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クリエイト速読スクールブログ
これ自体がトレーニングの動機になってきました
2024-04-17 「訓練の設計・構成に何かロジックがあるように思った」のMさんについて。
60代半ば、某企業の元役員です。
Mさんの体験レッスンスコアとアンケートは、goo文字数の関係で今回は割愛しています(上記↑リンク先にあります)。
以下は、Mさんの受講20回~40回目アンケートと最新スコアです。
「Mさんの受講20回目アンケート24/5/1」
マイナス・現在のトレーニングの受け方、取り組み方、考えていること、感じていることを記します。誤解している点、ポイントを外している点をご指摘いただき、また、よりよいやり方についてアドバイスをお願いします。
- 「サッケイド」は全体を視野にいれるように眺めて、視線でマークを追うのではなく頭の中でマークが見えていると感じていればよしとしてやっています。回数はきちんと数えようとすると動きが止まってしまいますので、なんとなくリズムで数えています。このリズムテンポをあげるようにしてみようと思います。リズムテンポにあわせてサッケイドマークの見え方を速くできないかという考えです。
- 「かな・数字ランダム、BPシート、漢数字一行、漢字二行」は難しいです。視野を広くとってシート、ページを眺めるつもりでも、漠然とした感じになり、文字、数字を拾い出そうとすると、視野が狭くなり、見つからない文字・数字はいつまでたっても見つからないという迷子状態に陥ることがあります。
- 「かな・数字ランダム」はページ全体を眺めようとしていました。考えてみるとBPシートのブロックよりも範囲が大きいので、これでは視野を広げすぎになっているかもしれません。視野は左右に広げて上から1行ずつか2行ずつくらいの適度な範囲でサッと眺めていくようなことを試してみようかと思います。
- 「たて一行ユニット」は昨日(19回目)ようやく50に達成しました。ようやく「い・山・た」などの識別文字セットが見分けられればよいという取り組み方ができるようになってきたかもしれません。サッケイドをやるときのような「いい加減さ」と軽さが大切かもしれないと思いました。
- 「スピードチェックとロジカルテスト」は苦手です。もともと子供の時から頭の回転と体の動きの速さ(自分の遅さ、鈍さの自覚)にはコンプレックスがあります。まずこの心理的なハードルを取り除くことが課題です。これは、何回もやって慣れていくことで解決すると考えることにしたいと思います。
- 昨日のトレーニングを振り返りつつ、帰り道でブログを拝見して、スピチェは左の文字を見て、次に右から探すのではなく、最初から左右全体を視野に入れましょうとアドバイスが書かれているのを読み、なるほどそうかも、と思いました。心がけてみようと思います。
- 「ロジカルテスト」はAタイプをやっていますが、これも多分同様でしょうか。私も「A>C, B<CだからA>B>C」と頭の中でステップを追っていました。これは学校と仕事の経験上の癖であり、正解を出すために順を追わないと安心できなくなるたちなので、なかなか抜けないかしれません。すくなくとも、問題文全体を最初からとらえるようにした方がよいのでしょうか。そのあとの処理はA,B,Cを並べ替えるようなイメージ操作になりそうです。それだとスピードはでそうにありません。コツや攻略法をあれこれ考えるのもスピードの妨げになるような感じもあります。どうしたらよいでしょうか。
- 「かなひろい」は最近スピードと精度が伸び悩んでいると思います。欲張らないで、内容の書き出しは意識せず、かな文字をキチンとさっさとひろうことを大切にしてみようと思います。
- 「イメージ読み」はイメージという言葉を意識しすぎて、イメージではなく、要約をしようとしながら読んでしまったように思います。素直に読んで、素直に思い出しながら、自ずとイメージを思い浮かべながら、書き出しをするようにしたいと思います。
- 「イメージ記憶」はイメージを作ろうとすると、妙に考え込んでしまうので、むしろ「覚える!」という意気込みでやっています。「覚える!」というのは実は思い出すということのようで、思い出すときに(必ずしも視覚的であるとは限らない奇妙な)イメージ(ともいえないなにがしかの感覚)がわいてくれば、結びつきができているので、覚えているということのような気がします。
