CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

100km超えのロングライドを目指して(3)ホイール交換の効果

2010-08-28 10:46:16 | クロスバイク

 8月26日にAL-700XのホイールをSHIMANOのWH-T565へタイヤをシュワルベのMRATHONに交換しました。合わせてスプロケットもボスフリーのMF-TZ-07Sからカセット式のCS-HG30-8Iへと交換。Wht56500
 当日は時間がなかった為、20kmほどの試走しかできませんでしたが、昨日はお定まりの石狩灯台までのロングライドで、乗り心地をしっかりと確認して来ました。
 試走でも高速域で安定するということは分っていたのですが、サイクルコンピュータが故障したままでしたから、感覚でしか判断ができませんでした。ギア比とケイデンスからおおよその速度は推測できるのですが、どうしても速度が確認したくなり、CC-RD200用パーツキットをバイクショップで購入してしまいました。
 時速の表示だけが出ない状態で、センサー位置やバッテリーに問題がないとすると、可能性としてケーブルの断線の可能性が最も高いということは分ってはいたのですが、パーツキットに2千円も出すのなら本体ごと購入しようと考えていたところでした。ところが、ホイール交換が予定外の費用になってしまったので、購入を見合わせていたのですが・・・
 たまたま、ホイール交換をお願いしたバイクショップに在庫があったので、購入してしまいました。その際、店長さんに「ケーブルタイプは断線が多いので、お店ではワイヤレスタイプをお奨めしています」と言われてしまいました・・・自転車といいアクセサリーといい、私はまさに安物買いの何とかの典型のようです・・・
 話しを戻しましょう。歯科治療の後で出発が少々遅くなりましたが、それでも午前9時40分前に自宅をスタート。天候は晴れで気温も予想最高気温が27度という絶好のサイクリング日和。風は南西の為、行きは追い風、帰りは向かい風となります。スプロケットをCS-HG30-8に交換し、ギアが11-32Tに替わっていますので、11,13,15Tという小さなギアを試すためにフロントはミドルに固定することにしました。
 これまでのMF-TZ-07Sは14-28Tでしたから11Tと13Tは全く未知の領域となります。出だしは2×5(38T×15T)でスタートしましたがケイデンス90rpmで28km/hほどの速度に達し、ギアを2×6(38T×13T)に切り替えるとケイデンス80rpmで30km/hをあっさりクリア。追い風の影響もあるのかなぁと思いながらも1時間15分足らずで石狩灯台に到着してしまいました。ここまでの走行距離は27kmジャストでした。
 南西の風の日は行きは追い風でも帰りが向かい風になるので、これまでも往復3時間の壁を破れずにいたのです。ところがこの日は向かい風の帰路もスイスイと走れ、石狩手稲線で最高速度38.8km/hを記録。下り坂以外でこの速度は驚きでした。ギアは2×6でした。通常50kmを超えるロングライドでは後半に速度が急激に落ちるのですが、この日は向かい風の中ギアを2×5へ落とすことになりましたが、往復54kmを2時間45分を少し超えるタイムで走破することができました。サイクルコンピュータの平均速度は23.3km/hでした。
Wht56506_2  今回のホイール交換で気になっていたのはWH-T565の重さでした。ロードバイク用の完組みホイールWH-R500は前後で1,884gなのに対し、WH-M565は2,109gと200g以上も重たいことでした。リム幅も25.2mmとWH-R500の20.8mmと比べ5mm近く幅広の為、25Cのタイヤとのマッチングも心配でしたが、それが全くの杞憂だと分りました。
 ホイールが重いせいか加速感こそありませんが、一旦速度に乗ってしまうと走行が滑らかで高いケイデンスを楽に維持できることが分りました。これはハブの回転が滑らかなことに起因していると思われます。AL-700Xのホイール自体はそれほど重たいものではありませんでしたが、ケイデンスを上げようとすると後ろに引っ張られるような感覚がありましたから、ハブの交換を決断したわけです。Wht56505_2
 結局はホイール交換になってしまいましたが、この走りなら後悔は全くありません。今回のホイール交換はロードレーサーを購入する時に大いに参考になると思っています。私もそうですがロードレーサーを購入する際、コンポーネントにばかり目が行ってしまうものですが、実はこのホイールやハブの大切さを見落としてはいけないことを痛感しています。
 特にシフトチェンジ時やブレーキング時にしか使用しないコンポーネントと違い、タイヤを含めたホイール周りはフレームやフォーク同様に走行に常に影響する部位ですから、コンポーネントよりもホイール周りにお金をかける方がいいのではと思うようになっています。ホイールとタイヤを交換しただけで、平均速度が2km/hほど速くなり、疲労感も大幅に軽減されるのですから、これがロードレーサーになればどんな世界が待っているのか益々楽しみなりました。時速30km巡航、往復100kmのロングライドが見えてきました。

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