ゆず色時間

日々の出来事、毎日のお弁当、料理やお菓子など作った物の記録。日々思うコト書いてます。独り言と日記&雑記帳デス。

3月、晴れてても空気冷たい…。

2019-03-04 07:40:00 | 震災の記憶と思うこと
今日は、久しぶりに雨。

雨の音が落ち着きます。

3月に入り、毎日晴れの日が続いていました。

でも、空気が冷たいのよね。

こんな天気だと、どうしても震災の頃を思い出すのです。

人の記憶って、頭の中だけではないんだと思います。

何かあったときに流行っていてよく聞いていた歌。
そういうのは、何年もたってから聴いても、その頃のことを思い出すし、何かあったときに食べた物、そんなものも、それを口にしたらその頃を思い出す。

いろんな感覚が、そのときの記憶と結び付いて思い出になっているのかな。

そんな感じで、この3月の天気や気温が、私をあの日へ戻すのです。

3月11日近くなると、テレビでも震災特集をやるので、忘れたくても忘れられないし、思い出したくなくても、あの日の風景を思い出してしまう。

3月はそんな月なのです。

何年たっても、きっと忘れられない記憶なのです。

今日は1日雨の予報。

しっかりと仕事こなしましょう。





…。

2018-09-06 07:22:14 | 震災の記憶と思うこと
朝3時過ぎ、ふと目が覚めてスマホをみたら、ニュースが流れていた。
「震度6強の揺れ!!」
どこ?
と見ると北海道。

地震の範囲は広く、青森の方まで広がっています。

それから眠れず、朝テレビをつけたら、その被害の大きさに胸がしめつけられました。

大きな台風が日本を襲ったばかりです。
そこへこの地震。

日本は、どうなってしまうんでしょうか。

どこの地域でも、災害のニュースを見るのは辛い。

6強だなんて、どんなに揺れて、どんなに怖かったか…。

余震も続いているようです。

どうか、早くおさまりますように…。

被害が、大きくなりませんように…。




災害のたびに思うコト

2018-08-11 20:20:00 | 震災の記憶と思うこと
お弁当サボっている間、少し語っちゃおうかなぁ。
と思います。

震災のこととか、ちょっとブラックなこととか。
なので、そういうの苦手~という方は、どうかお盆の間はスルーしてくださいませ。


てことで、
今日の思うコト。
今日は、震災絡みのお話です…。

震災や災害があると、芸能人の方などが被災地を訪れ、炊きだしをしたり、ライブをしたりしたりします。

そうすると必ずでるのが、
「売名行為だ。」
という声。

思うのですが、なぜこういうことをすると売名行為になるのかしら。

いいことしてる♪
って見せつけて、名前を売るってこと?

それだけのために、被災地へと出向くかしら。
と、私は思うのです。

私も東日本大震災の被災者です。

地震、津波に加え、原発の影響もある場所です。

震災後何年かは、多くの住民が県外へと避難し、町に人はあまりいなかった。

そして、原発は収束せず、また何かあるのではないかという不安。
そして何より放射能の不安。

そんな毎日を過ごしていたあの頃。

私の職場が再開したのは、震災から2ヶ月たった頃。

毎日線量計で、放射線量を気にしていた。

そんな状況の中、うちの店へある女性歌手の方が来てくれることになったのです。

うちの店でミニライブをしてくれるとのこと。
その方は、何年か前にヒット曲を出した方で、その曲はとても悲しい曲なんですが、私も大好きです。

当日の朝、店の前の駐車場に、小さな舞台を作りました。

とはいっても、住民があまりいない町です。
お客様が集まるのか心配でしたが、数十名の方が来てくださいました。

暑い日でした。
震災の年の夏です。

店では、見に来てくれたお客様にペットボトルの水を配ることにしました。

熱中症が心配でしたから。

ミニライブが始まり、何曲か歌ってくださいました。

私たち従業員も、交替で見てきていいよ、と店長から許可が出ていたので、みんなで交替で見ました。

私が見に行った時は、故郷を歌っていた所で、お客様の中には、泣きながら一緒に歌っていた方もいらっしゃいました。

ライブのあとは、サイン会を行い、そのあとに従業員の休憩室で、私たちにもサインをしてくださいました。

その方を囲み、従業員みんなと集合写真も撮りました。
その写真はみんな笑顔でした。
みんな、心から嬉しくて、励まされたのです。

そのあとも、年に何回か、いろんな方がうちの店で復興ライブを開催してくれました。

演歌歌手の方。
民謡歌手の方。
声優さん。
お笑い芸能人の方。
様々なジャンルの芸能人の方々が、励ましに来てくれました。

あるお笑いの方は、一日店長さんをやってくださいました。
子供たちがとても喜んでいたのを覚えています。

映画の吹き替えや、アニメでよく聴く声優の方も来てくださいました。

ご自分が演じてる役の声を、次々と披露してくれて、その七変化に驚いたものです。

そのステージを見ながら、お客様たちが一緒に歌ったり、笑ったりしていました。
楽しいひとときを過ごしました。


被災地というのは、どの災害もひどい状態だと思います。
そこへ行くのも困難なくらい。

それに加えて、私の町は放射能の不安がある場所です。

フクシマのものは、人も物も避けられ、嫌われていました。

県外に避難し、買い物をしようとしたら、福島県人お断り、とはりがみがあったとか、福島ナンバーで県外を走っていたら、前を走っていた車から物をぶつけられ「福島へ帰れ!」と言われたという話も聞きました。

