筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

長野まゆみ「レモンタルト」

2009年11月30日 | 本・漫画・音楽


長野まゆみ「レモンタルト」
若くして逝った姉。遺された義兄と私。一軒家でのふたり暮らし。会社での秘められた仕事。不可思議な事件の数々。―ミステリアスでスウィートな義兄と弟の物語。

長野さんの最新本、読みました。

う~ん、なんとコメントしていいのか……これは……びみょ~?

雰囲気とか、お話の作りとかは「左近の桜」に似ていると思います。

左近では主人公「桜蔵」のお相手はこの世の者ではなかったんだけど、

こちらの主人公「私」のお相手は現実の男たち。

(長野さんの作品で「私」という人称が使われるのって珍しいと思います)

もちろん、相手をさせられる男たちはめっちゃくちゃクセのある方々で、

それに振り回される「私」はかわいいといえばかわいい。

それにちょっと嫉妬しているかのような義兄の態度に萌えないかといえば萌える……けど。

義兄に惹かれているのに、仕事とはいえ他の男と同衾するのはやめなよ~、節操ないなあ~。

(って節操ある男が長野作品に出て来てかって言われるとウ~ン……氷川くん?(笑))

だいたい登場人物イニシャルっていうのは何か意味があるんでしょうか。

最後には本名出すんだから、最初から名乗ってくれたっていいじゃん、

なんて思っちゃうんですけど、きっと何か意味があるのですね?

わたしが読み取れなかっただけなんですよね??

と、まあ、いろいろ呟きましたけど、やっぱ、びみょ~だわぁ~。

「スウィート」ってどの辺が?

たしかに文中出てくるレモンタルトは美味しそうだったけどね~。

「私」と「義兄」……スウィートだったのか……。

(この帯、長野さん許可出してるんだよね?)

もっと続きそうなお話なので、それに期待しよう。







母 VS 娘

2009年11月28日 | 日常
 自己流

VS
 華道授業2回目


11月になって娘の学校の授業で華道が始まり、使ったお花を持ち帰るようになったので、

花器と剣山を購入し、家で生けてもらうことに。

この花器っていうんですか?水盤っていうんですか?これを売っているところがないんです!!

近くの大手スーパーや、ホームセンターに置いてなかったので、

隣りの市の古~くからやっている雑貨屋さんまで行ったらようやくありました。

最近では花を生ける人などあまりいなくなったそうで、

これはもう何年も前から売れずに残っていた水盤だそうです。

ちょっとフチがかけていたので、500円安くしてくれました。

剣山にいたっては店員さん3人がかりで探してくれてどうにか1つ見つかりゲット!!

なのに娘ったら「この剣山使い難いから四角くて針の長いの買って」などと気軽に言ってくれて……。

花屋さんに行けばあるのかな~?


またまたBUMPが!!

2009年11月27日 | 日常
new world サミット BUMP OF CHICKEN


まさかTVで再びBUMPに会えるなんて!!

朝いつものルーチンワークである「めざましテレビ」を見ていたら、

BUMPのインタビューが流れはじめたじゃございませんか!!

(娘はその時間満員電車の中~、ほ~ほっほ)

涙が出ます~!!

きゃ~きゃ~きゃ~!!ふじくん、かわいい!!

色しろっ!!どれだけお家の中に引きこもっているんだ!!

いつ見てもステキです!!cochiの永遠の王子さまでございます!!

メンバーが集まって遊ぶのはだいたいふじくんの家だそうで。

クリスマスの思い出では、シャンパンを買ってふじくんちに集まって、

フタにしてある針金解いて、そのままにしてみんなでゲームしてたら、

突然シャンパンのフタが吹っ飛んで

引っ越したばかりのふじくんの新居をシャンパンだらけにしたとか……。

う~ん、ステキな放置プレイ!!←えっ、ちがう??

