麻紙に下図を転写してから骨書きし墨で下塗りしました。
具墨(胡粉に墨を混ぜたのも)を塗った状態。
ここまででもM氏とはまるで進み方が違います。
ちなみにM氏の絵はここで見ることができます。
http://blogs.yahoo.co.jp/masaya9550844
ようするにわたしの描き方は基本に忠実、教科書通り(?)ってことなのでしょう。
そうすることに何の意味があるのかと言われると答えられないけど、
アンチ基本にする意味もわからない。
別にそんなことに拘らずに、自分の好きなように描けばいいのだと思います。
わたしはこの面倒くさいやり方が好きなのでそうしているだけですし、
M氏はM氏のやり方があるし……。
今の日本画教室の先生はアンチ基本ですね。
多摩美ではこういうやり方を教えないのだそうで。
でもそれを教室に持ち込まれると
基本に忠実なおばさまたちからの反感をかうわけでして。
なかなか先生との相性って難しいです。
しかもこんなに長いコメ……、一時間はかかったのでは?(笑)
「主題と構成」ですか。
むずかしいですね~。
でも最近いろいろな人の絵を見るようになったので、どう表現するか、を考えるようになりました。
思ったようにはいきませんけどね~(汗)
とりあえず今の課題は、チャレンジすることを恐れないようにってとこでしょうか。
次回の教室では筆と額とパネル代ですね。
万札握りしめて行きます!
でも洋画部門の入選率はたしか3、40%ですものね。
厳しいですよ。
ちなみに日本画は85%が入選だそうで、これを知ったとき思わず「県展狙おう」と思ったくらいです(笑)
来年は一緒に日本画で県展、っていうのはどうでしょう
まあコチさんが色いろ言って下さってるので、なんとなく書き込みました。
まず、技法のことですけど、
大学に行った事がある人ならわかると思いますが、なかなか,教わる先生の技法以外のところを目指すって言うのが難しくて、具墨なんかも自分で調べて、其の効能を知ってから教授の支持を仰ぐくらいしか出来ないもんですよ。
特にタマビは、それも僕の学年の教授は何も教えない人だったから、自分でやるしかなかったですね。
基本、ドウサ曳いて胡粉塗って、骨書きしてみたいなところは一の一に教わりましたけどそれ以外はじゃあ適当にやりなさい程度だったもので。真面目に受けて無かったってのもありますけど・・・
具墨は芸大の、それも文化財保存などを目指すための技法です。多分ね。
僕の中では芸代は文化財保存を出来る優秀な人材を育成する養成所なので、それに相応した技術を習得させるんだと思っています。
ですから、年代が変わってもみんな同じ技術を習得している。
でも、タマビは自由な人たちの集まりなんで、どうしても技法に偏りがあると思っています。
それでいいと思います。
芸大が駄目とかそういうのでもないですけどね。ただ、気になるのは制作物がみんな似てますけどね。そのようにカリキュラムを組まれているんだと思いますけど。
それによって保存の人員を絞ってるんだと思いますね。
ま、個人的にはタマビでよかったなぁと思います。
それと、講座の狙いですけど。
おば様たちが基本に忠実ゆえ僕のような若輩者が苦労するのではないかとかかれてますが、人に何かを教えるなら普通に苦労すると思いますよ。
今現在その範疇を超えません。
おば様で無くとも、同世代の人でも苦労は同じようにしますから。
なんせ、絵画は感覚なので、教えるって言うのが難しいジャンルでもありますし。
では、何をしてるかというとですね、
僕は個人的な感覚でいうと、教えるも教わるも、要は響き方だと思ってるんですね。
それが劣悪でもです。
悪い方向にせよ、良い方向にせよ、どのように響くかが問題なんで、あえて、皆様の期待に沿わないように指導することもあります。
ちゃんとやればきっと出来ると思いますが、それをしないんで。僕のどの講座も一緒です。
ですから、ちゃんとしっかり、先生と同じものを描こうとしてる人ってのは辞めていかれますね(笑)
それで良いと思いますけど。
反発をもっとしてくださいね。
そうでないと、こちらも気合が入りませんから。
基本についてですが、
日本画に入る前の基本的なことが、本当はもっとやりたいんですけど、むしろそこの反発が多いのが気になるところだったりします。
日本画はツールですから、其の中での技法などで多少の箔が付くかもしれません。が、まず最初の主題と構成をもっと考えて欲しいところです。そこは自分の全てを掛けて教えなくてはいけない箇所でもあり、なかなか伝わりきらない苦労するところでもあります。
自分自身でもそこでは苦労しますから無理も無いんですけど。
おそらくそれが出来れば、作家としてやっていける。趣味としても、かなりしっかりと魅せていけると思うんですけどね。
それが講座を開く、僕の目的で目標です。
最後に長くなりましたが、
個人的には僕は講師には向いてないと思ってます。根が真面目じゃないんで。
以上です。
そうそう、筆届いてます。
今度の水曜日にもって行きますね。
額は届くかどうかちょいと怪しいところですが、多分大丈夫だと思います。
日本画が絵の具がきれいですね。また描きたくなることもあるかもしれないから日本画画材はとってあります。
そのときは、若い先生に反発するおばさまになっているかもしれませんね
ヘタに知識と経験があるおばさまは(わたしのこと?)やっかいな存在なんでしょうね。
初心に戻って初々しく頑張ります!←む、無理?
