第85期文演(24/2/7~24/4/20)アンケートです。
きょうは、新幹線でクリエイトに通うTさん。
2024-04-11 「自分の出したスコアに目を疑い、計算機を2度叩きました」のTさんです。
Tさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・目的は2つありました。
1つは、アウトプット力を強化することです。情報のインプット→内部処理→アウトプットの流れの中で、インプット、内部処理に関しては、速読のトレーニング効果を実感しています。流れ全体の質を高めるため、成果物としての文章を、速く的確に作成できる力を強化したいと考えました。
もう1つは、言葉の感覚を磨くことです。現在、研究――とくに質的研究――が、重要な仕事の一つになっています。質的研究では、インタビュー調査にご協力いただいた方のお話を、分析手法を用いて分析しています。語られたお話の真意に忠実な分析を行うため、言葉の感覚を磨きたいと考えました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・文章に対する親しみが増しました。
受講前も、文章を書くときには、苦心して書いているつもりでした。ただ、今考えると、それまでの苦心は、事実をありのままに伝えるためのものにとどまっていたと思います。文演を受講し、文章における苦心は、コミュニケーションを深めるためにするものだと気づきました。文章を通して、書き手として伝えたいことを伝わりやすく伝え、読み手として伝えようとしていることを十分に受け取ることができると思うと、苦心にも身が入り、文章が一層身近に感じられるようになりました。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 1回目に提出した要約は、要点と思われることを均等に列挙した“あらすじ”に近いものでした。2回目提出の要約では、まんべんなく抜粋することよりも「筆者の伝えたいことは何か」ということを第一に考えました。「文章を書く上で重要なこと」とともに、「公開される文章を書くことにともなう責任」も、筆者の伝えたいことと考え、要約に残しました。
A.3-2 「授業後」 課題の要約を通して、筆者が伝えたいことは何かを懸命に読み取り、制限字数で表現しようとしたことは、とても良い経験になりました。要点を絞り、かつ漏れなく書こうとしたのですが、時間切れで自分でも納得のいかないまま書いた文が「言い過ぎ」になったり、要点を外したりしていました。書くべきキーワードの1つを、要約に明記することができなかったことからも、多くの気づきがありました。「伝わるだろう」ではなく「伝える」ための努力が足りなかったことを反省しています。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・約2時間半の講義が短く感じられるほど、内容の濃い講義でした。十分に予習、復習して、毎回講義に参加したら、仕事や生活のあらゆる場面で支えとなる、文章の基盤固めができることと思います。
それだけに、3月から時間的余裕がなくなり、参加できた時間が全体の約6割だったことが非常に残念です。全7回の講義のうち1回は京都で開催された学会と重なったため、土曜の夜だけ池袋まで往復して頑張ったのですが、全日程出席は叶いませんでした。
細心の準備と、多くのことを学び取ってほしいという情熱をもってご指導くださった松田さんに御礼申し上げます。講義中の問いかけに続々と応答され、活気ある学びの場にご一緒させていただいた第85期文演受講生の皆様にも感謝いたします。
Tさんは第6回はお休みでした。第3回も、ほぼ2時間遅刻でした
その他にも30分ほどの遅刻もあり「全体の約6割」強の出席となります。
宿題の要約は、さすがプロ。「自分でも納得のいかない」とありますが、書き慣れたものでした。
Tさんの研究論文作成に、少しでも役にたってもらえたらよいのですが。
速読記録カードコメントには「睡眠不足」とよく出てきます。
長期に教室に通うものではないとわかっていますが、多忙なうえに遠方から通うTさんの徹底ぶりには頭がさがります(受講43回。24/5/13)。
きょうから第42期平日朝トレ。
きのう最終で上京し、池袋のビジネスホテル泊。
「仕事はなんとか調整できますが、こちらのスケジュールは決まっていますので」と、いま平日朝トレを受けています。
新幹線の往復料金1回分にもならない受講料金ですが、熱心な生徒さんがいると周りの雰囲気も違います。
なお、第42期平日朝トレは、あしたから7時00分スタートとなりました。
出席者全員が了解してくれました。
これを機に、平日朝トレは7時00分開始-8時20分終了と変更します 真
※クリエイト速読スクールHP