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一生懸命に取り組んだご褒美

  1月3日(火)まで、教室はお休みをいただいております
 新年は、1月4日(水)午後1時30分~通常授業となります。
  どうぞよいお年をお迎えください





 
第81期文演(22/10/15~22/12/17)アンケートからです。

  きょうは、大学生のJさん

 
2022-12-19体感的に以前よりも2倍進みが早く感じる」のJさんです。



    Jさんの文演アンケート



Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 
・文章を書くことが下手だったため。文章に対する苦手意識を少しでもなくすことができればと思い、受講した。



Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 
文章を他人に読んでもらうためには、書き手が工夫を凝らす必要があることを知った。今まで自分の書いてきた文章には、甘えがあることを痛感した。これらを踏まえて、これからは読み手の立場に立って文章を書くようにしていきたい。



Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」
要約は大変なものであった。要約に書くべきことなのか、逆に要らないところではないかと自問自答しながら、要約する文章に線を引いては、消しを繰り返した。そのため、プリントには線を消した跡がいたるところにでき、もらったプリントは皺だらけになった。手詰まりになったとき、文演ブログを読んだ。一文一文に番号が付された資料を利用することと、配られた資料を読み直すことが役に立つと知った。おかげで大きな枠組みを作り上げることができ、提出をした。

   添削は提出した当日にすぐ帰ってきた。添削のされ方は不思議なものだった。何のコメントもなく、ただ赤い線だけが引かれていた。にもかかわらず、自分が修正できるところはないという文章から、何を書き直せばいいのか読み取れた。言葉なしに何を直すべきかを示していた赤い線はとても面白いものであった。修正を加え、再提出した。


A.3-2「授業後」
何時間もかけて苦しんだ課題の答えが一気に頭の中に流れ込んでくる感覚は、一生懸命に取り組んだご褒美であった。違和感があるのに言語化できずに修正できなかった箇所などを全て教えてもらえ、爽やかな気分であった。後に原文を読み返すと、なぜ拾えなかったのか疑問に思えるほど、筆者の言いたいことがわかるようになっていた。より深く文章を読み取るということがこういったことかと身をもって体験できた。


Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A. 
本を手に取るようになった。活字嫌いで、今まで本から逃げていた。そんな中、文演を通して文章の面白さに気づけた。この変化だけでも受けてよかった。今回学んだ技術を自分のものにしていきたい。


 宿題の要約は1回だけ「添削」というか、提出前チェックがあります。

  本来は、一発勝負で最終回にそのままに取りあげていけばよいのですが、合格点に満たない人の要約を講評してもあまり参考になりません(またその人も、学ぶ以前にイヤな思いが残るだけです)。それで、1回だけの事前チェックがあります。通常は、メールでの遣り取りです。

 Jさんの宿題は、速読に頻繁に通っていますので、メール送信ではなく疑問部分に朱の波線を引いて手渡しました。繰り返し繰り返し読んでいる生徒さんは、何も言わなくてもサッとそれだけでわかるようです。

 Jさんの要約は、第81期のベスト3に入っています

 多少の自信を持って中途半端に取り組む大人たちより、謙虚に取り組んだもののほうがずっと伸び代が拡がります。Jさんの要約は、その象徴のような作品でした。

 基本的には、最初の提出物がその生徒さんの現在です。文演を終了したいまこそ、気持ちを込めて振り返ってみてもよいのかもしれません。



 Jさんは、きのう4限も速読トレにきています。受講47回目でした。

 本気で通い始めた10月からの3か月で43回。

 このまま、もう少し突っ走しってみてほしいです。

 人間的な安定感がこの人の持ち味。

 才能豊かな兄貴Yさんとは、また違った魅力があります。  







          ※クリエイト速読スクールHP            

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