台湾文化センターで行われたイベントに行ってきました。
王聡威著『生之靜物』が『ここにいる』というタイト出版されました。
イベントでは著書や本書の創作の背景と意図について、また、台湾文学全体について話されました。
王聡威氏について
高雄生まれ、聯合文學編集長。エッセイ「作家日常」、文學「濱線女兒─哈瑪星思戀起 」「師身」などを
発表。
日本の作家や作品の影響を受けたとおっしゃっていました。多くの台湾作家が日本文学を読んでいて、
村上春樹や吉本ばなな等に影響を与えられたとの事。
作品について
●『大阪母子餓死事件(2013年)』を基に描かれた。現代の孤独、自ら他者との関係を断ち切っていく。
それは、共同体では救えない個人の孤独である。
●主人公がぶつぶつとつぶやいている感じに文章がつづられていて、登場人物に語らせる手法を取っている。
●王聡威氏は、この作品はツイッターの140字制限の中で著したとの事。
質疑応答
Q.台湾の孤独死について
A.台湾では、孤独死についてあまり敏感ではない。共通の概念がないことが問題。では、10年後日本の様になってしまうか?それは、ないだろう。なぜなら、日本の状況を知っているのでセーフティーネットがある。
Q.台湾は、家族などの繋がりが強く、そういった倫理観があるので家庭崩壊や孤独死はすくないのでは?
A.台湾人は人情が有るけれど、家庭によって違う。不幸な家庭は、増加しているのではないかと思う。
保守的な家庭程、柔軟な対応が出来ないと思う。
王聡威著『生之靜物』が『ここにいる』というタイト出版されました。
イベントでは著書や本書の創作の背景と意図について、また、台湾文学全体について話されました。
王聡威氏について
高雄生まれ、聯合文學編集長。エッセイ「作家日常」、文學「濱線女兒─哈瑪星思戀起 」「師身」などを
発表。
日本の作家や作品の影響を受けたとおっしゃっていました。多くの台湾作家が日本文学を読んでいて、
村上春樹や吉本ばなな等に影響を与えられたとの事。
作品について
●『大阪母子餓死事件(2013年)』を基に描かれた。現代の孤独、自ら他者との関係を断ち切っていく。
それは、共同体では救えない個人の孤独である。
●主人公がぶつぶつとつぶやいている感じに文章がつづられていて、登場人物に語らせる手法を取っている。
●王聡威氏は、この作品はツイッターの140字制限の中で著したとの事。
質疑応答
Q.台湾の孤独死について
A.台湾では、孤独死についてあまり敏感ではない。共通の概念がないことが問題。では、10年後日本の様になってしまうか?それは、ないだろう。なぜなら、日本の状況を知っているのでセーフティーネットがある。
Q.台湾は、家族などの繋がりが強く、そういった倫理観があるので家庭崩壊や孤独死はすくないのでは?
A.台湾人は人情が有るけれど、家庭によって違う。不幸な家庭は、増加しているのではないかと思う。
保守的な家庭程、柔軟な対応が出来ないと思う。