私は避難中も、そんな扱いを受けたことはないし、みなさんに親切にしていただいたので、こういう話は一部のコトだと思います。

それでも、あの事故の影響があるのは事実でしょう。
あれだけの爆発だったのですから。

そんなところへ、みなさん来てくれているのです。

みんなが嫌って、避けるこの場所へ来て、私たちを励ましてくれたのです。

私はそれが、売名行為というとのだとは思いません。
というか、思いたくない…。


被災地では、食べるものも不足します。

そんな時に、炊き出しをしてくれるのはとてもありがたいこと。

そしてなにより、私たち被災者を忘れないでいてくれる、そういう想いが嬉しいのです。

同じ考えで、芸能人の方(一般の方もですが)募金などをすると、それを自己満足だとか、なにもせずお金で済ませるのか、とかなんとか言ってくる人もいますが、そのお金は被災者にはありがたいものです。

私も、震災のあと義援金をいただきました。

この金額の中に、どれだけ多くの人の善意が込められているんだろうと思うと、本当にありがたかった。

募金箱だったり、振り込みだったり、ネットだったり、いろいろな方法で募金をすることができますが、どれもきっと
「何かの助けになってほしい。」
という気持ちがあり、それを募金という形で実行しているのだと思います。

そこにあるのは善意です。

その気持ちを、けなさないでほしい。

何か災害があったとき、助け合おうとする気持ち。
そこには、売名行為も、自己満足もない。

自分のできる範囲で、精一杯助けようとしてくれているのだと思う。
そして実際助けてもらっているのです。
被災者という立場を経験してそう思います。

だから、私も微力ですが、何かあったときは、助けになりたいと思っています。

震災からずっと、たくさんの方々に助けられたから。















エリアメール

2017-08-02 12:27:18 | 震災の記憶と思うこと
今日は休み。
お昼はカレートーストにしました。


うめ香ちゃんが、ドライカレーを作って冷凍しておいてくれたので、それを解凍してプチトマトのっけてチーズかけて焼きましたよ。

プチトマトの輪切りってかわいいよね。

アイスコーヒーと共に。

プチトマト落ちそうで、かなり食べにくかったわ。
穏やかな休日の午後…。

昨夜は、ドラクエもやらずに、焼酎の水割り2杯飲んで(またですか)超ご機嫌で眠りについたんですが、夜中の2時過ぎ、エリアメールで起こされた…。

暗闇の中、あの音と、
「地震です!地震です!」
の声はかなり怖いです。

というか、エリアメールがトラウマのようになってるのよね。

あれを聞くと、震災の頃を思い出してしまうから。

あ、今日の地震は震度2でした。

茨城の方は震度4。

最近また地震が多くなってきてるから、ちょっと怖いです…。

こんな風に穏やかに過ごしているとき、ふと不安でいっぱいになるのです。

またあんな地震が起きて、またこの家を、この街を離れなければいけないんじゃないか。
また、大切な人たちとの別れがあるんじゃないか。
震災は、なんの前触れもなく、ごく普通の穏やかな日の中で、突然やって来て、たくさんのものを奪ってしまった。
だから、こんな風にいつもの平和な時間が、逆に怖いのです。


でも、考えていても仕方ないんですよね。
怖がっていても、日々がもったいないだけ。

1日1日大切に、一生懸命過ごさなきゃ。

昨日と同じ今日が来て、昨日と同じ人と会えて、昨日と同じように仕事をして、家族と過ごせること。
震災前は当たり前のことだと思ってたけど、
それはとても、幸せなことです。

それを、いつも忘れずに、元気に笑って過ごしていきたい。

頑張ろう~!!




5年

2016-03-11 22:33:24 | 震災の記憶と思うこと
あの日から5年がたちました。

今日は休み。

地震発生の時刻、町のサイレンが鳴り響くなか、部屋で一人手を合わせました。

あれから5年。

早かったのか、長かったのか、自分でもよくわからない。

町の様子はどんどん変わっていくけれど、復興が進んでいるのかは、あまりよくわからない。

それでも、毎日こうして過ごせていること。
それが何より幸せなんだと思う。

どうかもう2度と、あんな災害が起きませんように。

そして。

どうか、みんな笑顔で過ごしていけますように…。