筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

日本画1 スクーリング3日目

2010年05月30日 | 日本画・絵




今日は「隈取り」の方法と「胡粉」の作り方。
上の写真が「隈取り」をした状態。
ようするに墨で立体感を出す作業ですね。
これを「隈取り」と言うことを初めて知りました(笑)。

お隣のクラスでは「好きにやっていいよ~」の先生の一言で、
それは個性的な隈取りをする人が。
麻紙全体に墨を塗る人や、ゆり以外の部分に塗る人。
そう言えば骨書きで、モチーフを直線だけで描いている人もいました。

次に胡粉の作り方。
これは基本と同じです。
乳鉢ですりつぶして、膠加えて、胡粉だんご作って、百タタキ。
さすがにこれは、基本通りじゃないとダメでしょう、ですよね。

次、具墨出てきました。
でも特別な扱いではありませんでしたね。
「とりあえず、胡粉を塗りましょう。←発色を良くするため。
次に、胡粉に墨とか水干を混ぜて塗ってみましょうか~」みたいな感じです。
つまり、胡粉に混ぜるのもとして、水干と同等な扱いで、絶対塗りましょうではなかったです。
色見として暗くしたかったら墨を混ぜるし、色をつけたかったら水干を混ぜるってことらしいです。

ということで、わたしは胡粉を塗ったあと、
胡粉+墨+水干(群青)+水干(薄口黄土)を混ぜ合わせてぬりました。
ここまでで、今日の作業は終わりです。

スクーリング後半は6月中旬にまた3日。
「骨書き消えない程度に背景塗ってきていいよ~」です。
(隣りのクラスは「好きにやっていいよ~」らしい)

わたしが描くといつも青系統の絵になるので、
今回はピンクとか黄色とかのキュートな感じ目指してます!!
しかし、すでに地は青(汗)

日本画1 スクーリング2日目

2010年05月29日 | 日本画・絵




教室の風景です。
20人ほど入ってます。
オレンジ色の洋服着ているのが、神先生(女性)です。
他の方のブログで「神先生はおもしろい」って聞いていたから、
担当の講師でとってもラッキーでした。
うわさ通りとってもおもしろくてかわいい先生です!!

今日は水張りのやり方から。
神先生、和紙や岩絵具がどんなに貴重か力説していらっしゃいました。
「絶対捨てるんじゃないよ~。原材料も職人もすっごく減って作るの大変なんだからね~!!」です。
パネルの角にしわが寄らない秘伝の方法を教えてもらいました。
他の手順はわたしが知っているのとそう変わりはなかったです。

ところがお隣のクラスの水張りは、神先生とやり方違うんです。
うちのクラスは塗らした和紙の上にパネルを置くんだけど、
お隣は、パネルの上に濡れた和紙を置くという方法。
大学内で統一してないんだ~。びっくり~。

トレースの方法も、うちではトレーシングペーパーの裏に直接鉛筆を塗って念紙を作る方法だけど(わたしはちゃっかりチャコペーパーもっていって使いました)、
お隣は別の紙を用意し、鉛筆で黒く塗りつぶして念紙を作ってトレペの下に置くという方法。
いいのか?先生によってやり方違って……、まあ、絵が写ればいいんだから、どうでもいいのか。

わたしのは、骨書きの途中で今日の作業終わりです。
骨書きも「もっと太く、ゆっくりと強弱つけずに描いて。描き流しちゃだめよ~」だそうです。
おもいっきり描き流したので、明日もう一度、ゆっくりなぞって描き直します。

膠は三千本を使います。
その日使う膠を毎日作って持参するそうです。
今日、初めて三千本を折ってみましたが、すっごい力必要です。
タオルを巻いて折りましたが、それでも手が痛いです。
短くした三千本売っていれば良いのに~~(涙)

明日雨なんですよね。
今日、明日使う最小限の道具を残して、荷物の半分を持ち帰ってしまいました。
残りはリュックにつめて運ぶつもりです。
エレベーターのない大学と吉祥寺駅対策、重要です!!

県展入選!!

2010年05月19日 | 日本画・絵


仕事から帰ってきたら、県展の結果のハガキが届いてました!!

これって入選ってことですよね??

何度読んでも信じられないんですけど、確かに入選って印字されてますよね??

す、すごっ!

うっそみたいです。

まだまだ県展レベルではないと思っていたので。

たぶん“初めてにしては頑張ったんじゃない”のおまけ入選かも。

他のりっぱな作品と並べられて展示されると思うと、うれしさよりも恥ずかしさが……。



そうそう、搬入の時に、受け付けの人の隣りに、なんだか職員さんとはぜんぜん違う方が2人座っておりました。

係の人が梱包をといてくれたんですけど、それをその方たちの前まで持って行き見せていたんですよ。

あの方たちはたぶん審査員の先生なのでしょうね~。

まさか搬入時に作品を見に来ているとは思わなかったから、びっくりしました。

ちなみに県展の審査員は5名です。

日本画課題「季節の野菜、果物をデッサンする」

2010年05月12日 | 日本画・絵


初物に弱いわたしは「デッサンのため」という大義名分を振りかざしトウモロコシを購入!!

すぐに茹でて食べちゃいたい気持ちを押さえながらデッサン開始!

