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これまでに磨いてきた武器を捨てる勇気が必要だ

   2021-09-13受講頻度は高ければ高いほど良い」のRさんについて。

  まず、Rさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです

                 「Rさんの体験レッスンの主なスコア20/10/31」たてサッケイド15 数字ランダム1415 漢数字一行〇→161、三69、一→72 たて一行ユニット3536 スピードチェック25
25 ロジカルテストAタイプ16/17(3分)・18/18(3分) イメージ記憶21/40(2分)37/40(1分30秒) 初速766字/分・理解度A-

         「Rさんの体験レッスン(入会時)アンケート20/10/31」「体験感想」初めての経験ばかりだったのでわくわくして取り組むことができ、充実感があった。この訓練を続ければ自分の力が向上するイメージができた。「入会を決めた理由」読書、勉強、仕事の効率化。


 
以下は、Rさんの受講100回目アンケートと最新スコアです。  

          Rさんの受講100回目アンケート21/10/10」     
     マイナス
・特になし。倍速読字数の伸びが少し停滞しているが、安定感と質は増している。



      プラス朝トレで掴んだ集中の感覚を維持できている。私はそれぞれのトレーニング後に、A〜Eの五段階で集中度合をチェックしている。以前は、序盤のトレーニングはCとDが多く、Bになることは稀だった。今は、Bが増え、Dになることはほとんどなくなった。序盤に集中して取り組むことが、中盤以降の結果につながる。序盤は、結果ではなく集中度を重視している。

 ・中盤のトレーニングを楽しむことができている。ロジカルやスピードボード等の、難易度が上がるものはもちろん楽しい。近頃はこれら以上に、かなひろいやイメージ読み、イメージ記憶等の、難易度が変わらずに時間が短くなるものが楽しい。時間が短くなると、従来の解き方では太刀打ちできないことがある。これまでに磨いてきた武器を捨てる勇気が必要だ。結果に一喜一憂しないこと。試行錯誤を繰り返し、新たな武器を探す。霧の中を彷徨っているように感じるときもあるが、一筋の光が差し込む瞬間が必ずくる。見つけたら、信じてまた磨くだけだ。捨てた武器の技術が活きることも、往々にしてある。

 ・するすると結果が伸びた。長く伸び悩んだ期間に、信じて粘り強く取り組むことができたからだと思う。ロジカルD、かなひろい45秒、イメージ記憶45秒45秒では40回くらい足踏みが続いた。ここが成長の踊り場だったのだろう。超えてからは、エスカレーターに乗ったかのようだった。

 余談だが、私は大学で体育会卓球部に所属していた。全国大会の出場経験がある選手がごろごろいる中で、私は県大会に出られれば万々歳というレベル。それでもどうにか追いつこうと、ほとんど毎日練習に励んだ。技術は格段に向上した。練習試合では格上に勝つようになった。しかし、公式試合ではいつも競り負けた。そんなことが1年以上続いた大学2年の秋。インカレ優勝チームの主将との試合。序盤から優位に立ち、思った。これはいよいよ勝てるかもしれない。そのまま試合が進んだ。ふと彼と目が合い、はじめて気づく。彼は、泣きそうな顔をしていた。私は、愕然とした。昔から卓球雑誌で見てきた選手の、悲壮な表情。勝てるわけがないと思った。今思えば、ここが踊り場と階段の境界だったのだろう。練習は続けたが、階段はそこから一段も登れなかった。

 今回、踊り場を超える経験ができ、あのとき抱えた後悔も、苦悩も、無駄ではなかったと思えた。これからも、永遠に続くかのような踊り場がいくつもあるだろう。この経験を活かし、速読以外のことにも、泥くさく、鈍くさく取り組み続けたい。

 以上です。また長くなってしまいました。
 よろしくお願いいたします。

      
         Rさんの受講103目の主なスコア21/10/17」たてサッケイド84 数字ランダム155140
 数字BP66-8(2分)漢数字一行9,720一→5,796、七1,714 たて一行ユニット156143 スピードチェック4056秒4050秒 ロジカルテストFタイプ23/26(3分)・25/28(3分)スピードボード6×623/28(3分)・17/25(3分)イメージ記憶8/40(20秒11/40(20秒)倍速読書『海獣学者、クジラを解剖する。9,500字/分理解度A-たて一行を精度100%で見たが、以前より良く見えた。精度を上げたり下げたりして数字を伸ばす

 月別受講回数は、2020年11月10回・12月10回・2021年1月16回・2月6回・3月3回・4月4回・5月11回・6月6回・7月10回・8月7回・9月14回・10月6回計103回です。


 Rさんからは「各トレーニングの個別効果」をいただいています。

 あくまでも個人的な感覚としてご認識いただきたい。回りくどい表現にならないように断定口調を用いるが、頭を抱えたり首を傾げたりしながら書いている。

 序盤のトレーニング(以下、「序盤」という。):①広く視野を取る力、②早く目を動かす力、③正確に文字と数字を認識する力、を鍛えるため。①~③のうちいずれかに特化したトレーニングと、いずれかに特化せずに組み合わせたトレーニングがある。全体的に、③を重視し過ぎず、意識的に精度を下げることで、より多くの文字と数字を目に飛び込ませる感覚を大切にしている。

 中盤のトレーニングはスコアが目に見えるし、手ごたえがあって楽しい。序盤のトレーニングは楽をしようと思えばいくらでも楽をすることができる。私自身、中盤のスコアを意識しすぎて序盤を蔑ろにしていた経験がある。しかし、速読の肝になるのは序盤。受講回数をある程度重ねた今、改めて思う。講師の方もよく仰るが、序盤でどれだけ負担をかけられたが中盤や倍速につながる。

 以下、サッケイドシートからです。

 ・サッケイド:目を大きく、早く動かすため。目のストレッチをしているイメージ。

  ・数字ランダム:特定の文字を大まかに探すため。一の位が同じ数字を10個まとめて探すため、8割の精度で広く早く見るイメージ。


  漢数字一行:基本的には数字ランダムと同様だが、目を走らせる方向が違う。数字ランダムは縦、漢数字一行は横。〇、四は一瞬で目をかっと見開いてすべて見る。それ以外は〇、四と同様に一目で見て、7割見えればラッキーというイメージ。


  ・漢字二行:①③複数行をまとめて見るため。


  ・たて一行:①②③広さ、早さ、正確さのバランスを整えるため。序盤の総決算。

 中盤のトレーニング(以下、「中盤」という。):序盤で鍛えたをベースに頭を使う要素を加え、より実践的な力を鍛えるため。序盤の成果を可視化するため。スピードチェックとかなひろいのスコアは頭を使う要素が少ない。序盤で適切な負荷がかけられているかの指標となる。手を動かすことと、スコアが可視化されることにより、序盤のトレーニングよりも深く集中しやすいトレーニングだと感じている。中盤のトレーニングで集中する感覚を掴み、序盤のトレーニングでも同等のレベルで集中できるように意識している。


 ・スピードチェック:焦る感覚を味わいながら速度を上げるため。目を一瞬で走らせる力がつく。求められる力はたて一行に近いが、スピードチェックは手を動かす。追いかけられながらもバランス良く目を使うイメージ。


  ・かなひろい:焦る感覚を味わいながら精度を上げるため。広い範囲から不特定多数の文字を認識する力がつく。校正の誤字チェックで、1文字ずつではなく、まとめて見ることができるようになった。マルチタスク力を向上させるトレーニングでもある。


  ロジカル:言葉の情報処理力を高めるため。ロジカル、という名前のとおり、ロジックを理解する力がつく。文章を読んだり、人の話を聞いたりする中で、早い段階でオチを想像できることが増えた。高い集中力を2分以上持続させるトレーニングでもある。


  ・スピードボード:映像の情報処理力を高めるため。人や物の位置関係や動きがイメージする力がつく。司馬遼太郎の『街道をゆく』や沢木耕太郎の『深夜特急』等の紀行文を読んだ際に、筆者の軌跡がすんなりと浮かんできた。楽しみながら集中力を持続させるトレーニングでもある。


  ・イメージ記憶:言葉を映像化する力を高めるため。複数の言葉を即座に組み合わせてイメージする力がつく。特にB~C読みをする際に、捕捉できた単語を複数組み合わせてイメージすることで、概況を理解することができるようになる。一瞬、鋭く集中する感覚を掴みやすいトレーニングでもある。


 ・倍速読書:読書の中で、序盤と中盤の成果を活かすため。精度を意識的にコントロールして読むため。特に実用書を読む際に、A~C読みを自在に使い分けることができるようになった。一度目はB~C読みでざっと目を通し、二度目も同じ速度で読む。これにより、A読みで一度読むよりも、速度と理解度が上がる。倍速で読む際に、想定以上に理解することができて驚くことがある。これは、目と頭の情報処理能力が上がっているものの、自身では認識できていない状態だと考えている。倍速では、自身の読書速度の限界が、限界ではなかったことに気づくことができる。訓練と割り切って、目の動かし方やイメージの仕方を試行錯誤できるトレーニングでもある。


 Rさん、「個別効果」コメント、ありがとうございました  

 以前、Rさんには、「鈍くささを併せ持っている」と書かせてもらったんですが、「体育会」だったんですね。

 取り組み方に筋金が入っているわけです

 きのうのYさん某競技スポーツに熱中しているとのことです。

 むかしから運動をすすめているクリエイトですが、最近、口頭でも話してくれる生徒さんが増えてきました。 






         ※クリエイト速読スクールHP 

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