毎回授業が終わると、今何回目になってしまったのかと、残りの授業数が少なくなることに悲しさを覚えた

　 第49期（2009.1.17～3.14）文演アンケートです。

　きょうは、ビジネスパーソンのＳさんです。

　　　　

　           　 Ｓさんの文演アンケート

　  Q.1どんな目的で受講しましたか？
   A.1　文章を正しく読むとともに、思考力を鍛えるため参加した。また、松田さんが受け持つ授業をうけたかった。

 　　Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか？
　　 A.2　今まで特に気にしていないことを授業で取り上げられ、それを意識して読むことにより、今まで気づかなかった面白さを発見できた。扱われた題材の文章が、過去自分の書いた文章の悪い点と重なり、恥ずかしく感じたときもあった。

　

 　　Q.3宿題の「要約」はどうでしたか？
      A.3－1「授業前」自分の力を問われると感じ、気合が入った。口語体であるため、語り口は柔らかいけれども、それを論理的にまとめていくのは易しいものではなかった。また文字数、前半と後半とのバランスを考えることも、意外に時間を要した。

　　　 A.3－2 「授業後」　提出後、自分の使用した言葉は良かったのか、とか自問自答していた。案の定、松田さんから「自分の言葉」として指摘とも評価ともいえる講評をいただいた時は、今後の課題が見つかり、楽しくなった。なお、「●●●●●」で失点をしたのは、情けなかった。

 

 　  Q.4全体的な感想はどうですか？
     A.4 毎回、松田さんからいただく課題に対し、どのような意図でこの課題を抽出したのか考えることが面白かった。それが読み取れると妙に嬉しかったり、全く考えが浮かばず見解を先に言われると、深い読みに感心と悔しさを感じた。過去の受講生が書いた文章とはいえ、中には描写がすばらしい作品もあり、その文章力に驚いた。毎回授業が終わると、今何回目になってしまったのかと、残りの授業数が少なくなることに悲しさを覚えた。最終回が終了して1週間経つが、何か寂しい気分になる。

　最後になりましたが、本講座を受講して本当に良かったと思っております。また、スタッフの皆様、誠にありがとうございました。

　Ｓさんは、文演の授業では、ふだんよりずっとオトナシクしていたはずです。

　彼のように、ロジカルで舌鋒鋭い人に「毎回授業が終わると、今何回目になってしまったのかと、残りの授業数が少なくなることに悲しさを覚えた」というようなコメントを書いてもらえるというのは、相当な評価を頂戴したという気がします。

　理屈ではなく気持ちの面で、ということでしょうから。

　まだ20代とは、とても思えませんでした。

 

　これから文章の勉強をしようという人よりも、Ｓさんのように基礎的なものがある人の方が、収穫物が多いのは確かです。

　それは、速読の倍速読書訓練のスコアに似ています。真

 

　　　　　　　　　　※クリエイト速読スクールＨＰ

※事務室でクワタさんに「どこですか？」質問されましたので、追加します。
　上の写真は、埼玉県の戸田漕艇場です。景色が英国風で気にいっています。ＪＲ埼京線・戸田公園駅から徒歩10分ほどのところにあります。大学の漕艇部が並び、いつも若い人たちで賑わっています。
　隣接（？）する荒川の河川敷も解放感があります。堤防に沿って、桜並木が2キロほど続いています。