№11 【断トツに面白いダンスポ】
■「私はいま生きている」=維新・北一輝氏 、ももクロを激賞。
(ダンボール新聞社 -2013-06-11 23:18:14 )
△▽ 北一輝氏へのインタビュー その一 ▽△
インタビュアー ダンスポ芸能部所属記者 維新 獲高(いしん とれたか)
亜細亜維新の会の北一輝氏(革命家)はダンスポの単独インタビューに応じ、6月23日に実施される東京都議会議員選挙について、「投票率は下がり、固い基盤がある自眠党が過半数を取るだろう」との認識を示した。その上で「しかし、亜細亜維新の会は、私が立った以上、次の参院選挙においては必ず勝利を獲ち取るべきである」と述べ、都議選後に過去から現在に至るアイドルが結集して維新の応援体制を構築する必要があるとの考えを強調した。
数十年の眠りからさめて二年前に仮死状態から蘇生したばかりの北一輝氏に、戦後日本のアイドルとして、たとえばどんな人を知っているかと聞いてみた。「アイドルと云う言い方に私は馴染まないのだが、戦後のあはれなるみやらびとして、たとえば美波沙織や盛高千里がいいと思う」という答えが返ってきた。これには記者はすっかり驚いてしまった。というのも、偶然にもユーチューブで初めてふたりの歌を聞いて、記者もすっかりファンになったばかりだったからだ。
しつこいインタビュアーである記者はさらにたずねてみた。「北一輝さん、あなたは美波沙織や盛高千里の、どこがそんなによろしいのですか?」。 北一輝氏は個人的興味まるだしのこんなくだらない質問にもいやがらずに答えてくれた。「私はいま生きている。それが答えだ」とのこと。うーん、よくわからない。
【反撃のアイドル1】 十七才 美波沙織&盛高千里
△▽ 北一輝氏へのインタビュー その二 ▽△
インタビュアー ダンスポ芸能部所属記者 維新 獲高(いしん とれたか)
北一輝氏に、旬のアイドルでは誰が好きか聞いてみた。「ももクロ」と北一輝氏。「ももクロって、もしかしたらももいろクローバーZのことですか」と私。「もしかしなくてもももいろクローバーZだよ。悪いかね」。「いや悪くはないですけどね。モモノフですか?」「そう。私はモノノフだ(=モノノフとはももクロのファンのことを指す。編集部注)」「おどろきましたよ。革命家の北一輝氏がももクロのファンだったなんて。これはビッグニュースだ」と私は叫んだ。
おどろきついでに聞いてみた。「ももクロの中では誰が好きですか」。この質問には北一輝氏はちょっと困った表情を浮かべたがすぐに答えてくれた。「赤い服の子」「リーダーが好きなんですか?」。「そう、私は夏菜子ちゃんのファンだ」。
北一輝さん一推しの百田夏菜子です、イエーイ!
北一輝氏が百田夏菜子を一推しとの発言に私はまたもやびっくり。「だって夏菜子ちゃんって、すごくおバカな子ですよ。北一輝さんのような天才的な頭脳が、あんなあほリーダーのファンだなんて信じられないです」。「・・・・・・(北氏絶句)」。「ももクロは今年の夏に日産スタジアムで6万人の観客を集めてコンサートをやったんですよ」。「知っている」と一輝氏。
私は続けた。「そのコンサートでリーダーの夏菜子ちゃん、なんて言ったか知ってます?」。「なんて言ったんだい?」。「見て~!」と言うなり上空を指差したんです。そしたら6万人が空を見上げました、と信じておくんなさいまし」。「うん、信じよう。それで、どうした」と一輝氏。「6万人が揃いも揃って上空を見上げた。その光景を見て夏菜子ちゃん、〝バカが見る~〟と言い放って、日産スタジアムに集まった満員の聴衆6万人をバカ呼ばわりしたんですよ。〝よかったあ、みんなバカで〟って、付け足す始末。一輝さん、これってどう思います? 夏菜子ちゃんのおバカぶりって桁外れでは? まあ、会場は盛り上がっていましたけどね」。
私のこの説明を聞いて一輝氏く。「そういうのはバカとは言わない。それは天真爛漫というのが正しい。しかも宇宙大の天真爛漫だ。六万もの人間を一瞬で幼児に戻してしまう。天真爛漫の度合いがよほど高い人間にのみ使いこなせるマジックだよ。さすがももクロのリーダーだけのことはある。百田夏菜子のリーダーとしての風格はいまのエピソードを聞いただけでも了解できる。ももいろクローバーZは類神人であり生物進化の最先端を走るランナーであることは不肖北一輝が太鼓判を押して保証できる」と北一輝氏。
「なんだかよくわかんない理屈ですけど、へー、そうなんすか」と私は応じた。「そうだよ、モモノフ君。いま日本のアイドルで戦争と革命とを歌って支持を得ることができているのはももクロだけだ。ももクロは日本の至宝である。ももクロは2020年の最高祭まで進化し続けるだろう。予言しておく。2020年、日本のももクロは世界のももクロとなる。ももクロは、現存する人類を類神人に進化させるべく特別の使命を帯びてこの国に降臨した世界最高のアイドルユニットなのだよ」と断定なさった。
北一輝氏の発言はあまりにもぶっとんでいて、記者にはとうてい理解不可能であった。もっとも革命家の言うことなんか理解できなくとも、こっちとらべつにちっとも困らないんだけど(笑)。
いずれにせよ、北一輝氏の劇的な蘇生、ならびに亜細亜維新の会からの参院選立候補をダンスポは心より祝福したい。革命家であり維新候補者でもある北一輝氏が、まず第一に推奨するのは、ももいろクローバーZにとっても転機となったこの曲である。それでは皆さま、ご一緒にこの歌を聴くこととしましょう。今日が貴方の良き日とならんことを記者は祈っております。
結語。記者は今や確信した。北一輝氏よ、たしかに貴方は今生きている。(文責:維新獲高)
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