たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

脱原発のこと

2013年11月05日 | その他

小泉純一郎元首相の脱原発発言が活発ですね。私は大変結構な論議だと思います。大いに問題提起し議論を深めて欲しいと思います。
10年も前になりますが、二男が当時仙台のある会社に出向中だった時期、会社の夏休みを利用し二人で東北をほぼ一周する、ぶらぶらドライブ旅行をしたことがあります。

青森県の下北半島の突端にある、恐山に行く途中、むつ小川原六ヶ所村にある、原燃原発核燃料再処理工場の前を、わざわざ見に行ったことがあります。

当時から溜まり続ける使用済み核燃料の始末をどうするのか、興味を持っていました。
有害な放射線が半減するのに、何十万年もかかるのに、始末する場所も方法も決めないで、原発を稼動させ続けることには、問題があり過ぎます。

日本の発電をどうするのか、当然問題が大きいですが、福島原発で大事故が発生してしまった以上、脱原発は待った無しの重要な政策課題です。

再稼動は一切認めない。54基もある原発は全て廃炉する、その時期や工程を国会で早急に決めるべきだと思います。電力不足をどうするかは並行して論議すべきでしょう。
小泉元首相の世論喚起に期待しています。

今日の朝日新聞、一口コント「かたえくぼ」は”すめません”---すみません・・・でしょう---福島県民
でした。自民党石破幹事長が福一原発被災者の帰還について、2日「この地域には住めません。その代わりに手立てをします、といつか誰かが言わなきゃいけない時期は必ず来る、と述べたことに対するコントです。
国会は大事な事から逃げてしまっているのではありませんか。寒さに向かう時期3年目の冬を迎えます。仮住まいの被災者はどんな思いでしょうと、思わずにはおられません。

今日の私は多少の罪悪感も感じながら呑気にゴルフでした。