明治から大正昭和にかけて活躍した日本画家・木島櫻谷(このしまおうこく)の旧宅の特別公開が行われており27日に行ってきました。
櫻谷文庫とは、木島櫻谷の遺作、習作や写生帖、櫻谷の収集した絵画、書、漢籍、典籍、儒学などの書籍1万点以上を収蔵。かって「絵描き村」と称された京都・衣笠に、往時のまま残る貴重な近代の名建築です。大正2年(1913)に建てられた建物は、和館、洋館、画室の3棟からなり、いずれも京都市指定文化財、京都市指定景観重要建造物、国の登録有形文化財に指定されています。
3~4年前に訪れた時は、おひな様が飾られていました。
和館は住居
60年前の梅干し
和様折衷の洋館は収蔵庫、展示室
竹が好きだったようで色々使われています
伊藤若冲の絵画
画室
「唐楓」この唐楓(からかえで)は昭和7年、帝国美術院台13回美術展覧会(帝展)に出品された櫻谷の作品「角とぐ鹿」に描かれています。
80畳の畳敷き大アトリエとして制作室、画塾
泉屋博古館(せんおくはくこかん)住友コレクションで開催されていた展覧会には行きましたが、嵐山の福田美術館と嵯峨嵐山文華館で「木島櫻谷」究めて魅せた「おうこくさん」が開催されています。
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