はっちーさんも絵を描かれるんですね。
とっても素敵な水彩画ですね。
日本画やめてしまったんですか?
もったいない。←5年間の経験と画材が(笑)
それでもって油絵も描かれるなんてすごい。
しかも県展入選ですか!
日本画部門しか見なかったから、はっちーさんの絵を見ることができず残念です。
また遊びにきてくださいね。
わたしもそちらに寄らせていただきます。
造形大でも、先生より経験豊富な生徒さんが、結構大勢いらっしゃいましたね。
通信ですから、先生の方が若いです。
ベテランのおばさまには手をやいておられたみたいですよ(笑)
私のように歳だけくって、何も知らずに入学した者は珍しい存在だったかもね。
なにかで検索してブログにやってきました。
興味深かったので、その後ときどき遊びにきてました。
私も日本画教室に5年ほど通っていましたが、やめて油絵に変えました
そうですね~
先生は新しい描き方ですね。それで、おばさまたちは、前の先生にこういうふうに習った、と古典の描き方だったりしましたね~
最初の教室の講師が芸大出の方でしたから。
上村淳之氏も芸大の講師をなさっていましたしね。(たしかその先生は上村氏にも教わったはず)
京都造形大でもこういう描き方をしないのですか?
わたしが目指す武蔵美がどういうふうに教えてくれるのか楽しみですね~。
教室のおばさま方は芸大贔屓です。
今の先生(多摩美)は一生懸命、いろいろなやり方を教えてくださっているのですか、受け入れてもらえません(笑)。
画風が違いすぎるのと、先生が若すぎるせいでしょうかね。
たまに険悪なムードになりますよ(汗)。
まあ、おばさま方は先生が何と言おうと好き勝手に描かれております。
それが一番だと思います。
大学と違いますからね。
けど、毎回毎回、先生って大変だな~と思うわけです(笑)
京都造形大では
墨は骨書きに使いますが、墨によって調子を出すことは禁じられましたねぇ~~
多麻美と同じですね。←これが基本?
なぜでしょう?
多分、色が濁るからでしょうね。
でも、絵の雰囲気を早めにつかめる利点がありますよね。
胡粉の役目は紙の保護と絵の具の発色を良くすること。
両方の長所を合わせたのが具墨でしょうか。
大学では、最も困難な方法で描くように指導されていたみたいな気がします。写真の使用は許されず、膠は三千本だったし(すぐ腐る)方解末も使わないで(絵の具が乗らない)もう~~描き難いことこの上なし。
今は何でも有り状態で描いていますが、便利な画材や技法を知ったのは卒業してからなんですよ。
大学での、あの指導は”愛の鞭”だったんだなぁ~と感謝してます(笑)
お陰で困難に直面しても、なんとか自力で乗り切れますよ。
結局、自分の絵は自分で責任をもって、好きなように描けばいいんですよね?
決まりなんて無いんだと思います。
楽しんで描ければ最高!