夕暮れを黙って眺めている。
「久しぶりだなぁ」と懐かしい友人と会うような気分がしている。
見つからない答え探して、今日も日は暮れる。
獣達は住処としての穴へと急ぐだろうし
鳥たちはねぐらとしての巣へと帰るのだろう。
人間だけが路頭に迷い、本当に帰るべき場所を今日も探している。
ウィルスに、世の中かき乱されている様に考えているけれど、
本当は地球に蹴飛ばされたのかもしれない。
生態系から何かとはみ出そうとする、優等生気取りな人間への喝。
だけど、
ここ一番という絶妙なタイミングで誤りをする
というところにこそ人間味はある。
そして、一方的に親しみや敬いを感じようが、
神には人間味を持ち続ける必要はない。
地球にやさしく、なんて形式主義から早く抜け出して、
体の中にもいる様々なものを含めた、天然との真の共生を目指せるといいのかな。
それとも・・・