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イメージ記憶訓練について「本番の試験では、まさに一つの知識から関連知識が芋づる式に出てくる」

 本日、2月11日(水)は、
       
建国記念の日でお休みです。

   どうぞ、お間違えのないようにお願いいたします

 

  イメージ記憶訓練について、資格試験受験生必読のコメントがあります。

 2005年司法試験最終合格者佐々木さんのコメントです。

 佐々木さんは、受験生と同時にクリエイトの講師でもありました。

 

   2006年2月11日(祝)にインタビューを実施した、司法試験合格者インタビュー「試験勉強と速読の関係についてからです。

 佐々木講師
  イメージ記憶訓練には、記憶力アップもさることながら、難しい定義や条文の趣旨の理解が深まるという効果があると思います。

 
一つの定義は、それ単独で何か意味があるわけではありません。他の並列的な概念との違いとか、法制度の全体構造の中での位置づけを理解する必要があります。上位概念・下位概念、並列的概念、類似の制度との「関係性」をいかに意識できるかがポイントです。

  イメージ記憶訓練を続けていくと、抽象的な定義相互の「関係性」に非常に敏感になるんですよ。おかげで、本番の試験では、まさに一つの知識から関連知識が芋づる式に出てくる感じでした。

 
単なる記憶術ではないんです。商法、民事訴訟法、刑事訴訟法のように、広く浅く確実に押さえることが要求される科目で、特に効果があったと思います。

 松田
  さすが佐々木さん、コメントがリアルですね。もう少しお願いします。

 佐々木講師
  専門的な話になって恐縮ですが、たとえば、いわゆる「裁判」には、厳密には、判決、決定、命令の三種類があるんです。

   私は、このような並列的概念を見つけると、意識的に分単位で時間を区切って三つの定義を同時に記憶するようにしていました。別に無理しているわけではなく、その方が効率的だからです。

   今のはごく簡単な例ですが、イメージ記憶訓練の応用・実践として、二つの言葉の「関連性」を瞬時に考えるトレーニングを続けていると、一見、教科書でバラバラの箇所に書かれてある用語が、実は関係していることに気づきやすくなります。

   アウトプットの場面でも、「裁判」とくれば、判決だけを想定してはいけないなというように、問題文のひっかけにも、反応しやすくなりました。速く読むことにとらわれすぎると、こういうところを読み飛ばしてしまう危険があります。ところが、イメージ記憶訓練という過程を経ることで、言葉が持つ意味に瞬間的に反応する力が向上するわけです。速く読んでも重要な点の見極めが容易になります。

  
いかに効率的に問題文を読むか、という先ほどの永尾さんの話にも通じるものがあると思います。

 

 こちらには上っ面しかわかりませんが、法律をベースにした資格試験の勉強をしている方には、きっとピンとくるものがあるかと思います。

 

 佐々木さん・永尾さんのインタビューを読んだからパスしたということではありませんが、2006-10-18 法科大学院合格」のAさんも、司法試験合格者インタビュー「試験勉強と速読の関係について」を、よく読んで参考にしたと言っていました。

 なんとなく読み流すことと、自分のこれから先のために真剣に読み込んで血肉にする作業はまったく違います。

 このインタビューによって何人かの方が目から鱗のようなことがもしあれば、ちょうど3年前のこのインタビューが、再び輝きを与えられるというものです。  








           ※クリエイト速読スクールHP

 

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