ゆず色時間

日々の出来事、毎日のお弁当、料理やお菓子など作った物の記録。日々思うコト書いてます。独り言と日記&雑記帳デス。

25年

2020-01-17 08:16:30 | 震災のこと
阪神淡路大震災から25年。

25年といってしまえば一言ですが、辛く悲しい年月だったと思います。

心の傷は、なかなか癒えないもの。

それでも、生きていかなければいけない辛さ。
こうして、いつものように当たり前のような日々を過ごしていけることは奇跡です。
私も震災を体験して実感しています。

遠い福島から、いろんな思いと祈りを込めて…。

2020/1/17























あぁ…そうか…。

2017-05-30 22:47:18 | 震災のこと
今朝のブログにも書いたけど、今月はなんだか不調だった。

それで、思い付いた。
「あ、5月、だからか。」

何度か書いているけれど、5月は震災の避難から一人で地元に戻ってきた月。

3月の震災で家族で避難して、5月に仕事の再開の時に、私一人で戻ってきた。

あの頃は、地元はほとんど避難していて町には人があまりいなくて、仕事していても、お客様はいないし、町のお店も病院も、もちろん学校もいろんな施設もやっていなくて。

不便だし、寂しくて心細いし、何より余震が多かったし、原発は不安と恐怖ばかりだしで。

あの時のそんな気持ちが、この5月の空気や風景で思い出されてくるんだ。

…違うかな。
実際には思い出さなかったけど、体と心が思い出してたのかも。

3月も毎年不調だけど、それは嫌でも震災を思い出すから、自分でも不調や不安や寂しい気持ちの理由がわかってるけど、今年の5月は自覚なかった。

忘れたくないけど、思い出したくない記憶。

思い出したくないけど、やっぱり覚えてるんだな。
だから、訳がわからないけど不安になったり、寂しくなったり、心細くなったりする。


5月も終わり。

しっかり前を向いて、毎日過ごそう。

元気出していこ~!!



祈り

2016-04-25 15:00:00 | 震災のこと
今日は友達のrimuちゃんとランチ。
会うのは久しぶり♪

いつものお店で、楽しくおしゃべりしながら、おいしいランチしてきました。

こんな風に過ごせることは、とても幸せなこと。
当たり前の日常は、何より大切なものです。

あの震災のあと、いつもそう思います。

そして、熊本の地震のニュースを見るたび、早く地震が落ち着いて、皆さんが安心して、手足を伸ばして眠れますように…と祈ります。

同じ思いを経験してるからこそ、今の状況を思うと辛いです。

今の私が、遠いこの場所からできることといえば、少しずつでも募金をすることくらい…。

それでも、これから先、長く続けていきたいと思っています。

他にも、離れていてもできそうなことを考えていきたいと思います。

どうか、1日も早く皆さんの不安がなくなりますように。
怖い思いをせずに、過ごしていけますように。
笑顔で暮らしていけますように…。


祈っても祈っても、まだ足りないくらい。
ずっと祈ってます。

私たちが応援してもらったように、私も微力ながら応援していきたいです。

自分に何ができるのか、考えながら行動して過ごしていきたいです。



思い出してた

2014-09-24 22:15:00 | 震災のこと
ついさっき、結構強い地震があった。

お風呂からあがって、部屋でだらだら過ごしてるうち、うとうとしてきてた時だった。

「あ、揺れてる?」
と、思ったけど大したことナイかな~なんてそのまま寝てたら、揺れがなかなかおさまらず、結構揺れてきて
「起きた方がいいか?」
と思って部屋を出た。

震源地は福島県沖。
…。近いね。

震度4のところもあったけど、うちのあたりは3だったみたい。
これくらいなら大丈夫ね。
と、また部屋に戻ってきたけど、なんとなく震災のときのこと思い出してしまって。


