4月13日に加蘇コミュニティセンターで環境学習会が開催されました
地域の方の中には、お気づきの方もいるかもしれませんが、
今年の3月に加蘇コミュニティセンターの屋根には太陽光パネルが設置されました
今回は、その太陽光発電設備の見学会を兼ねた学習会でした。
学習会には市長も参加しました。
環境課職員から事業概要の説明です。
今回の事業の目的は2つあります
まず、1つ目は「再生可能エネルギーの有効利用」です。
再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、水力などの環境にやさしいエネルギーのことです。
現在、日本のエネルギーは、天然ガス・石炭・石油など海外からの輸入にかなり頼っていて
再生可能エネルギーは全体の12%程度なんだそうです。
そして2つ目が「防災機能の強化」です。
今回の設備は、太陽光パネルで発電した電気を蓄電器に充電し、災害等の停電時にも対応できるようになっています。
東日本大震災について仙台市でアンケートを行った中で、避難所に必要な物資について調査したところ、
1位が冷暖房機、2位が携帯電話の充電器、そして3位が発電機だったそうです。
う~ん、どれも電気にかかわるものばかりですね
もちろん、災害が起きないのが一番ですが、万が一、そういった状況になり、加蘇コミセンが避難所になったときに
停電でも電気が使えるのはとても心強いですね。
続いて、今回導入した太陽光パネルのメーカーであるパナソニックの方から設備の説明がありました。
その後、実際の施設を見学しながら、発電量等のお話や実際に停電になったときにどうなるかの実演をしてくれました。
発電量は少なくなりますが、なんとくもりや雪の日でも発電できるそうです
これが、蓄電池です。
普段の生活中では、なかなか環境について改めて考えてみることは少ないかもしれません。
今回の学習会が、地域のみなさんにとって、環境について考えるきっかけになるといいですね