十六夜

お姉ちゃんが帰ってきた！
うれしいな～　うれしいな～　

（クッキー、すごい喜びようだね）



今日はお月様が見えないね。
曇っているからだね。

この季節は、居間から月がよく見える。
月が出ている高さが低いと、お向かいの屋根が邪魔して見えない。
逆に高過ぎると、外に出ないと見えない。
月の出が遅いと、寝てしまう。
寒いと、雨戸を早々と閉めてしまう。
だから、我が家では、
居ながらにして月を望めるのは、この季節だけ。

新月から数えて
１６日目が　十六夜
１７日目は　立待月　　　
１８日目は　居待月
１９日目は　寝待月　　　
と、いうそうだ。

街灯がない時代、
月明かりは生活と密接に関わっていたんだろうね。
月を愛でる気持ちが、この呼び方からも感じられる。