「美麗島」という文字から、旅行ガイド本も兼ねたエッセイかと思って手に取ったのですが、著者は台湾に残る日本の統治時代の建築物を訪ねたり、当時「日本人」であった方から当時の話などを聴き、感じた事などをまとめられています。
新聞「自由時報」会長の吳阿明氏との対談で、氏が「23歳まで日本人であった事」そして戦後日本人が、台湾から引き揚げていく中で氏の弟が「(自分が日本人として育っている事から)僕は、いつ日本に帰るの?」となんの疑いもなく自分に訊いてきた事を話されています。
私は、実際その場でお話しを聞いて居る訳でもないのに胸がしめつけられる思いがしました。
新聞「自由時報」会長の吳阿明氏との対談で、氏が「23歳まで日本人であった事」そして戦後日本人が、台湾から引き揚げていく中で氏の弟が「(自分が日本人として育っている事から)僕は、いつ日本に帰るの?」となんの疑いもなく自分に訊いてきた事を話されています。
私は、実際その場でお話しを聞いて居る訳でもないのに胸がしめつけられる思いがしました。