な~んにもない

もう、わけわからんわ。

心の扉を夕日が彩る

2020-05-01 09:14:24 | 日記


苦しいこともあり、言いたいこともあるだろう。

不満なこともあり、腹の立つこともあり、泣きたいこともあるだろう。

これらをじっとこらえてゆくのが、明治の男の修行であったとか。

男が世の中を動かし、女はその男を動かしていた、とまで言われてみると、

男女同権に染められた脳の中に、違った色彩が拡散する。





夕暮れの山際を見つめながら帰路につく。

街並みや足元に視線を移しては、また同じ方向へ視線を送る。

すると、小さな色の変化に突然気付くことがある。




西洋式に彩られた学校で、人の頭の中の機械的な働きをいくら鍛えても、わからないことはある。

ギリシャ式に知・情・意だけではわからなくとも、感じる何かを頼りにそれぞれの核に迫っていく。

時間をかけなければ、知っていてもわからないままな扉が誰の心にもある。

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