昨日から最低気温が、再び冬の気温へと向かった。
思っていた以上に寒さを感じたので、
一旦奥の方へ片付けたパッチを再び引っ張り出すことにした。
見上げれば雲一つない晴天。
ひとのこころに時々なぞらえられる、変化の大きい春の気候に苦笑いした。
変化が大きいと言えば、株価がときどき大きく動くことが増えている。
AIで取引は行われるけれども、売り買いを成立させている政治家を顎で使うようなお金持ちの事が、ふと気にかかった。
最近では体温計がスーパー薬局から姿を消していると聞いたけれど、
我が世の春を謳歌している彼ら・彼女らは何に執着しているのだろうかと。
そうすると、欲しいものというよりは、きっと失いたくない心理の方が強いんじゃないだろうかと思えた。
こういった騒ぎの中にあっては、最終的にはやはりわが命に対する執着は人一倍強いのかなと。
ならば、彼ら・彼女らの身の回りで働く人達や
そこへ出入りする業者に、
数々の会社役員連中へいったい何を要求するだろう。
ラジオ体操に連れられてきたと思われる小さな女の子がブランコに揺られている。
肌寒くなった空気の中を、「何がそんなに楽しいのだろう」と思うほどに行ったり来たりを楽しんでいる。
しかし、またいつ容易く奪われるかもしれない自由を大いに楽しんでいると思うと、人生の達人の影を見た気もした。