昨夜は寝付けず、寝不足な朝を迎えた。
いつもの時間にオートマティックに目覚めたはいいけれど、体がだるい。
朝食は巻きずし。賞味期限はたいていギリギリな奴が提供される。
見上げれば、季節外れなうろこ雲。
天気の下り坂を示すサインだ。
さすがに旬ではないからか、美形とは言えない。
下り坂なのは、直ぐに敵意がみなぎってくる我が心中もそうだ。
昨日は、働き方改革の申し子へ、暴言を吐きたくなる気持ちをぐっとこらえた。
消えたわけではなく、無意識内でくすぶる材料がまたひとつ増えたに過ぎない。
足りないものばかり数えて、ため息をつく回数が増えている。
我が努力に胡坐をかいて、自分で自分を褒めてやりたいのかも知れないけれど、
表面だけを捉えて感情的になっていると、つまらぬ環境を自分で作ることになる。
苦手なことと短所とは別物だし、得意だからと言って長所とも限らない、
と言い聞かせてみる。
自分の弱点を直せば人生はよくなる、という教育を受けて来たけれど、
思い込みなのか事実なのかはわからない。
が、「いっそ、大雨が降らないかなぁ」という思いは変わらなかった。