あしたはテレビ東京に出るそうです。



上の曲は25日発売のCDの隠しトラックです。

「R.I.P」と「Merry Christmas」は普通に流れているのでこちらを紹介します。

BUMPの場合この隠しトラックが楽しみのひとつ。

最後のトラック、9分以上無音で流れたあと突然始まります。

ヘタっぴな歌声がメンバーですね。

一番うまくて声に伸びがあるのがふじくんです。

来月にはスペースシャワーTVにも出るそうですし、

ああ~、しばらく幸せな日々になりそうです。

おくさまグチ大会

2009年11月22日 | 日常











昨日は、前の前の前の会社のお友だちと飲み会でした。

だいぶ会社を変わっていますね~(笑)

主婦が集まって話すことといえば「ダンナへの不満」でございましょう。

「いかにダンナと顔を合わせずに異なる空間で生きていくか」

テーマはこれでございました。

結婚して何十年も経つとこんなものでございます。

別々の床にするのは当たり前、休日などはダンナを避け自室に閉じこもり、

用事があるときしか会話をしないそうで……。

うちだけじゃなかったんだ~とホッと一安心。

1人の方のご主人は定年退職でずっと家にいるそうで……。←考えただけで恐ろしい

「こんな男になるとわかっていたら絶対結婚しなかったわ」だそうです(笑)

そういえば、フィットネスクラブに通っているのですが、

60~70代の男性が増えてきました。

いろいろなレッスン、ハシゴして頑張るおばさまたちを見ると「たくましい」と思うのですが、

同じように頑張るおじさまたちを見るとなぜか「さびしい」と思えてしまうのはわたしだけ?

結婚とはなんでございましょうね~。

わたしは娘に結婚はすすめておりません。

ひとりでたくましく生きるんだよと言っております。

でも孫はほしいので「未婚の母でも大歓迎よ~」と言ってるのですが、

娘には冷たく却下されております。

実感!早起きは三文の徳!!

2009年11月18日 | 日常


わたくし、だいたいいつも朝5時半に起きます。
起きて娘のお弁当作り!
で、六時前に娘を起こし、朝ご飯食べさせて、
その間にいそいそとPC立ち上げ「サン牧」のチェック 
(サン牧っていうのはmixiのゲームです)
マイミクさんの農場、牧場を訪問し、おせっかいの水やり虫入れ 

でそれが終わったらゆっくり「めざましテレビ」を見るのがルーチンワーク 

今日もいつものように「めざましテレビ」ぼーっと見てたら
なんと!なんと!!
「BUMP OF CHICKEN」の新曲「Merry Christmas」のPV撮影密着取材!!
が流れたのでございます 

すごっ!!すごっ!!
あ”あ”~、ふじくんだ~~!!
ふじくんがしゃべっている!!
動いている!!
息している 

相変わらずのボッサボサの頭にほっそほその体。
ちゃんとご飯食べてる~?
母は心配だよ~!←いつふじくん産んだんだ?

撮影NG連発で長引いて子役の男の子泣き出して
BUMPメンバーみんなでご機嫌取りに行って、
その時のふじくんの台詞、ちょー受けるんですけど!!
「DSもっているよ、撮影おわったら、すれちがい通信しようね」
おいおい、相変わらずのゲームッ子が!!

これがオンエアされている時同じくBUMPファンの娘は朝風呂でした。
残念 

とにかく今日は朝からとってもハッピーなcochiでございます

切り紙

2009年11月16日 | 日本画・絵


なぜ今「切り紙」?というとですね~、

次の50号のマチエール作りに使用しようと考えてるわけです。

千代紙か、和紙で作った切り紙を背景にバシバシと貼ってしまおうかと。

やっぱし「目指せ県展!」ですからね~、普通のことやっても目につかないでしょ?

着物の柄みたいのを白抜きで描いてもいいなぁなんて考えてもいるんですけど。

マスキングインクを使って描いてみたかったんですよね。

でもそれだと、人物の幼さに合わないかな~。

考えているときが一番楽しいですね。

塗りはじめるともう途端に苦痛に変わる……。

その苦痛がいいんですけどね~(ドM……?)