以前先生に「まずはじっくり観察することです!cochiさんはすぐに描き過ぎですよ」と注意されたので、とにかくじっくり観察。

その隣りで、テーブルに乗った初物トウモロコシを娘もじ~~と……。

「早く描いてよ、おいしくなくなる!!」という娘のモンクをスルーし描くこと2日。

ようやく完成して急いで茹でたのですが、どうも遅かったようで……。

一口食べた娘は、そのまま放置しました(笑)。

仕方なく母がいただきましたが、甘くないトウモロコシって……まずっ!!

 

造形基礎の課題は先日提出したのですが、

山のようにある日本画の課題がほとんど手つかず状態。

急がなくては(トウモロコシに2日もかけてちゃだめだわ~~)。



明後日はいよいよ造形基礎のスクーリングです。

吉祥寺に行ってきます(何十年ぶりだろ?)。ドキドキ

ブログで知り合った方(たぶんお若いお嬢さん)とご一緒させていただくことになったので、

少しは心強いのですが、画板代わりのP20のパネル持って満員電車に乗るのって気がひけます。

無事にたどり着くと良いのだけれど……。

とりあえず、がんばってきます~~!!

御柱祭

2010年05月10日 | お出かけ




8日、9日と御柱祭に行ってきました。

7年目ごとに行われる信州諏訪のお祭りです。

山から大きな木を切り出して里まで引っ張ってくるというヤツですね。

今年は祭りの最中に亡くなった方も出て、全国ニュースで流れたので、ご存知の方も多いのでは。

(2枚目の写真が事故が起きた御柱です。

死亡事故現場ですので、テープで囲まれ、ブルーシートが敷かれていました。)

8日は土曜日で娘が学校だったので、帰宅後、急いで新宿まで行き、特急で下諏訪へ。

到着したのは夜8時過ぎで、いつもなら、交通規制もとかれていて、

タクシーで実家に寄ってから旅館に向かうはずだったのですが、

この事故の影響で、御柱の曳航が4時間に渡り中断。

未だに御柱がお宮(諏訪大社下社春宮)に2本も到着していなくて、町中通行止め状態継続中(汗)。

実家のすぐ脇の道で御柱が横たわったままになっていたらしいです。

仕方がないので、遠回りをして御柱を避け実家には寄らず、直接旅館までどうにかたどり着きました。

いや~、長く生きていますが、こんな異常事態は初めてです!!

最後の御柱が境内に落ちたのはもう10時近かったですよ。←ケーブルテレビで1日中生中継してます。

氏子の方々ご苦労さまです~。



今年はとにかく人がすごかったです。

春宮から秋宮までの数キロが人で埋め尽くされていて、「御柱、どこなの?」って感じでした。



志水ゆき「是-ZE-9」

2010年05月05日 | 日本画・絵


やっとでましたね~、9巻。

衝撃の8巻の続きをようやく読むことができました。
とりあえず期待を裏切らない展開にホッ。
いや~、どこか醒めて、人を見下しているような彰伊にも、初々しい時代があったんですね~~。

………………。

……それだけ?

だってさぁ~、彰伊と阿沙利といえばぁ~、
近衛とわたしの琴葉の甘く切ない恋物語に涙して終わるはずだった8巻の感動を、
かっさらっていってしまった方々でございますよ!!
あの時の衝撃、そう簡単に忘れるわけにはいきません!!!

と、いうより、わたしの関心はすでに10巻に移ってしまっているわけでして……。

ついに「和記」登場!
和記も想い人って誰?
やっぱ「真鉄」?
和記の後ろに陣取っているあの黒い箱の中身が「真鉄」だったなんて不気味ですわ~。

それより、「力一」って紙様を3人も持っていたんでしょ?
そっちもすごいですね。
3人相手にしていたわけでしょ?どれだけ絶倫なんだ!!
ていうか、「力一」ってもちろん「攻め」ですよね?
ということは、近衛って力一相手の時は「受け」だったんでしょうか?
紙様の中で唯一「攻め」の近衛が実は「リバ」ですか~?
それはすごいですね~。
「受け」の近衛って……ふふふ~、いや~、わくわくですね~。

早く10巻読みたいです~!!

「ご機嫌な天使」額に入る

2010年05月03日 | 日本画・絵


県展搬入日が近づいてきましたので、仮ぶちをつけました。

(近所にお住まいの日本画の先生に取り付けてもらったんですけどね)

やり方教わったので次回からは自分でつけられると思います(次回があるのか!?)



大学の課題でデッサンなんかやり始めると、

これはもう「人物」と呼んではいけない気がします。

自分の腕は言うまでもなく、写真から起こすってやはり限界がありますね。

人間の骨格とか肉の付きかたとかをリアルに感じることができないのが一番の敗因でしょうか。

(ハイハイ、一番の敗因はわたくしの腕でございますわよ)

出品するのも気が引けるのですが、せっかく描いたんですから、恥を凌んで出すことにしました。

大学入学前はこ~んな絵を描いていたのよ~みたいな?



搬入は電車を使う予定です。

雨が降ったらタクシーかな~(涙)。

晴れるといいなあ~。

ちなみに天気予報では週末雨だそうで……(汗)。