2016年は伊藤若冲生誕300年でした。各地で展覧会が開かれましたが京都の美術館で楽しませてもらいました。
京都の錦小路の青物問屋「枡源」の長男として誕生して、40歳で家督を弟に譲って画業に専念して85歳で没するまで沢山の傑作を残しています。2000年に京都国立博物館で回顧展が開催されてからネットで人気が広がり、アメリカの収集家プライスさんの若冲コレクションを里帰りさせて開催された「プライスコレクション展」で人気がさらに高まりました。
細密描写で鶏・鸚鵡・鳳凰・人物・動物・昆虫・虫・魚・野菜などが描かれており、観てても少しも飽きがきません、ユーモアのある絵もあります。独特の水墨画の鶏も素晴らしいです。
東京都美術館で開催された「若冲展」は大変な人気で5時間待ちの日もあったとか、残念ながら行けませんでした。
宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の「動植綵絵30幅」を観たかったのですが相国寺承天閣美術館でコロタイプ印刷により精密に復元された絵が展示されていて堪能しました。何度も観たくなります。
ポスターの絵「百犬図」には59匹の犬が描かれています
この絵の野菜はいくつあるのでしょうか?数えるのが楽しいです
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