寒いです。立春寒波と呼ばれているそうです。
腰も痛いのですが、脚も痛いです。
・・・おばあちゃんみたい?
半纏を羽織って炬燵でお茶を飲んでいます。
・・・おばあちゃんみたい!
現代のベートーヴェンが話題になっているそうです。
晩年のベートーヴェンのように、耳の不自由な作曲家。
嘘をついていたことは、悪いことだと思います。
・・・だからこそ、このタイミングでカミングアウトしたのだと思いますし。
いつか辞めなきゃ、と、思っていたのかもしれませんね。
バラエティ番組で、あるタレントさんが失恋を告白し、話題になっています。
その番組は、「恋人とラブラブで幸せ真っ只中です」のチームと、
「失恋または離婚しました恋するってことを忘れそうなくらい縁遠いです」のチームが、
それぞれのエピソードを紹介しあってヤンヤヤンヤ言う内容でしたが、
その失恋を告白したタレントさんは、ラブラブチームにいたのです。
彼氏とラブラブであることを、テレビや雑誌で公にしていて、
そのためにその番組を含む幾つもの番組から出演のオファーがあり、
「ラブラブです」というキャラクターで、仕事をしていたのですが、
現実との違いに耐えられなくなったのだとか。
心は正直です。
ラブラブではないのにラブラブなキャラとして仕事をしていた彼女は、
嘘つきだと罵られるでしょうか?
「ラブラブなキャラ」としてオファーされた仕事をこなし、ギャラも得ていた。
現実を隠し、キャラを演じていた。
「番組内で突然告白」という、センセーションを巻き起こした。
当然それは話題となった。
それ以降は「失恋キャラ」として仕事が舞い込むことに・・・なるかもしれません。
かなり穿った見方をしてみました。
「耳が聞こえない作曲家」キャラが、「オリンピック前に突然告白」をし、
一大センセーションを巻き起こしましたが、
これから、彼らに何が起こるでしょうか。
耳の聞こえない作曲家。
彼のゴーストライター。
その曲を使用する予定のスケーター。
CDを発売したレコード会社。
CDを購入した客。
彼の特集番組を制作したテレビ局。
彼の特集記事を掲載した雑誌社。
「ゴーストライター」のCDを買ったり、
「ゴーストライター」の演奏会に通う人は、増えるでしょうか。
才能の枯渇を告白した苦悩の作曲家は、
これからどうやって生きていくのでしょうか。
販売差し止めになった雑誌の損害賠償、
JASRACから支払われた著作権使用料の返還・・・
全盲のピアニストや、自衛官の声楽家が
キング・オブ・ハイCと同等にメディアに露出する時代に。
事故から奇跡の生還を遂げた声楽家として売り出せば、
私も売れるね~
多くの音楽家は、新垣さんの才能を認めています。
それだけは付け加えておきたいと思います。