今朝は、キュンと冷えた。
私にとっては、身も心も引き締まる良い朝となった。
通勤路、いつもなら早い開店準備をしている会社がシャッターを下ろしたままだった。
冷え込んだ風は家庭にも入り込んできている様子。
新型肺炎対策による活動自粛を受けて、家庭内でのいさかいが増えていると聞く。
つい子供にキレるというのは、令和の時代には我が子であっても法的に許されざる行為となった。
ほんの一握りの人達の暴走の為に理不尽な制約を受けるのは、いつもそれなりに暮らしてきた人ばかり。
今、世の中あげて大きなつまづきを経験している。
転んだのなら、脇へ寄って膝はたいて再び歩き出せばよかった時代は過ぎた。
誰が言い始めたのか知らないけれど、何故転んだかを文章にして、安全対策を講じなければならなくなった。
安全第一・生命第一・平和第一、どんな主義であれ、振り回せばその刃で身を切ることとなる。
それは、道徳を看板とした学校教育を持ち込んだこの国の首相を見てもわかる。
過ちが露見するたびに、その道徳の名で責められている。が、権力者は監督するだけでいつも対象外。
アメリカンファーストに始まった、「〇〇第一主義」。
強い春風に吹かれて、どっかへ飛んでってくれないかなぁ。