和泉桂「姫君の輿入れ」

2009年11月12日 | 本・漫画・音楽


和泉桂「姫君の輿入れ」

「私のためだけに咲き、私のためだけに散ればいい」今を時めく左大臣の一の姫にして、帝に入内を心待ちにされている姫・狭霧には、誰にも知られてはいけない秘密があった。それは、実は男子であるということ…狭霧はとある事情により、男でありながら生まれたときから姫として育てられていたのだ。そんなある日、光源氏に喩えられる遊び人で、父の政敵でもある宰相中将・源実親が狭霧の許に突然現れて!?貴公子と少年、平安の華麗なる婚礼奇譚、誕生。


えっと、腐友yさんに教えてもらった平安BL小説です。
面白くって一気にサクっと読めました。
いや~、BL小説の王道って感じですね。

出会いからとりあえず強引に体を奪い、なんだかんだで心通わせ、
と思ったら、稚拙な誤解からすれ違い、それでもってお互いの誤解が溶けハッピーエンド。

まったくこのパターンです。
パターン通りの起承転結ってヤツですな。
(ほめているのか、貶しているのか……)

ついでに続編である「貴公子の求婚」も読みました。
こちらのほうが、面白かったかな。
間違って夜這いにきた男を手込めにしてしまうという、なんとも奇想天外なお話。
残念ながらわたしの好きな可愛らしい少年ではありませんが。
主人公たちは20代後半ですから、平安リーマン物?

あっ、佐々さんの描くイラストはとっても素敵でした。

「花色」から「丸角屋の嫁とり」「姫君の輿入れ」と立て続けに性別詐称物語を読んだわけですが、
どれが一番おもしろかったかといえば、
ごめんなさい、やっぱ「玻璃の器」ですわぁ。
「玻璃の器」は性別詐称じゃないんですけどね。
主人公馨君が妹と着物を交換して遊んでいたところを東宮に見初められ、
その誤解から生まれた恋情が後々の悲劇を引き起こしていくというお話なんですけど、
これが一番面白くて一番好きです。

web作家さんの中には元プロの方とか、
プロになる前の作品を発表なさっている方とかもいますから、
一概にアマチュアだけというわけではないんですよね。
ですから、面白い作品があっても当然なのかもしれませんが……。

でも、なぜweb小説の方が面白いかといえば、
型にはまった起承転結とかにこだわる必要がないから、ではないでしょうか?
皆さん、思いっきり自分の書きたいように書いている、それが面白さに繋がっているように思います。
ページ数も関係ないですし、雑誌の方針なんてあるわけじゃないですからね。
自由なんです!そこが面白い!
(もっとも自由であることが、つまらない作品を産んでいるとこも事実ですが)

そのうち、わたしが日参しているサイトさんとか紹介していきたいです。
お気に入りサイトさんが百近くありますから(笑)←どんなに暇人?









山中ヒコ「丸角屋の嫁とり」

2009年11月10日 | 本・漫画・音楽


山中ヒコ「丸角屋の嫁とり」

武家の庶子である鈴は、本妻の目を恐れ男の身で女として育てられた。美しく成長した鈴はある日、町でならず者に絡まれたところを町人の新三郎に助けられる。以来、男というものへの憧れを育て始める鈴。だが父から借財のカタに嫁入りを命じられ……? 表題シリーズほか、年下攻リーマンシリーズ「新しい武器」を収録。

山中ヒコさんって初めて読む漫画家さんですが、すっごくいいです!!
BL漫画ってホントこういうすっばらしい作品に出会うことがあるからやめられない!

この間読んだ「花色」と同じで、女として育てられた男の子のお話ですが、こちらはとても面白いです。
話しの展開もヒロイン(でいいのか?)の描かれ方もとっても魅力的!
とにかく鈴様がかわいい~!もうツボです!
もともと「強気ウケ」が好きなので、鈴様のお姫様口調に萌え~でございます!
あの命令口調でしかられたら……、か・い・か・ん……でございます!
Hシーンはほどよく必要最低限って感じですが、鈴様の泣き顔がかわいい~!
ああ、もう一冊ぜんぶ「丸角屋」でもいいくらい好みのお話とキャラですね~。

絵的には、ちっとも繊細じゃなくどちらかというと描きなぐったような描線なんですが、
なんかかわいいんですよね~。
すっごくセンスの良い漫画家さんだと思います。


「丸角屋」がおもしろかったので、山中さんの他のコミックも手に入れてみました。
「初恋の70%は、」……初々しい少年たちのオンパレードでございました。
「王子と小鳥」も面白いということなので(yさん情報)ぜひ手に入れようと思ってます!