この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。
断トツに面白いダンスポ
川端 秀夫@ダンボール
ぼくは憂鬱を勇気に、疑惑を確信に、絶望を希望に、悪意を善に、懐疑を信頼に、
屁理屈を沈着冷静に、傲慢を謙抑に置き換える。 ロートレアモン
少年ダンボールによるプロローグ
【少年ダンボールの肖像】
ふん、だ。ボクは少年ダンボール。この春、百色クローバー学園高等部に進級したばかりの十五才、ピッカピカの高校一年生だ。お見知りおきっ!
危ないよ~! この「断トツに面白いダンスポ」持ってると選挙違反で逮捕されちゃうかもしれないよ。知らないからね、ぼく。責任持たないから。ちゃぱちゃぱ♪
少年ダンボール。ぼくの本名は千輝(センキ)と言います。ぼくの名付け親は叔父さんのダンボール氏です。ダンちゃんはぼくが生まれ落ちた時からぼくの教育を熱心に見てくれました。おかげでぼくは進化論に関しては専門家なみの知識を持っています。ダンちゃんは親同然なのです。そこでぼくはハンドルネームを少年ダンボールと名乗ることにしたんです。なにか不明点はありますか? ないですね。では先を急ぎます。
ぼくの叔父さんは業界誌の「ダンボール新聞」というのを経営していて、そこで発行しているダンボール新聞の編集長も兼ねています。ダンボール新聞の編集長だからダンボールというわけ。なにか疑問点は・・・ありませんね。ありがとうございます。
さてこの叔父さん。何を思ったか、昨年の参議院選挙の時に、ネット選挙が解禁されたということもあって、「断トツに面白いダンスポ」というのをインターネット上で発行したんです。スポーツ新聞なのになぜか政治ニュースしか載せない変な新聞でした。
ただ今回発表するのは、その時の記録ではありません。ネット選挙を素材にした小説であり、まったくの新作です。この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。誤解を生む余地はないかと思いますが、念のためお断りしておきます。
叔父さんが一人で始めたダンスポはとても評判がよくて、「ダンボール新聞」の編集部からもボランティアで参加する人も出てきたりして、本体の「ダンボール新聞」よりも発行部数が多くなったそうです。ダンスポってけっこう難しい内容なんです。内容が高度なので理解するのに時間がかかる人もいるかもしれない。でもほんとに断トツに面白いから、とにかく最後まで読み通してみてください。視野も広がると思います。よろしくね。
ダンちゃんが「断トツに面白いダンスポ」を発行する決心をしたのは、アントニオ伊野木さんの参院選立候補声明がきっかけになっています。「伊野木の闘魂」に呼応してダンスポ創刊の決意を固めたとダンちゃんは言っています。伊野木立つという報道が流れた数分後にダンちゃんはキーボードを叩き始めていました。ぼくはそばで見てたからよく知っているんだ。その次の号からはぼくもダンちゃんに協力して活躍しています。少年ダンボールにご注目!
モノノフは戦うぞ~。タオヤメも黙っちゃいないー。 どっからでもかかってこいっ!
少年ダンボールによるプロローグは以上です。ご静聴ありがとうございました。ちゃぱちゃぱ♪
◆『来たるべきアジア主義』第一篇「断トツに面白いダンスポ」少年ダンボールによるプロローグ
⇒ これは便利 『断トツに面白いダンスポ』全四十三編 目次&本文へのリンク
【反撃のトリビア】 トレロカモミロは男の中の男だ! トレロカモミロに続け!
少年ダンボール推薦曲 ⇒ トレロカモミロ 樫の実少年少女合唱団
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます