第77期文演(21/7/10~21/10/2)アンケートからです。
きょうは、ビジネスパーソンのYさん。
2021-06-30「スピードに乗って量をたくさん入れることに躊躇いがなくなりました」のYさんです。
Yさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 仕事でメールを打つ際に人より時間がかかる上に長文になりがちで、 作文力を高める目的で受講しました。 受講済の方々の感想が非常に良かったのも、後押しになりました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文章を立体的に読めるときと、平面的に感じるときが出てきました。 今まで文章の成り立ちを意識して読むことがなく、読みやすいのは 書き手が上手いからと大雑把に流してしまい、上手さの中身に考えが至っていませんでした。 文演の回を重ねるごとに課題作品が優れたものになっていく中で、 松田先生がその都度、何が変化したのかを考えさせてくださり、 筆者の試行錯誤過程を追体験することで自分の感覚が変わったのだと思います。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」 使用したテキストは滑らかで読み進めやすいのに、いざ要約となると途端に難解になりました。いっそ感想文だったらよかったのにと思ったものです。一回目の提出では、自分が気に入った文章を残すことにこだわり、 繰り返し表現などを捨てきれませんでした。次の推敲では、要約を音読したときのつっかえが気になり、言葉の継ぎ方に力を入れだし、要約から脱線していきました。授業で先生が気づきを与えてくださり、どうにか軌道修正できました。二つの章に渡って要約する悩ましさも学びの一つになりました。ついつい一方に肩入れしがちで、残念ながら大きくまとめあげるまでは至らなかったと感じています。最終提出時、とある文章について、客観的には不要な気もするが個人的には凄く深い意味を感じ、残すか捨てるか苦しんだ末、そのまま提出しました。このこだわり部分が、来週の最終授業でどう見られるのか楽しみです。
A.3-2「授業後」同じ作品を扱っているのに要約はどれも違っていて、ふと中学の時の写生大会を思い出しました。全員のを並べてみると、他にあって自分に足りない部分や自分がこだわった部分を他の方はどうまとめたか、冷静に見ることができました。これは独力では得られない気づきでした。みんなで毎週一緒の教室で学んだおかげで、他の人の作品も自分が作者のつもりになって読むことができ、自分が持っていない考え方を吸収できたと思います。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 10代や20代のみなさんの意見や感想は鋭くて、こねくりまわして考える自分の癖を見直させてくれました。初回の授業早々に、みんなで「こういう点が気になる」と意見を出し合った際、実は自分の筆癖そのものだったので、内心冷や汗ものでした。20年の社会人生活で、文章を書くことが書類にハンコを押すごとく単純作業になってしまっていたからだと気づかされました。約2か月間、驚きと発見の連続で、当初の目的以上のものを頂いたと感謝しております。 ぜひ一人でも多くの方に経験してほしいと願います。
Yさんは、送信文に「自分の中では出だしの一文にこだわりがあった」「宿題のために、原文を100回近く読んだはずなのですが、いまだに暗記に至っておりません。その程度の没頭なので、切って貼ったような要約になってしまっているのかもしれません」に書いていました。
さすがにポイントをよくとった「100回近く読んだ」要約でした
また、「こだわ」った書き出しも無駄のない段落でした。
Yさんのようなバリバリのひとに「独力では得られない気づき」があった最終回でしたらよかったです(送信文アップ、了解ナシですみません)。
文演、お疲れさまでした。
Yさんの速読受講は49回です。
「Yさんの受講49回目の主なスコア21/9/21」よこサッケイド40 数字ランダム65・59 数字BP42-4(2分)漢数字一行〇→3,456、三→3,087 、一→1,296たて一行ユニット100・98スピードチェック40(54秒)・40(51秒)ロジカルテストCタイプ28/30(2分41秒)・29/30(2分49秒)イメージ記憶19/40(30秒)31/40(30秒) 倍速読書『有頂天家族』3,600字/分・理解度A-
Yさんはあと1回。
もっともっと受けてくださいとは言わない教室ですから、しっかり受け切ってほしいです。
Yさんには、文演よりも速読のほうが役立ったようです。 真
※クリエイト速読スクールHP