教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
新聞記者を目指して記者養成講座を受けていた
第85期文演(24/2/7~24/4/20)アンケートです。
きょうは、9か月で108回通ったMさんです。
2024-04-06「30分でもしっかり集中して量をこなすことができるようになり、」のMさんです。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・小論文や論文を書くことへの苦手意識を払拭したかった。2年前に受けた昇格試験論文の成績が良くなかったので、自分の文章力を伸ばすきっかけにしたかった。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・読者の頭のなかに情景をイメージさせる文章を書く作家の力量に尊敬の念を覚える。読者に対してきめ細かに配慮しながら文章を書かねばならないことを文演を通じて知った。読み手のことを念頭に置きながら悪戦苦闘して文章を作っても、のちに読み返すと読み手に分かりにくい表現を使っていることに気づく。そのたびに作家の書く力がいかに卓越したものかを痛感する。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」要約は楽しかった。筆者が伝えたい内容を探しながら課題文を読み直すと、ときにこれまでの読み方と違った視点で文章が読めたと感じる瞬間に出会った。今後は本を読み返す機会を増やそうと思った。
750字にまとめる作業はすんなりとはいかなかった。課題文の文章をなるべく使ったほうが良いと松田さんから再三忠告を受けていたが、手を加えたくなる。自分でアレンジした文章が松田さんにどのように批評されるのかも興味があった。要約文を自分なりにアレンジすると著者の論旨からズレていることに気づいては書き直す作業に追われた。文章や段落の繋がりがしっくりこず何度も悩んだ。悩んだ末に納得のいく表現が見つかった瞬間は達成感があり、より良い表現や内容を締切日まで探し続けた。要約文はそのときの自分にとってはベストなものに仕上がったと思う。締切日が早めに設定されていて良かった。もっと作業時間があったら迷宮に迷い込んでしまいそうだった。
A.3-2 「授業後」時間をかけて一生懸命に要約文を作成したからこそ、同じ課題文で作られた優れた要約文の良さが身に染みた。ほかの受講生の文章を拝読して自分の読解力は甘かった。原文から大胆にアレンジされた結果、論旨が明快になっている要約文があった。原文とは異なる表現や文章構成をしても原文の論旨から逸脱しないのは高い読解力があるからだと思う。比較すると自分の文章は内容を詰め込み過ぎており読みづらさが目につく。著者の論旨を読み取りきれていないため色々と詰め込んでしまった。今後も読書量を増やし作家の表現や展開力を学んで読解力を高め、より良い文章を書けるようになりたい。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・文章に対する意識がここまで高まったと実感したのは文演が初めてだ。学生時代に、新聞記者を目指して記者養成講座を受けていた自分に文演を受けさせてあげたかった。当時は作文を何度も書き直して提出しては養成講座の講師から辛辣な批評を受けていた。自分の文章力を伸ばすために、新聞や文章読本は言うまでもなく、講師や記者を目指す仲間に勧められた作家の作品を読んだ。その結果、まともな文章を多少は書けるようになったものの、仲間の書く文章と比較すると自分の書いた文章は稚拙だった。そのうちに「たとえ運良く記者になれたとしても優れた文章を書く記者たちと同じ土俵で勝負していけるのか」と不安になり、紆余曲折を経て最終的に記者の道を諦めることにした。いまの仕事に不満はないものの、新聞記者を目指していたときの自分が文演を受けていたら違った選択をしていたかもしれない。中高生や大学生は文演に一生懸命取り組めば得るものが沢山あると思う。講座のなかで、松田さんが中高生へより具体的なアドバイスを送っていたことも記憶に残っている。将来、自分の息子にも文演を受けさせてあげたい。
クリエイトを最優先に通ってくれている、としか思えない生徒さんが毎年あらわれます。
2023年から2024年は、ダントツにMさんです(月10回受講→プラス2回ですぐわかります)。
Mさんの要約はもっとも支持率が高いものでした。通常なら、それでよしと流すところですが、クリエイトを何より信用してくれた生徒さんのひとり。思いつく限りの指摘をさせてもらいました。周りの生徒さんは重箱の隅つつきと感じたはずです。
速読は、中盤の柱であるロジカルテストとスピードボードはすでに最終盤。クリエイトは、よくできる生徒さんが登場するとその都度訓練教材を深掘りしてきました。そんなふうにして、どこにもないプログラムに成長させてきました(エピゴーネン/コピー商品に法的措置はこれまで通り)。ユウさんら若いひとたちは、クリエイトの主翼をさら拡げていく宿命を背負っていくことになります。
もう少し言えば90分の訓練密度が濃くなった分、受講料金は現在の1.5倍でもよいのかもしれません(体験レッスン受講者がいるコマはお互い様です)。
ところで、Mさんの「息子」さんは幾つなのでしょうか。
気になります 真
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