- 「倍速読書」はなかなか倍速になりません。倍速のつもりでも、内容が気になると途端に元の速度に落ちます。内容を気にせずに行をさっさと追っていくことを心がようとしています。が、これが、難しい! と感じています。注意すべきこと、あるいは、避けるべきことは何でしょうか。
- 昨日(19回目)「倍速読書」をしているときにごく数行の時間ですが、こちらは行を追っているだけで、必ずしも聞き取れないものの、文字の音が鳴っていて、場面のイメージがなんとなく浮かぶということがありました。ただし、内容に気をとられ始めると、元にもどって失速しました。
プラス・仕事の関係の参考書はできるだけ速く、倍速読書的に目を通すようにしています。似たような本をいくつか読むので、その方が情報整理には都合がよい気がしてきました。本によっては、さっさと全体をつかんだ方が、わかりやすい、場合によっては全部細かく読むまでもないなどということがあります。
- 新聞は段を横に読むように心がけています。
- 小説も面白いと気づきました。
- トレーニングでスコアが少しずつでも上がるのは励みになります。
- ブログの他の方のコメントにもあるようにトレーニング後に気分がよくなります。これ自体がトレーニングの動機になってきました。
- 5月1日に初めて2コマ続けて受講しました。2コマ目の後は疲れるかと思いましたが、むしろ、活性化された感じが強まりました。
「Mさんの受講30回目アンケート24/5/31」
マイナス・ランダムシートがなかなか速くならない。
・できるだけつめて通うように努めているものの、少し間があくとやり直し感がさけられない。
・序盤はスコアはともあれ、スピード重視と視野を広くとることを心がけている。他はあれやこれや小手先の工夫は考えないようにしている。
・たて一行ユニットと、中盤はスピードがあがってきている気がする。
・倍速読書はスピード感と理解度(理解感)のバランスがむずかしい。こちらもスピード重視をこころがけたい。
プラス・読むスピードにこだわるようになった。
・速めに目を通して、後から必要なところを読み直している。
・少しむずかし目の本も、視野を広めにとって軽く読んだ方がよさそうな気がしてきた。
「Mさんの受講40回目アンケート24/6/28」
マイナス・基本的にはできるだけ間隔を空けずに回数を重ねていくことが上達の道だと感じています。とはいえ、あれやこれやと考えています。ご助言いただければ幸いです。
序盤 序盤は全般的に伸び悩んでいる感じです。
たて(よこ)サッケイド: 全体をぼんやり見て、黒い点ほぼすべてが視野に入っている感じでやっています。点線は「ある」のがわかる程度。点線の向きは意識しないし、点線をなぞるようなこともしていない。ただ、たての行の上端・下端をとらえているつもりで、右から左の流れ(動き)が巡っているのを数える感じ。右上の点と左下の点だけ見ていることになっているかもしれません。カウントをもっとあげるようにする必要があるのか、もう少し各点や点線を追うようにするのがよいのでしょうか。
かな(数字)ランダム: かなランダムは「あ行」「か行」「さ行」等を、数字ランダムは「1から9」「10から19」「20から29」等をグループにしてグループ内の順番を気にせずに拾っていくやり方ができるようになってきました。この結果、すこしスピードが速くなり始めたところだと思います。ただし、このやり方で、何個拾えたかというカウントがわからなくなって、止る、スピードダウンしてしまうことがあります。特に数字ランダムは拾った数字と拾ったカウントがこんがらがります。このあたりを気にせずに、拾い落とした文字・数字があっても前に進んでいくように心がけようと思っています。スピード優先で気にせずどんどん前に進むという頭の切り替えの訓練でしょうか。
数字(かな、県名)BP: スコアはなかなかあがってきません。メトロノームにあわせてブロック単位あるいはブロックの集まりごとに見る練習をきっかけに見方をかえるようにしています。目標の数字、文字、県名を探し出すよりもブロックの中に目標が見える感じの時の方がよさそうです。すくなくとも力みが減る感じですので、スピードがあがってくるかもしれないと期待しています。
漢数字一行、漢字二行パターンシート: 行単位ではなく段ごとに右から左までぼやっと視野にはいって〇、四、三などそのときどきに目標が並んでいるのが感じられる時がでてきました。スピードを上げようと強く意識しないと速くならない気がします。他方で力むと遅くなるようです。二行パターンは夏と算を見間違えたのが気になったりするとスピードが出ません。
