ゆず色時間

日々の出来事、毎日のお弁当、料理やお菓子など作った物の記録。日々思うコト書いてます。独り言と日記&雑記帳デス。

3年

2014-03-11 15:30:45 | 震災のこと
今年もあの震災があった時間が来ました。

今日は休み。
家にいても落ち着かず、友達とメールをしたりして心を落ち着かせていました。

2時46分。
地震があった時刻。
町のサイレンが鳴り響き、私は部屋で一人黙祷。

去年もその前も仕事だったから、この日を家で過ごすのは初めてです。

今朝、起きたとき
震災の日の朝のことを思い出そうとしたけど思い出せませんでした。

それくらい、あの日の朝もいつもと変わらない普通の日だったのです。

いつものように家を出て、職場につきタイムカードを押して、みんなと挨拶をして。
いつものように仕事をしていただけ。

何の前兆もなく、前日までと同じ生活を過ごしていたのです。
あの地震のその直前まで。

地震のあと、店の駐車場で待機していた時間。
その間に何回も何回も余震があった。

何の情報がないまま、恐怖と不安は募るばかり。

とりあえず今日はみんな帰宅。ということになって、家に戻り初めて被害の酷さを知った。


そのあと原発事故が起きて、でもそのときはまだ、この町に被害が及ぶなんて考えてなかった。

原発が近くにあるのに、私たちはあまりにも知識がなかった。
ずっと、安全だと聞かされていた原発。


だけどそれは、生活も生命も脅かすものだった。

私たちの町にも放射能の危険が迫って、町にいられなくなった。


水も食べるものもなくて、お風呂も入れなくて。
そんな普段からは考えられない避難生活。

避難先で、親戚や知らない人たちからのたくさんの親切で、私たち家族は助けられた。
どれだけ感謝しても感謝しても足りないくらい、優しくしてもらった。


そうして、自分の家に戻り仕事も復帰できた。
あれから3年。

まだ、避難生活を余儀なくされている人がたくさんいます。
私の職場や友人のなかにも、仮設で暮らしながら働いてる人が何人もいます。

復興、復旧といっても、現実はなかなか進んでいません。

悲しみも苦しみも癒えていないのです。

自宅にいて、仕事もしている私は幸せなのです。

だから弱音をはいてはいけない。
ガンバらなきゃいけない。
改めて思う、
3月11日。

早くみんなが安心して暮らせますように。
もう、世界中どこでも、こんな被害が起きませんように。

心から
心から祈ります。



3月…

2014-03-02 20:00:00 | 震災のこと
早いものでもう3月。

また今年もあの日がやって来ます。

3年…。


もう、あのときのコトを思い出しても平気かな。
と思っていたけれど、やっぱりまだまだダメなようで、日に日にあの日の記憶がよみがえってきます。

同僚たちとも震災の時の話がでてきたり。

夏とか秋にはあんまり話さなかったのに、3月が近づくにつれ話が自然と増えてきて。

仕事中に起きた地震の時のコト。
その後の避難生活のコト。

いろんなコトに怯えながら暮らした日々のコト。

忘れたいのに忘れられない日々のコト。。

もう二度と会うことができない人たちのコト。。

そんな話を、つい誰からともなく話してしまう。

3月っていう月が、みんなの心をあの日に戻しちゃうのかも。



たくさんの辛いコトがあって、そんな中で、いろんな人に助けてもらった。

そうやって、なんとか今 生きている。




震災前は、同じような毎日がずっと続いていくんだろうと思っていたけれど、今日と同じ明日が必ず訪れるとは限らない。

いつ死んでもいいように、後悔しない毎日を過ごしたいと思う。

まわりの人も自分も大事にして生きていきたい。




11日

2013-07-11 09:21:24 | 震災のこと
今日で震災から2年4ヶ月。

毎月11日はどうしても「震災から○年○ヶ月たったんだな。」
と思ってしまいます。

それは、この日になるとテレビや新聞などで必ずそういうことを言っているから、ということもありますが、やはり11日という日が忘れられないからでしょう。


震災前と同じ暮らしのようで、あの頃とは全く違う生活。

悲しいこと、つらいこともたくさんあって。

もう会えない人が何人もいて。


あの震災で生き残った私たちは、頑張って生きて復興していかなければいけません。

毎日の生活で、一番の心配事はやはり原発のこと。

原発の今の様子は、テレビやネットで発表されています。

それを見て、



福島が、日本が、安心して暮らせる日は来るんだろうか。

そんなことをいつも考えていますが、11日は特に考えさせられます。

みんなが笑顔で健康で、安心して暮らしていけるよう、心から祈ります。
 



避難生活、命の水

2011-03-22 10:30:55 | 震災のこと
今日はとてもいい天気です。
朝から叔父に連れられて水汲みへ。こちらはまだ水が出ないんです。

水を汲むところまでは自転車で片道20分くらいかな?
ガソリンがあれば、車でビューっといけるけど、今はまだ手に入りにくいので、えっちらおっちら自転車こいでいってきました。

自転車の前と後ろのかごに20リットルの水のタンクをのせ、リュックにこれまた2リュックのペットボトルを2つ入れたんだけど…

慣れない自転車に坂道。
水を入れたタンクはかなり重く、帰ってきたときは腰も足も痛くて…
こんな時はお風呂でのんびりしたいけど、水とガスがないからねぇ。

喉もカラカラだけどごくごく飲めないし。

本当、水は命ですね。

洗濯ができない、お風呂入れない。

着替えもあまりないので、ずっと同じの着てるし。

ご飯も、食器を洗わなくて済むように、ラップしいて使ったりして。

でも一番困るのがトイレ。

せっかく汲んできた水を使うんだものね。
考えてみれば、飲める水を流しちゃうんだから、もったいないことしてるわけよね。

もっと大事に使わないとね。
節水。
節電。
心がけないとね。

避難生活してます。

2011-03-21 22:11:03 | 震災のこと
お久しぶりです。

私は今、仙台へ避難してきています。

テレビで連日放送されている「原発問題」

福島県内の私の住む町は、原発から離れているものの、安心できない微妙な所。
家族揃って避難してから一週間過ぎました。

いつ戻れるのか、戻っても仕事はどうなのか。
まったくわからない状態です。


あの地震の時、うちの店はスプリンクラーが作動してしまい、店内は水浸し。
水がかかったレジも使えず、商品は破損に加えて水濡れ状態。

そして従業員のほとんどが避難生活です。

メールや電話で連絡を取ったりする人もいますが、ほとんどの人はどこへ避難してるか(無事でいるのか)わからないです。

津波の被害にあった人。
地震で家が半壊、全壊した人。
いろんな方がいます。

私は仙台へと避難してきましたが、会津に行った人、山形に行った人、群馬にいった人、と様々です。

友達も同様で、やっぱりバラバラ…

「戻れるのかな?」
そんなことをメールや電話で話してしまう。

不安と悲しみと恐怖と寂しさ。

どれも今までに感じたことがないくらい、強く重く心にのし掛かっていました。