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クリエイト速読スクールブログ
自分の考えを正確に伝え、他者の考えも正確に理解することは仕事の基本であるし効率化にも繋がる
第48期文演アンケートからです。
第1回は、2008-05-17「二度読み三度読みが癖になっていました」のYさんです。
Yさんの文演アンケート
Q.1どんな目的で受講しましたか?
A.1 文章の作成方法を基本から学ぶことで仕事や今後の人生に役立てたいため。きっかけのひとつは、確か松田さんが、文章力があるといえるのは芥川賞の最終選考に残るくらいのレベルだと仰ったのを聞いて、軽くショックを受けたこと。それまで多少は読み書きする力があるのではないかと思っていたので。
たしかに今まで文章について勉強したことがないし、この機会にその奥深さを体験してみようと思ったため。
Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
A.2 文章を書くことは今までは簡単なことだと思っていたが、実は正確に自分の思いを伝えたり、読みやすくするための工夫が陰で相当必要なのだとわかった。
また、書いた人の考えの浅さや深さを表現してしまうものなので下手なことは書けないと思った。変に構える必要はないと思うが、自分が文章を書く際には慎重になろうと思った。
Q.3宿題の「要約」については、いかがでした?
A.3-1「授業前」どこをポイントにして重点的に書いたら良いのかはっきりとわからなかった。
A.3-2「授業後」 要約にもやり方があり、それを踏まえて行わないと我流になってしまうのだとわかった。私の提出したものは筆者の意図をくまずに自分勝手に要約してしまったものだった。
要約することも仕事と同じで裏づけをとって行うものなのですね。宿題提出後、他の方の要約を読んでもどこがポイントかわからなかったが、自分の要約に●●●●●●いることは気づいた。たしかに筆者は●●●●●と思って削ってしまった。●●●●●●●重要性は客観的にわかる。
だが、そこまで緻密に文章を分析して要約をするものだとは思わなかった。考えてみれば誰が要約するにしても共通するポイントがあるはずで、それを探すには客観的な根拠がなければできない。手を抜いてしまってすいませんでした。
Q.4全体的な感想をお聞かせください。
A.4 全体的にアットホームな感じだった。人の書いた文章を大勢でダメ出ししていくことは、今まで経験がないので新鮮だった。また、文章のプロでない人が書いた作品を多く読む機会もなかったので面白かった。自分でも行いそうな誤った表現の仕方などを指摘されると自分のことのように聞いていた。
実現できるかどうかは別として、文演の内容を学校教育でも取り入れれば、非常に有意義だと思う。少なくとも私は学生の頃、文章の書き方、読み方について深く学んだことはない。文演では初めて知ることがほとんどだった。小中学校では少し早いかもしれないが、全国民が知って損はしない技術だと思う。自分の考えを正確に伝え、他者の考えも正確に理解することは仕事の基本であるし効率化にも繋がる。学生のためにもなるし、ひいては今後の日本の将来のためにもなると思う。
●●●●●は、戦前の伏字のようで見栄えよくないのですが、 Yさんなら赦してくれるかなという、こちらの甘えです。
いつもは、申し訳ないのでザックリと削除しています。
「文章力があるといえるのは芥川賞の最終選考に残るくらいのレベル」は、記憶にありません。でも、言ってもおかしくない比喩です。
メールのラストに、「また速読にも通おうと思います。今後ともお世話になりますが、よろしくお願いいたします」とありました。
これからこそ、速読です。 真
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