昨日、なぜか職場のみんなと、震災の日の話になって、地震のときのことから避難の話へと続いていったの。

避難から戻ってきた直後は、わりとこの話が多かったけど、さすがに最近はあまり話題にのぼらなかった。

それが何かの話からか、そんな話になって。

誰がどこに避難したとか、避難中こうだったとか。

人の数だけ避難生活の話題があるから話は尽きない。

地震直後に、みんなで店の外に出て、寒い中で状況がなにもわからず立っていた、あの風景を誰1人忘れてない。

あの恐怖も、あの寒さも、あの不安も、みんな忘れることができない、同じ記憶。

話してるうち、気持ちがあの頃に戻りそうだった。


そしてちょうど今日、職場で避難訓練があって、私は誘導係なんだけど、誘導してるうち、あの日を思い出してた。


なんかそんな中で、さっきみたいにちょっと大きな地震が来ると、本当に怖い。

また、あの日みたいになるんじゃないかって。
普段は、ちょっと地震に慣れがあるもんだから
「震度3くらい何てことナイね。」
何て思っちゃうからね。

危なくない地震なんてないんだから、いつも危機感を持たないとね。

でも、もう地震来てほしくない…。



5月の朝

2014-05-12 04:45:57 | 震災のこと
なんだか4時過ぎに目が覚めてから、ちょっといろいろ考えてしまって眠れない。

この時期の朝は、気持ちが落ち込んでしまってるの。

それはたぶん震災のせい。

震災のあった3月は、毎年気持ちが沈んじゃうけど、5月のこの時期も沈むの。

あの年の5月。

避難先から1人帰宅したのが5月だったから。


仕事の再開を機に、私は1人で帰宅した。

地元は病院などが機能してなかったから、持病持ちの父を考え、家族は避先での生活を続けることにし、私は1人での帰宅を選択した。

あの頃、町の人たちはほとんど避難していたから、昼も夜も車も人もほとんど見ることができなかった。

わずかに開いていたコンビニは、朝の9時~夕方5時頃までの営業だったし、私の店も6時閉店という毎日だった。

仕事からの帰り道、誰ともすれ違うことのない道路を運転しながら、何度となく
「もうこの町はダメなのかな。」
そう思った。

真っ暗な町の中、ポツンとついてる家の灯りを見ては、
「あそこの家には人がいるんだ。」
って嬉しく思った。

あの頃は大きな余震もまだまだ多かったし、原発も危険な状態だった。

昼も夜も安心できる時間はなかった。

5月の朝は、明るくて暖かくて気持ちがいいけど、あの頃のことが思い出されて辛い。

太陽が出て新しい1日が始まっても、町は何の変化もなくて、人がいなくて、車も通ることがない。音のない静かな朝。

しまったままのいろんな店。

不便な生活。

寂しさと、先の見えない現実に、何度も涙した。

そうしてるうち7月に家族が帰宅。

少しずつ町に人が戻り始めて、病院や店も開き始めた。



あれから3年経って、町の人口は爆発的に増えた。

朝の通勤時間、たくさんの車と人。

仕事場に行けば、毎日忙しくて、お客様も大勢で、あの頃とは大違いだけど。

5月の朝、目が覚めるとあの頃に戻ったようで、もしかしたら1人なんじゃないか。
また大きな災害が起きるんじゃないか。

そう思って気持ちが沈んでいく。

人恋しくなって、涙が出そうになる。




私らしくないなぁ。

暑くなってくればおさまると思うんだけどね。
それに昼間はなんともないんだし。

心のどこかに、あの頃の寂しくて不安だった自分がいて、普段は忘れてるのに、5月の朝のこの感じがそれを思い出させるんだな。

本当は1年で一番気持ちのいい朝なのにね。


今朝もそんな感じで、不安な気持ちになっていた。


大丈夫。
もうあの頃とは違う。

そう自分に言い聞かせて、もう少し眠ろう。


今日は休み。
いい天気だからたくさん洗濯して、あちこち掃除もして、色鉛筆やったり、何かお菓子を作ろう…。

楽しいこと考えよう。