問コーナーもあって、
とってもアットホームな感じでした。
使用している薩摩琵琶は桑の木の一枚板で作られ表と裏を張り合わせている、とか
琵琶を作るお店は日本に1、2店しかない、とか、(一店は小椋 桂の次男さん)
五弦あるのに、音は2種類で、しかもオクターブ違う音、とか。
素敵な午後のひと時を過ごすことができました。
「深谷シネマ」というところで演ったのですが、これが想像以上に趣きのある映画館でした。
お客なんて100人も入らないだろうくらい狭いところですが、その狭さが魅力的。
いつもなかなか渋い映画を上映していて、
休みの日には、いろいろな催しに提供しているということです。
また、建物が情緒があっていいんですよ。
「七ツ梅酒造跡」に建てられた映画館です。
隣接して酒造の建物も残っていて、ちょっと感動です。