平成25年9月7日、板荷コミュニティセンターで板荷地区婦人防火クラブ連
絡協議会主催の普通救命救急講習会が開催されました。当日は板荷地区の女
性23名が参加、なごやかな雰囲気の中、講習会は進められました。
講師の先生方はなんと、現役の消防士!(かっこいい)左から、横山消防司
令補、齋藤消防士、上田消防士です。
救命救急の技術はもちろん、そのお話からも多くのことを学ぶことができま
した。
その中で私の印象に残ったお話は、「10分間は貴重な時間だが、救急車を呼ん
でから現場に到着するまで約8分かかる」、「心臓と比較して、脳が一度受け
たダメージは回復しないことが多い。命が助かっても社会復帰ができないこ
ともある」「心臓マッサージや人工呼吸をやっていても、救急車のサイレンが
聞こえてきた時点でやめてしまう人が多いので、救急車が到着するまで続け
てほしい」といったお話でした。そして、その中で何よりも印象に残ったの
は、「街中だったら8分で到着する救急車も、板荷地区だともっとかかること
もある」といったこと。「あの人、板荷で倒れたから助からなかった」とか言
われてしまうような事故は絶対に防ぎたい、板荷の一員として、私は強く心
に誓いました。
心肺蘇生法やAED取扱い体験では、参加者の皆さんは真剣そのもの。
今回の講習会により板荷地区が鹿沼一の救命救急の先進地となることを、心
の底から期待しています。