たて一行ユニット: 本番のスピードは伸び悩んでいます。練習で山、川、た、ん、などだけを見るのは、ようやく10ページを超え17ページくらいまでめくるようになりました。パラパラとページをめくることを優先して、キチンと見えているか否かを気にせずに、右ページ、左ページそれぞれあるいは見開きの単位で目標の字が見えた感じがするというようなやり方です。本番では、練習のときに感じに近い感じで進むときもありますが、目標の文がまったく見えなくなってさまようことがあります。
中盤 少しずつスコアが改善しているようです。スピードを優先して、無駄なブレーキを外す必要があるように思います。ただし、何がブレーキになっているのかはわかりません。あれやこれや改善の手口を考えるよりも回数を重ねることが大切かと思います。訓練の時には、「少しでも速くやる」ことに集中するようにしたいと思っています。
スピードチェック: 60秒でやっと30到達で伸び悩んでいます。
ロジカルテスト: すこしずつ速くなってきた感じです。
スピードボード: これまでのパターンは大分できるようになってきました。
イメージ記憶: とても難しくなったと感じています。序盤と中盤の組み合わせで取り組む必要を感じます。それぞれのイメージの組み合わせに時間をかけているわけにはいきません。イメージとはいうものの、対になっている言葉の関係の理屈付けを考えようとして時間をとられているかもしれません。AとはBの関係はこうだからこういうイメージ(映像)のように。しかし、これは実は逆でイメージがパッと浮かばないので、考えだそうとしていると感じているだけかもしれません。同じ問題の現象をどちらの側面から見ているかという表現の違いだけかもしれません。40対を速く見て取る必要もあります。まずはこのスピードが大切かもしれません。などと、あれやこれや考えています。
終盤 倍速読書: 普段小説を読んだことがなかったので、選んでいただいた小説を楽しく読んでいます。内容に気をとられるとスピードがあがらないようです。4,500字/分前後で停滞しています。倍速の時にはスピードをあげるために理解度をBより思い切って下に落としてやってみたいと思います。
プラス・仕事で読む文書、参考書類は速く読むように心がけるようになりました。速く読んでもひととおりの理解は得られることがわかったので、必要な箇所を読み直す時間もとれるだろうと考えて、サッサと読むことにしています。
アイディアや予定の検討メモも速くたくさん書き出すようにこころがけるようにしています。
「Mさんの受講42回目の主なスコア24/7/12」たてサッケイド77 数字ランダム34・36 数字BP14-6(1分)・26-5(2分)漢数字一行〇→900、四→900、三→690 漢字二行口→68、夏→56 たて一行ユニット50・53 スピードチェック33・30 ロジカルテストAタイプ30/30(2分38秒)・29/30(2分51秒)スピードボード4×417/18(3分)・19/20(3分)イメージ記憶19/40(1分30秒)31/40(1分)イメージ読み87個(2分)倍速読書『ノーサイド・ゲーム』4,000字/分・理解度A「数字ランダムは2回とも30を超えた。たて一行は2回とも50台できた。スピードチェックも30をクリアできた」※数字BP・漢字二行は、前回のスコアです。
月別受講回数は、2月4回・3月6回・4月8回・5月12回・6月10回・7月2回の計42回です。
受講42回目スコアで、超優秀東大生Sさんの体験時並みに。ここからがバトル。
Mさん、Mさんの年齢でブログを細かくチェックされているんでしたら、平日朝トレか土日朝トレを受けてみませんか。
Mさんならハードトレに耐えられるはずです。
会社での取締役会だと思えば、ただ楽しいだけになります。
クリエイトの最上の生徒さんたちを見学(?)しながら、レッスンを受けられます。
受講料にこだわるというより、中身にこだわったからココなんですよね。
であれば、本腰入れてみたらどうでしょうか。
また、文章も書かざるを得ないようですから、文演もオススメします。
ほとんどの生徒さんは「初回で元を取っ」ています。 真
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