な~んにもない

もう、わけわからんわ。

いつもとは違う春風に向かって

2020-03-31 19:25:22 | 日記


3月最終日、朝から重い雲が垂れ込めていた。

テレビやラジオからは、今日も暗いニュースばかりが聞こえてくる。

それでもあても無いままに、こたえのない問いに向かって
淡々と地道な積み重ねをしていくより他ない。




吹き抜けていく風に向かって、聴力を奪われながらうつむいて歩く。

可哀想と恐怖の空気で充満しているとこへ、

「今、私たちは冷静に正しく怖がっているのかな」と、

問うことの非道徳観と、敢えて問うことの正義感が

左右からせめぎあって来ては、心をかき乱してゆく。





感染死者をこれ以上増やさない。

その為繰り返される自粛対策に、血が通っているようには思えない。

日々何処かで様々な理由で死んでいく人がいる中で、そんなことはできるんだろうか。




「この病気さえがなかったら」という問いは、感情としては理解できるつもりでいる。

「交通事故がなければ、インフルエンザがなければ、原発さえなければ」

との問いとの違いが、私はうまく呑み込めない。同じなら、違った対策が取れないものだろうか。




今日も野花は春を告げる芽吹きを見せてくれているし、猫や犬も愛らしい。

野生の生き物にとって、暖かな太陽が欠かせない様に、

人々の心にとって、喜びへとつながる行動は欠かせない気がしてくる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする